音楽さむねいる:(3)ヴァイオリ二スト猪子恵、初アルバム『ZEFIRO』発売へ

猪子恵 ファーストアルバム「ZEFIRO」より
連載:音楽さむねいる(3)

『ZEFIRO』より第一曲「City of the Old Castle(古城散歩)」、第三曲「Zefiro(イタリアの風)」(※1) 猪子恵(※2) 作曲・演奏(ヴァイオリン)

音楽が運んで来る風があるとしたら、それはどのような膚触りで、どんな色香を漂わせているのであろうか? その問いに一つの明解な答えを示してくれるのが、2016年5月18日に発売されるヴァイオリ二スト、猪子恵氏のファーストアルバム『ZEFIRO』(ゼフィロ)である。

猪子恵 ファーストアルバム「ZEFIRO」より

猪子恵 ファーストアルバム「ZEFIRO」より

■ギリシャの神に由来するタイトル

“Zefiro”とは、イタリア語で“そよ風”を意味し、ギリシャ神話に登場する風の神たちの一柱、ゼピュロス(Zephyros)に由来する。この神は春の訪れを告げる西風の化身であり、豊穣もたらす恵みの主と言われる。樹々の新芽を巡って緑風が流れ始めたこの季節。リリース前の真新しいCDを手にした瞬間、初夏を感じた。そのジャケットには、屋外に通じる戸口に立ち、白亜の部屋以上に白く輝く陽光を浴びながら、髪を風に靡かせ空を仰いでいる演奏者の姿がある。

実はこのアルバムに収められた曲の幾つかは、今年の1月下旬に、高円寺アフターアワーズのライブで実際に聴くことができたものである。しかし、Skunk★Worldの手になるジャケットのその写真を見ると、照明を抑えた小柄なライブ・ハウスで体験した生演奏とは異なり、都会的でどこか晴れやかな響きを容易に想像することができた。

■ 第一曲「City of the Old Castle(古城散歩)」

早速第一曲を聴いてみる。ジプシー風の異国情緒に溢れたヴァイオリンのソロが、冒頭から厳かに奏でられる。それは、巫女が神の降臨を仰ぐ祭文のようでもある。同時に、石造りの城壁で囲まれた、典型的なヨーロッパの古い街並みが目に浮かんでくる。高円寺のライブ・ハウスで猪子氏本人も語っていたことだが、この曲はイタリア中部の街ペルージャをイメージしたものであることを、アルバムの解説で再確認した。ペルージャは、中田英寿選手が所属していたACペルージャ(現ペルージャ・カルチョ)を擁する街であると言った方が、日本人には通りがよかろう。写真をGoogleで調べてみると、予想通り、テラコッタの赤い屋根瓦で葺かれた石造りの家が不規則に並び、街並み全体が波を打っているかのようである。目を閉じて音楽に聴き入ると、とある吟遊詩人の古物語が私の頭の中に紡ぎ出される―

“その昔、名も知らぬ旅人が、はるばる遠方よりこのイタリアの古い街を訪れた。その旅人は城門をくぐり、家々が所狭しと並ぶ道筋を進んで行く。そして、辺りを包む異国の空気に浸り始めると同時に、旅人は自分が吟遊詩人であることを思い出し、背負っていた古楽器で歌を奏で始める。すると、西風が優しくその音楽をすくい上げ、家々を、道を、そして街を巡り、再び戻り来て詩人の髪を吹き、頬を撫でた。その時、旅人の心は空へと飛翔し、旅人は天女のように自由にこの街を音楽で礼賛する”

ここで音楽は、ジプシー風の旋律は残しつつも、ハード・バップ(hard bop)風の軽快な調子に変化する。音楽に合わせ自然に体が拍子をとり始めると、心が羽を得たかのごとく推進力を増し、空の高みへと昇っていく。極みに達したかと思う間もなく、波の響きかと紛うようなざわめきの中に突然鐘の音が鳴り渡る。同時に、再び冒頭のジプシー風の旋律が繰り返され、音楽は静かに収束していく。

