国境なき医師団のチーム員、ケニアの大学襲撃事件の救急医療に対応 | アイデアニュース

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国境なき医師団のチーム員、ケニアの大学襲撃事件の救急医療に対応

筆者: 松中みどり 更新日: 2015年4月5日
ガリッサ空港で怪我人の手当てをするMSFのメンバー

ガリッサ空港で怪我人の手当てをするMSFのメンバー

ケニア北東部のガリッサで4月2日に起きた大学の襲撃事件を受け、 国境なき医師団(MSF)は、現地のガリッサ病院でケニアの保健当局を支援しています。 銃撃や爆発などによって負傷した生存者とともに、 事件現場から逃げる際に粉々になったガラス等でけがをした人びとの手当もおこなっています。 (国境なき医師団<MFS: Médecins Sans Frontières >の2015年4月3日プレスリリースより)

ケニアのMSF活動責任者チャールズ・ゴードリーは「我々のチームは、2日木曜日の午後からガリッサ病院の医療チームとともに、ものすごい数の怪我人に対応しています。 MSFは重症度判定をするトリアージを含む救急医療や外科病棟の支援を行い、 これまでに70人以上の負傷者に対応しています」と話します。

MSFのチームは医師1人、 看護師3人、 クリニカル・オフィサー5人、 手術室看護師1人、 物資調達管理調整員を2人で構成されています。

4月3日の朝からはガリッサ空港での医療活動を開始、 空港には何百人もの学生が避難し、 一夜を過ごしていました。 MSFは食糧と水の配給も行いました。 学生らはケニア政府によりナイロビに移送されることになっています。

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<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主宰。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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