「できるなら千本ノックしたい」、『ダブル・トラブル』相葉裕樹(下)

相葉裕樹さん=撮影・NORI

2人のキャストで10人あまりの登場人物を演じるミュージカルコメディ『ダブル・トラブル』~2022 夏 Season A~に、ジミー・マーティンなどの役で出演する、相葉裕樹さんのインタビュー後編です。

「下」の無料部分では、Season Cに出演される原田さんと太田さんの動画を観ているというお話や、今回チャレンジだと感じていることなどについて伺った合同インタビューの内容を、有料部分では、お客さまの笑い声が支えになるということや、作品のこと、お客さまへのメッセージなど、独自インタビューで伺った内容を紹介します。

相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

ーー前回も出演されている、SeasonCの原田さんや太田さんとは、お話などはされましたか?

SeasonCの2人の稽古はまだなので会ってはいませんが、2人の出演時の映像を家でずっと見ながらミザンスを起こしています。

ーーおふたりの存在を、身近に感じていらっしゃるのですね。

はい、めちゃくちゃ感じています! 先輩の背中を追っているような気持ちです。会うとなると緊張しますね。「舞台で見ていた人だ! 」じゃないですが、二人ともこの舞台の経験者なので、僕のパフォーマンスを見て「ふーん」って思われたら嫌だなって(笑)。

ーーお話を伺っていると、お稽古の中で今、いろいろと大変だと思うのですが、「ここが今回の一番のチャレンジポイント」だと思うのはどこですか?

それが、「どれもこれも」なんです。例えば、クイックリー・モリスは、とても速いテンポで歌うこともありますし、ラップも少し入ってきたりもします。あとは、タップもです。タップは、大人数で踏んだことはあるのですが、その時は仮にタップが万一鳴らなかったとしても、バレないといいますか…。でも、今回のように2人やソロで、パタパタパと踏んで、「カスカス」となったりすると目立ちますよね。踏んだことはあっても、決してタップ経験者ではないので、そこもやはり挑戦になるなと思っています。あとは、レベッカですね。女装して、女性としてしっかり歌うのは、今回が初めてです。

ーー歌声も、いつもとは変わりそうですね。

そうですね。バランスが難しいなと感じています。歌は、動きながらのコントロールもありますし。どの要素も、数をやらないとできないと思っているので、焦りたくないけども、焦りますね。まだ焦る時期ではないと思いつつも、残り3週間くらいしか稽古期間がないので…。できれば、あとプラス2週間欲しいという感じです。なんで、俺、Aチームなんだろう…。

ーーBかCでしたら、もう少し本番が後ろになりますよね。

Bがよかったです!(笑)ここからの稽古で、できるなら千本ノックしたいですね。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、お客さまの笑い声が支えになるということや、作品のこと、お客さまへのメッセージなど、独自インタビューで伺った内容と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■「ここが笑いどころ」という答えを出してくれるのは、劇場でのお客さまの反応

■今回のテーマは「頑張る」。頑張りどころが多く、頑張らないとできない作品

■早替えもタップも、歌もお芝居も。ずっと頑張りどころで、見せ場が続いていく

■「必死さ」を見せたいわけではないが、そこが見えてもひとつの面白さになると思う

<ミュージカル『ダブル・トラブル』2022夏 SeasonA>
【東京公演】2022年7月28日(木)~8月14日(日) オルタナティブシアター
公式サイト
https://www.musical-wtrouble.jp

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相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

※ここから有料会員限定部分です。

■「ここが笑いどころ」という答えを出してくれるのは、劇場でのお客さまの反応

ーーコメディならではの、「笑わせる」難しさのようなものも、今回、感じられていますか?

はい。お客さまが笑ってくださるかどうかは、やってみないとわからないんですけどね。「面白さ」という面では、最終的に答えが出るのは、劇場に入ってからだと思うんです。

ーーそうなのですね。

結局、稽古場ではわからないんですよ。「あ、ここでウケるんだ」とか「ここが笑いどころなんだ」ということは、お客さまが答え合わせをしてくださるんです。劇場に入ってからの空気で感じるものですね。

ーーお客さまの反応を見ながら、「ここが面白いんだな!」と。

今は、劇場ではあまり大きな声で笑えないかもしれませんが、それでもリアクションはあるので、前のめりに反応を楽しみたいです。笑っていただけると、演者としては助けになるんですよね。

ーー笑いが起こると、わかりやすいですよね。

安心するんです。逆に、反応を見ながら「あ、こっちにボール投げてみたけど、全然届いてないんだ! 」とか、「これ全然面白くないんだ」となると、やっぱりダメージが大きいです(笑)。お客さまの笑い声って、すごく支えになるんです。

相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

■今回のテーマは「頑張る」。頑張りどころが多く、頑張らないとできない作品

ーーミュージカル作品はもちろん、声のお仕事など幅広く活躍されていますが、今回の『ダブル・トラブル』ならではの、相葉さんの見どころを教えてください。

自分が初日に、ここからどこまでできるようになっているのかはわからないですが、今の段階でやれること、覚えることにしっかりと取り組んで、面白いものをお届けしたいです。ミュージカルとしても舞台として、そしてコメディとしても「面白い」ものに仕上げたいです。

2人芝居でそこまで持っていけるように、今、チームで取り組んでいます。この作品から何を感じてくださるかは、お客さまに委ねることになるので、どこを見ていただきたいというよりも、とにかく、楽しんでいただけるものを作りたいですね。僕らは、一生懸命やります! 今回のテーマは「頑張る」です。頑張りどころが多いですし、頑張らないとできない作品です。

相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

■早替えもタップも、歌もお芝居も。ずっと頑張りどころで、見せ場が続いていく

ーー全てが「頑張りポイント」ということですね。

早替えにしろ、タップにしろ…。そして、歌もお芝居もですから、ずっと頑張りどころでもあり、見せ場が続いているような作品ですね。

ーー出ずっぱりになりますよね。

そうなんです。最初から最後まで、ずっと見せ場になってくるので。楽しんでください!「頑張れ」って見ていただけたらと思います。でも、お客さまはこの作品をどうご覧になるのだろうなあ…。

相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

■「必死な」ところを見せたいわけではないが、そこが見えてもひとつの面白さになると思う

ーーどのような相葉さんの魅力を楽しめるのだろう? と、10役あまりにチャレンジされるところも含めて、いろいろと楽しみにされているのだろうなあと思います。

必死なところを見せたいわけではないのですが、必死なところも、それはそれで面白いと思いますし、「うわあ、大変そう! 」とか、それぞれに楽しんでいただける作品だと思います。とにかく、今は超、超必死なので、頑張ります!

相葉裕樹さん=撮影・NORI
相葉裕樹さん=撮影・NORI

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“「できるなら千本ノックしたい」、『ダブル・トラブル』相葉裕樹(下)” への 1 件のフィードバック

  1. なお より:

    相葉さんのインタビュー記事を読んで、ダブルトラブルを観るのがより楽しみになりました。

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