“いつしか人々が集まって来て、吟遊詩人の歌に耳を傾ける。やがて彼らは声を合わせ歌い、踊り、そして、街は音楽に包まれる。教会の鐘の音が夕暮れに響き始めると、人々は喝采を後に家路に急ぐ。音楽を終えた旅人は、再び城門をくぐり、この街を後にする”

■第三曲「Zefiro(イタリアの風)」

「City of the Old Castle(古城散歩)」とはうって変わり、ギターによる南欧風のイントロに続いて、アーバン・アダルト・コンテンポラリーの雰囲気がジャズ・ヴァイオリンによって醸し出され、軽快な音楽を鳴らしている。それでいて、ここにもイタリアの風を感じる。この曲の舞台は前曲と同じペルージャであるが、ここに吹いているのは、城壁に囲まれた古い街並みではなく、見はるかす彼方まで続く麦畑を渡る西風、“Zefiro”である。物語は続く―

“もうどのくらい歩いただろうか… 旅人は、明るい陽射しの中に身を置いて後ろを振り向いた。陽炎の向こう側に、石垣の城門と城壁が小さく揺らめいて見える。気が付けば、ずいぶん遠くまで来たものだ。城壁を過ぎると家々がまばらになり、幾つか村を過ぎて来たらしいことが分かった。今立っているここは、ついこの間まで黄金色に輝いていた麦畑である。既に収穫が終わり、強い陽の光で乾いた白い土があるだけ。旅人は背中の古楽器の重さを感じ、再びそれを膝に抱え、額の汗を拭った。そして、風の神ゼピュロスに捧げる古い唄を奏で始める。その瞬間、神は風となり、旅人の唄をねぎらうかのように優しく舞い降り、旅人の耳に夏の伝説を伝え、その黒く長い髪と戯れる-”

■パリでの偶然がジャズへの憧憬を抱くきっかけに

解説によると、ペルージャは2008年にパリにトランジットで寄る前に、猪子氏がイタリアの音楽祭で演奏をした地である。その後彼女は、偶然立ち寄ったパリにあるスタジオで、ステファン・グラッペリ(※3)と演奏をしたことのある老ピアニストに出逢い、彼に聞いた住所を頼りにグラッペリのアパートを訪れた。また偶然にも、グラッペリへのオマージュをテーマにしたジプシー・ジャズ・フェスティバルのポスターを目にし、その演奏会を聴くために帰国便をも遅らせている。ゆえにこの年は、猪子氏がジャズ・ヴァイオリンへの憧憬を抱くきっかけになった記念すべき年である。

「City of the Old Castle(古城散歩)」と「Zefiro(イタリアの風)」には、この年に猪子氏が経験した偶然とも思えないジャズとの様々な出会いが、郷愁にも似た響きで凝縮されているようである。猪子氏のこの体験を、実際に我々は辿ることはできない。しかし、彼女がその記憶を再現すべく演奏するこの二つの曲によって、聴き手はその体験と近く寄り添うことができる。あたかも、異邦人であったはずの猪子氏が、いつの間にかその夏に訪れた土地の人となり、その土地の音楽を奏でているかのような不思議な既視感(デジャ・ヴ=déjà-vu)が、聴き手である我々の心にも憑依するように。これが私の中で語られる、吟遊詩人の古物語の由来なのである。

猪子恵 ファーストアルバム「ZEFIRO」より

猪子恵 ファーストアルバム「ZEFIRO」より

■リリースが楽しみなアルバム

ここで取り上げた2曲の他に、このCDにはあと8曲が収録されている。内4曲は猪子氏の作曲である。解説には、“「OMOKAGE」は3年前に亡くなった愛犬を思った曲、「Buff Beauty」は庭に植えている大好きなバラをイメージしました。

