「『王家の紋章』初演で、自分に欲があると確信した」、平方元基インタビュー(下) | アイデアニュース

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「『王家の紋章』初演で、自分に欲があると確信した」、平方元基インタビュー(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2017年5月9日

平方元基さんインタビューの後半です。有料部分ではミュージカルデビューから6年を振り返り、進み続けることで見つけた欲や、前へ進む原動力などについて伺いました。※平方元基さんのサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは5月22日(月)です。(このプレゼントの応募は終了しました)

ミュージカル『王家の紋章』より=写真提供:東宝演劇部

ミュージカル『王家の紋章』より=写真提供:東宝演劇部

■初演に比べてテンポがよくなっているので、息付く暇がないです

――客席で拝見していても、特に原作ファンの方々の熱が溢れていて、幕間や終演後がキラキラしているんです。「メンフィスが♪」「イズミルが♪」といつもの帝国劇場とは違う雰囲気です。

喜んで頂けるのは嬉しいですね。演じていて、きっとお客様だったら、このシーンはこうやって観たいだろうなと思ったりします。それは原作の力がものすごく強いんだと思います。僕は少女漫画にそんなに触れたことはありませんでしたが、実際に自分がそのキャラクターになって飛び込んでみたら、ものすごく分かりやすいのに分からない展開がどんどん起きるんだなと。恋をするのはすごく分かりやすい。でも、時空を超える……それは、分からない(笑)。やはり女性でしか作りえない、すごく輝かしく綺麗なものなんでしょうね。だから、こういう機会がなければ触れ合えなかった世界観だと思います。大阪のお客様は絶対好きだと思いますよ!

――なるほど。

物語の最後に舞台から去って、やっと息が出来る感覚です。初演に比べてテンポがよくなっているので、息付く暇がないですね。

――やはりイズミルという役の、場面を変えていく力が大変なんですね。

物語の冒頭に1度舞台に出て、「策を練ってくれ」と言ってから何が起きているのか。時間の経過が自分の中で進んでいないと、「妹が殺されたと知って怒る」だけでは、どうしても感情が動かないんです。舞台に出ていなくても、イズミルの時間が動いていて、舞台に出たときに場面を動かす。そういうエネルギーがイズミルならではだと思います。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、『ロミオ&ジュリエット』や『スカーレット・ピンパーネル』などについて伺った内容など、インタビュー後半の全文を掲載しています。

<有料部分の小見出し>

■自信を持って煌びやかな世界にお客様を誘い込んで、引きずり込む

■自分がやりたいと思うものを提示して発信することで、どんどん現実化していった

■「この人じゃないと出来ないと思う」と言ってもらえる役者になりたい

■今輝ける時に最大限に輝かなければ、自分の未来がない。それがモチベーション

■僕たち自身が大阪のお客様の前で演じることをものすごく楽しみにしている

<ミュージカル『王家の紋章』>
【東京公演】2017年4月8日(土)~5月7日(日) 帝国劇場 (この公演は終了しています)
公式ページ http://www.tohostage.com/ouke/
【大阪公演】2017年5月13日(土)~5月31日(水) 梅田芸術劇場メインホール
公式ページ http://www.umegei.com/ouke/

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※平方元基さんのサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは5月22日(月)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. ruka より:

    後半は、役者としての意識を知れてよかったのと、インタビューを読んでいても日々成長している素敵な俳優さんなんだとわかりとてもよかった。イズミルの画像も本当に素敵で、本当にありがたい記事でした。

  2. ゆ~ より:

    東京公演を観劇した後にイズミルに対する想いや役作りについて語られたこのインタビューを拝見し、大阪公演を観劇したら、また違った気持ちで観劇できました。
    本当に丁寧に演じられているのを観劇していると実感しますし、ステージ上でイズミルとして生き抜いている姿はキラキラ輝いていてとても素敵です。
    お仕事に対する強い覚悟も感じられるとても貴重なインタビューをありがとうございました。

  3. よっすぃ〜 より:

    大阪公演何度か観劇して空気感の違いを楽しんでいます!今最高に輝いている平方さんを応援できてとても幸せです。これからも応援し続けたいと思う、素敵な記事をありがとうございます!

  4. はぐ。 より:

    平方さんのインタビュー後半は、平方さんの仕事への熱意が凄く伝わって良かったです。
    平方さんの今後のお仕事にとても興味が沸きました!

  5. みるみる より:

    元基イズミル、毎回新たな発見があって生きた舞台の素晴しさ、喜び感じました。歌も最高でした。原作を壊さずそれでいて生き生きと自由に膨らませてくれてありがとう!大阪も楽しみにしてます。

  6. euco より:

    イズミル役について、「王家の紋章」について…開幕後のインタビューは本当に貴重で、読みごたえたっぷりでした!まさに「平方元基じゃなきゃできない」ものを築き上げられてるなぁと感じた再演のイズミル。記事の中で語られている平方さんの強い覚悟、お芝居を通じてしっかり客席まで届いています。
    ぜひ、他の作品でもまた平方さんのインタビュー記事を読みたいです!

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