ハッピーに宝塚星組マサラ・ミュージカル 『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』 | アイデアニュース

新着 予定 プレゼント 動画

ハッピーに宝塚星組マサラ・ミュージカル 『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』

筆者: きた あつこ 更新日: 2017年7月28日

宝塚歌劇星組公演マサラ・ミュージカル 『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』が、2017年7月22日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで開幕しました。2017年1月の東京国際フォーラム公演からブラッシュアップしたこの作品。ボリウッド(インドのムンバイの旧称「ボンベイ」と「ハリウッド」を合わせてつくられたインド映画産業全般を指す言葉)テイスト満載のダンスはもちろん、時を超えての恋や、サスペンスもたっぷりある、ドラマティックでハッピーなミュージカルです。

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

今回の主演、オーム・プラカーシュ・マキージャー役とオーム・カプール役は、紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん。脇役俳優と、スター俳優を見事に演じ分け、人気女優への切ない恋心を抱いた青年をひたすら明るく陽気に表現したかと思えば、敏腕プロデューサーの罪を暴くシーンではシリアスな迫力ある演技を見せ、紅さんの多彩な表情を楽しむことができました。

脇役俳優オームの憧れの女優、シャンティプリヤ(シャンティ)役と、30年後に現れるシャンティと瓜二つの今時の女の子、サンディ役は、綺咲愛里(きさき・あいり)さん。何をしてもかわいらしい綺咲さんですが、今回のインドの衣装もダンスも、そして歌もかわいらしく、美しく仕上がっていました。

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

敏腕映画プロデューサーのムケーシュ役は七海ひろき(ななみ・ひろき)さん。シャンティと結婚していますが、それを秘密にしています。ある時、シャンティから妊娠を知らされ、結婚の事実を公表したいと迫られますが、自分がようやく手に入れた映画界での地位を手放したくないと、シャンティをなきものにします。自分勝手で冷酷な役ですが、それでも七海さんはクールで魅惑的。シャンティが夢中になるのも納得の妖艶さでした。

2007年にインド国内で大ヒットし、その後世界各地で話題となったインド映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』を原作としたこの舞台。ファラ・カーン監督は、このほどインドから来日して梅田芸術劇場での舞台をご覧になりました。振付の専門家でもある監督に「宝塚のダンスはどうでしたか?」と伺ったところ、監督は「この人たちをみんなボリウッドに連れていって、本物の映画で踊ってもらいたいぐらい、素晴らしかった」と答えられました。ファラ・カーン監督と、この舞台の脚本・演出の小柳奈穂子さん、紅さん、綺咲さんが参加した「囲み取材」の内容は、有料部分後半で詳しくご紹介します。

梅田芸術劇場公演では、公演のラストに新たな“アンコールフィナーレ”が加わり、観客も劇中のナンバーにのって一緒に楽しめる場面が登場します。出演者による振付のレクチャーもありますが、観劇される方は予習をしておくと余裕をもって楽しめるということで、公式サイトに出ている「振付レクチャー動画」を紹介します。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、公演レポートの全文と写真のほか、紅さん、綺咲さん、小柳さん、ファラ・カーンさんの「囲み取材」での発言の詳細を掲載しています。

<有料会員限定部分の小見出し>

■シリアスな場面も多い作品をグッと柔らかくした瀬稀ゆりとさんと十碧れいやさん

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

■芸達者とはこの人のこと。全体を引っ張ったオームの母親役の美稀千種さん

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

■自信満々のムケーシュを追い詰めるオーム、火花が散る紅さんと七海さんの対決

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

■ファラ・カーン監督「次の映画は日本でと、今、考えています(笑)」

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』囲み取材より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

宝塚歌劇星組公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』囲み取材より=撮影:アイデアニュース・橋本正人

<マサラ・ミュージカル『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』>
【大阪公演】2017年7月22日(土)~ 8月7日(月)梅田芸術劇場メインホール
http://www.umegei.com/om-shanti-om/

宝塚歌劇 関連記事:

⇒すべて見る

全文が読める有料会員登録にご協力を

アイデアニュースは、有料会員のみなさんの支援に支えられ、さまざまな現場で頑張っておられる方々の「思いや理想」(ギリシャ語のイデア、英語のアイデア)を伝える独自インタビューを実施して掲載しています。ほとんどの記事には有料会員向け部分があり、有料会員(月額450円、税込)になると、過去の記事を含めて、すべてのコンテンツの全文を読めるようになるほか、有料会員限定プレゼントに応募したり、コメントを書き込めるようになります。有料会費は取材をしてくださっているフリーランスの記者のみなさんの原稿料と編集経費になります。良質な取材活動を続けるため、どうか有料会員登録にご協力をお願いいたします。

    
<筆者プロフィール> きた あつこ/アイデアニュース編集部で1番フツーな人。2人の女のコのママ。サザエさんのタマに似ていると言われる。いろんなことに興味津々で、ちょっと楽しい、ちょっと知りたい情報をHAPPYと共にお届けできるよう、常にウロウロ、常にキョロキョロすることが元気の源。⇒きた あつこさんの記事一覧

コメント欄

有料会員登録してログインすると、コメントを書き込めます(コメントを送信すると、すべての人が読める形で公開されます)。

最近の記事

■ 2024年4月掲載分
■ 2024年3月掲載分
■ 2024年2月掲載分
■ 2024年1月掲載分
■ 2023年12月掲載分
■ 2023年11月掲載分
 過去記事一覧は⇒こちら 有料会員登録は⇒こちら
お勧め商品
新着商品
Sorry, no posts matched your criteria.