「Orange」は元気を出して前へ進もう!というイメージの曲、「Snow Day」は雪が降るのを見ながら日々の事を思った曲です。”とある。いずれも猪子氏のたぐい稀な感性がとらえた日常の風景が、巧みなヴァイオリンのリードで音となり、聴き手の心と共鳴する。また、B. Powellの「Parisian Thoroughfare」とG. Gershwinの「Summertime」が、このアルバムに絶妙なアクセントを添えている。全ての曲が有機的に連動し、作用し、初夏の爽やかな風を演出しているかのような、とても佳いアルバムがリリースされる運びとなった。diskunionとAmazonとタワーレコードから発売される予定であるが、ショップに並ぶのが今から楽しみである。

<アルバム情報>
タイトル名:ZEFIRO(ゼフィロ)
収録曲名:
1: City Of The Old Castle – 古城散歩 – (M.Inoko)
2: Parisian Thoroughfare (B.Powell)
3: Zefiro – イタリアの風 – (M.Inoko)
4: Buff Beauty (M.Inoko)
5: Spain(C.Corea)
6: OMOKAGE – my dear – (M.Inoko)
7: Orange (M.Inoko)
8: Love For Sale(C.Porter)
9: Summertime(G.Gershwin)
10: Snow Day (M.Inoko)
演奏者:猪子恵(violin) 納谷嘉彦(piano) 田口悌治(guitar) 井上陽介(bass) 則武諒(drums)
発売日:5月18日(diskunion, amazon, タワーレコードから販売)
価格:2,500円(消費税込)

<関連サイト>
「Megumi INOKO 1st Album  “ZEFIRO”」のページ
diskunionの「ZEFIRO」ページ
amazonの「ZEFIRO」ページ
タワーレコードの「ZEFIRO」ページ
猪子恵ウェブサイト

<猪子恵 「ZEFIRO」リリース ライブ日程>

■2016年6月10日(金)徳島 ギャラリー花杏豆
「ZEFIRO」 「With The Wind」ダブルレコ発ライブ! 猪子恵(Vn)納谷嘉彦(P)×田口悌治(G)桜井ゆみ(Vo) 18:30 食事 19:30 ライブ / 3,500円(食事付き) 徳島県徳島市八万町上長谷81-3 tel:088-668-6465 http://www.hanaanzu.info/

■2016年6月11日(土)高松 SO NICE
猪子恵(Vn)納谷嘉彦(P) OPEN 19:30 / START 20:00 MC 3,000円 香川県高松市丸亀町9-7杉山ビル2F T: 087-873-2117

■2016年6月12日(日)徳島 SWING
猪子恵(Vn)納谷嘉彦(P)日景修(B)則武諒(D) OPEN 18:30 / START 19:00 MC 3,500円 徳島市秋田町2丁目 木村ビル2階 TEL 088-622-9669

■2016年6月30日(木)三軒茶屋 Whisper
猪子恵(Vn)納谷嘉彦(P)田口悌治(G)井上陽介(B)則武諒(D) OPEN 19:00 / START 19:30 MC 3,500円 世田谷区若林 1-8-8 デンス河野 B1 Tel. 03-5787-5794 http://whisper.co.jp/whisper/index.html

■2016年7月1日(金)六本木 Softwind
猪子恵(Vn)納谷嘉彦(P)田口悌治(G) OPEN 19:00 / START 20:00 MC 3,000円 港区六本木4-10-8 六本木パーレットビル6F TEL. 03-6808-7337 http://softwind.jp/

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■猪子氏のインターディシプリナリーな演奏活動

■クラシックとジャズの作法の違い

■知的企てによるクラシックとジャズの融合

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■猪子氏のインターディシプリナリーな演奏活動

ここで紹介した曲の作曲者であり、また演奏者でもある猪子氏は、武蔵野音楽大学とミュンヘン音楽大学で正統な音楽教育を受けた人である。現在も、四国唯一のプロ・オーケストラである、瀬戸フィルハーモニー管弦楽団の首席第二ヴァイオリニストであり、編成によってはコンサート・ミストレスも務めるクラシック音楽の専門家である。同時に、ジャズの演奏家プレーヤーとして国内外で幅広く活躍している人でもある。

私がこのコラムを担当するに際して心がけていることは、“ジャンルを問わずに音楽を紹介する”ということである。そして、紹介文に書いたように、クラシックのみならず、ジャズ、ロック、ポップスから日本の古典芸能や、果ては仏教の声明なども、このコラムで扱う対象にしようと考えている。従って、今回猪子氏の『ZEFIRO』を選んだ理由の一つは、彼女のインターディシプリナリー(interdisciplinary=多分野をまたぐ)な活躍が、まさに私が書こうとするものの趣旨を代弁してくれるからである。だが、クラシックとジャズの演奏が“再現音楽”である限り、双方には当然その作法の違いが存在するのも事実である。

■クラシックとジャズの作法の違い

クラシック音楽における指揮者とオーケストラに課された大きな任務は、作曲家が書いた楽譜を忠実に演奏することであろう。“忠実”とはもちろん、作曲家の意図するところを正確に理解して演奏することだが、クラシック音楽の場合、作曲家の大半はもうこの世にいない。演奏者も人間である以上、過去の作曲家の心の奥底にまで踏み込んで、その真意を完璧に理解する術はない。ここに、曲の解釈という名の“のりしろ”が生まれる。従って、彼らの音楽をどのように“忠実に”再現するかは、その曲に対する指揮者とオーケストラの解釈の度合いに大きく左右される。

加えて、と言うよりその前提として、演奏を聴く者のその曲に対する解釈も、演奏者のそれに相対する要素として存在する。この二者が緊張感をもって対峙し、その力関係が均衡する瞬間の有無が、その演奏の良し悪しを決めることになる。いわゆる“心に響く音楽”などというものは、演奏者と聴衆の曲に対する解釈が、微妙なバランスを保って調停(reconcile)する時に成立するのであって、その意味では、演奏者も聴衆も、作曲家の意向を厳密に“忖度(そんたく※4)”するのではなく、“斟酌(しんしゃく※5)”することで、演奏を評価していることになる。

反対に、ジャズにおけるプレーヤーは音の作り手でかつ演奏家であり、それぞれの瞬間の雰囲気をインプロバイズ(improvise)することによって、瞬時に空気の振動に変えていくことができる。聴衆は曲そのものだけでなく、演奏される場所のたたずまい、音の間に漏れ聞こえる人々の息遣い、燻ゆる煙草の匂い、供される酒類などによって醸し出される雰囲気全体を、音楽の対象と捉える。プレーヤーと聴衆との間の緊張感は、曲の解釈によって支配されるのではなく、プレーヤーにも聴衆にも解釈をする猶予を与えず、刻々と変化する“場”の偶然性によって展開していく。この意味においてジャズの演奏は、自然における“空気感”や“雰囲気”を捕捉することによって表現する、印象主義の芸術に極めて近いものがある(フランス印象主義の芸術については次の回で詳しく触れたい)。

■知的企てによるクラシックとジャズの融合

このような形態の音楽が、クラシック音楽を中心に聴いていた私の耳に突然鳴り始めたのは、高校の初めの頃だと記憶している。四国の田舎町で住んでいた私は、東京など都会の高校生とは違い、ジャズ喫茶などに気軽に出入りするような環境にはいなかったが、何故かビートルズを迂回して、ゲリー・マリガン(※6)などのウエスト・コースト・ジャズが飛び込んできた。作曲家の楽譜をいかに忠実に演奏するかを目指しているクラシック音楽とは異なり、自らを統御する自律機能を排したかに見えたこの形態の音楽との邂逅は、私に新たな音楽の地平を拓いてくれた。懐かしい思い出である。

東京で生まれ育ち、東京とドイツで音楽教育を受けたが、縁あってそんな私の郷里の町に住居を構え、クラシックの演奏家として、また、ジャズのプレーヤーとしてクロスオーバーの活動しているのが猪子氏である。 彼女の演奏は、クラシックとジャズの違いを全く消し去るのではなく、双方の優れた演奏技法を用い、それぞれの特徴を際立たせることによって融合を図るという、実に知的な企てを聴く者に突き付けてくる。今回リリースされるCDは、私が以前からクラシック音楽とジャズとの間に感じていた微妙な違和感を、その企みによって取り除こうとしてくれている、まことに得難い作品なのである。

※1 『ZEFIRO』(Cibe-music URIBOU-2016 / Megumi INOKO : violin, Yoshihiko NAYA : piano, Teiji TAGUCHI : guitar, Yosuke INOUE : bass, Ryo NORITAKE : drums )

※2 <猪子恵プロフィール>神奈川県出身。武蔵 野音楽大学を卒業 後、ミュンヘン国立音楽大学大学院に留学。ルイ・グレーラー、ロバート・ダビドビッチ、ハインツ・エンドレスの各氏にヴァイオリンを、ウルリッヒ・コッ ホ、フレッド・ブック、H.エンドレスの各氏に室内楽を師事。在学中、武蔵野音楽大学管弦楽団欧州演奏旅行コンサートミストレスを務める。ミュンヘン音大 大学院在学中、弦楽四重奏、他室内楽でヨーロッパ音楽週間(ミュンヘン)はじめドイツ各地にて音楽祭、演劇音楽等で多数演奏。アウグスブルグの室内合奏団 にてコンサートミストレスとソロを当。アスペンーナガノ音楽祭参加、ザンクト・ヨハン国際音楽週間 にてファイナルコンサートで演奏。シオン国際アカデミーにてティボー・ヴァルガのマスタークラス受講。第26回徳島県芸術祭最優秀賞受賞。第9回徳島県 芸術文化奨励賞受賞。中四国京阪神、海外イタリアにて室内合奏等で活躍。徳島文理大学音楽学部非常勤講師。瀬戸フィルハーモニー交響楽団所属。ま た、指導実績として、今まで育てた数多くの生徒が日本国内の主要コンクールまたは国際コンクールにて優勝入賞多数。旧全四国音楽コンクール、徳島音楽コン クール、日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクールの審査員を務める。その他にも通訳者として、ウィーン国立音楽大学バイオリン科教授のセミナー等で通訳を行うなどしている。ジャズは2008年春にパリで聞いたマヌーシュジャズ(ジプシージャズ)に深く感動、独学で学び始める。2010年オランダのジャズセミナーにて、ヨーロッパ ジャズベース第一人者のHein van de Geyn氏の指導を受けベストアワードバンドとしてロッテルダム市内のカフェレストランなどで演奏。2012年イタリアのウンブリアジャズ・バークリー音大クリニックにてバークリー音大ジャズサクソフォン科准教授のDino Govoni氏、ギター科教授Jim Kelly氏等の指導を受けアウトスタンディング・ミュージシャンシップ賞受賞。イタリア最大のジャズフェスティバルのウンブリア・ジャズ・フェスティバルでバーク リー音大クリニック・ベスト・アワード・バンドで演奏。 2014年イタリアのシエナ・ジャズアカデミーのサマーコースにてMark Turner氏(Ts)、Avishai Cohen氏(Tp)等の指導を受け終了コンサートでターナー氏と共演。2015年ウラジオストク国際ジャズフェスティバルで演奏、好評を得る。今まで共演したミュージシャンは、多田誠司氏(as)石井彰氏(p)納谷嘉彦氏(p)森下滋氏(p)奥山勝氏(p)他。 クラシックの繊細さジャズの自由さなど独自の音を求め、グローバルな音楽を展開中。

※3 Stéphane Grappelli (1908年1月26日-1997年12月1日)。ジャズ・ヴァイオリニンの第一人者。

※4 他人の気持ちを推し量る

※5 他人の気持ちを推し量った上で何らかの処理をする

※6 Gerry Mulligan (1927年4月6日-1996年1月20日)。ジャズ・ミュージシャン。作曲家、ピアニスト、バリトン・サックス演奏者でウエスト・コースト・ジャズの中心的人物。

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