色気全開、熱く激しく、加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

今年4月26日にデビュー10周年を迎えた加藤和樹さんの記念ライブが、4月29日に恵比寿LIQUIDROOMで行われた。「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」と題されたライブは、ファン投票による「ライブで聞きたい曲」の上位20曲カウントダウン。いつもとは違うセットリストながら、加藤さんがファンを「良くできた子たちだね」と褒めるほどの「しびれる神ランキング」となり、終始盛り上がったライブだった。さらに、今年の夏と秋には10周年記念ライブとして、ツアーも予定されている。(加藤和樹さんのインタビュー記事は⇒こちら

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

ぎっしりとファンが詰めかけたライブ会場。オールスタンディングで、はじまる前から熱気にあふれていた。そろそろはじまるかと期待が高まったところに、ある映像が流れる。映画館で流れるマナームービー「NO MORE 映画泥棒」にそっくり。加藤さんがカメラのかぶり物をした男になって、ライブ前に注意説明のパフォーマンスする映像だ。この撮影は今年の新年最初の仕事だったそうで、ユニークな加藤さんを見て、笑いに包まれる。会場の温度があがったところでいよいよライブがスタートした。

音楽とともにオープニング映像が流れた。2006年4月26日発売のデビュー曲のミュージック映像を皮切りに、これまでのリリース曲が映し出され、ファンはこの10年に思いを巡らせただろう。スクリーン中央に10周年のロゴが浮かぶと、加藤さんのシルエット映像が浮かびあがる。1曲目はリクエスト20位「あなたと出会えて僕は幸せでした」。10周年ライブの幕開きにふさわしいナンバーだ。後のMCで「スタートからすごいランキング」と加藤さんも感心するほどだった。

映像の加藤さんのシルエットが透けて、スクリーン向こうの加藤さん本人に重なると、爆音が鳴り響く。2曲目はリクエスト19位「EASY GO」。逆光に浮かび上がった加藤さんと、ファンの掲げた無数の手が重なり、とても美しい光景だった。「和樹ー! 和樹ー!」と熱い歓声に包まれ、色気全開のライブの幕が上がった。(※この続きはアイデアニュース有料会員限定部分での紹介とさせていただきます)

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

<加藤和樹さんの今後のおもな予定>
ミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』 2016年5月21日~ 大阪

http://www.umegei.com/1789/
80曲強の加藤和樹名義全曲ライブ『ALL ATTACK KK』 2016年7月9日~ 愛知・大阪・東京

http://katokazuki.com/nap.html
舞台『真田十勇士』 2016年9月11日~ 東京・神奈川・兵庫

http://sanadajuyushi.jp/
映画『真田十勇士』 2016年9月22日~ 全国

http://sanada10braves.jp/(動画が自動再生されます)
アコースティックライブ『KK-station2016』 2016年10月30日~ 東京・宮城・大阪・愛知・福岡・広島・東京

http://katokazuki.com/
ミュージカル『フランケンシュタイン』 2017年 東京

http://www.tohostage.com/frankenstein/

<関連サイト>

Kazuki Kato official web site ⇒http://katokazuki.com/

加藤和樹オフィシャルブログ ⇒http://ameblo.jp/katokazuki-blog/

アイデアニュースの加藤和樹さん関係記事一覧 ⇒ここをクリック

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■「自分で組んだら絶対にこんなセットリストにはならない」というほど、激しい曲が続く

■「Venom」「Venus」「WARNING」はギターを弾きながら

■加藤さん作詞作曲の「あいことば」と「軌跡」を続けて。リクエストによるランキングならではの構成

■「FLAMiNG iCE」「灼熱フィンガーでFEVER!」と盛り上がり、1位は、「Shining Road」

■「人を動かすのは人、傷つけるのも人。こうやって発信することで、小さな力が大きな力になれば」

■「自分で組んだら絶対にこんなセットリストにはならない」というほど、激しい曲が続く

ここからは激しいロックナンバーが続く。「狂気の花」「砂の城」「リアル」、MCを挟んで「欲情-libido-」「千本桜」「instinctive love」。自分で組んだら絶対にこんなセットリストにはならないという程、激しい曲が続き、会場のボルテージも上がりまくりだ。ステージにある大きなスピーカーに足をのせる姿のかっこいいこと! さらにはスピーカーの上に立ち上がって、客席をあおる。

■「Venom」「Venus」「WARNING」はギターを弾きながら

続いて、リクエスト12位「In the future」を歌い、さらに「Venom」「Venus」「WARNING」はギターを弾きながら歌った。

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

加藤和樹10周年記念ライブ「“GIG”2016 〜Count Down KK〜」より

■加藤さん作詞作曲の「あいことば」と「軌跡」を続けて。リクエストによるランキングならではの構成

そして、「あいことば」「軌跡」。これは加藤さんの作詞作曲ナンバーだ。「あいことば」はバラードで、切ない声が艶っぽい。「軌跡」はミディアムバラードで、7周年の際に今まで支えてきてくれた人々へ贈った曲。どちらも普段のライブならアンコールに歌う曲だそう。リクエストによるランキングならでは、この日しか味わえない構成だった。

■「FLAMiNG iCE」「灼熱フィンガーでFEVER!」と盛り上がり、1位は、「Shining Road」

残るは6曲。リクエスト6位「僕らの未来〜3月4日〜」の後にはコール&レスポンスで会場が一つになる。ともにタオルを掲げて振り回し、さらにテンションを上げていく。そして、「BEACH」「Vampire」「FLAMiNG iCE」「灼熱フィンガーでFEVER!」と、盛り上がりは最高潮だ。加藤さんはスピーカーの上で跳ねまくる。栄えあるリクエスト1位は、「Shining Road」だった。

■「人を動かすのは人、傷つけるのも人。こうやって発信することで、小さな力が大きな力になれば」

アンコールは、今年4月20日にリリースされた「夢追人」と「春恋」。加藤自身が名古屋から東京に出てきて、仲間や音楽に出会い、夢や目標に出会えたように、皆の背中を押したいという。「人を動かすのは人であり、人を傷つけるのも人。苦しんでいる人に自分は何が出来るんだろうと考える。こうやって発信することで、小さな力が大きな力になれば。死ぬまで、やれるまで、歌い続けます。人のために今を生きていきます。毎日懸命に生きながらこそ、この先の未来を生きていきたい」と、まっすぐな思いを話した。

最後には客席をバックに記念撮影をし、「精一杯この人生を生き抜いていきたいと思います。おまえら最高だよ!!」と愛を贈って幕を降ろした。夏のライブではさらに盛り上がるだろう。

今回初めて加藤さんのライブに伺ったが、取材でお会いするシャイな加藤さんのイメージとはうってかわり、熱っぽく、激しく、魂をふるわせている姿が新鮮だった。MCでのファンとのやりとりは可愛かったり。いろんな顔が垣間見えたライブだった。今後の活躍もますます楽しみだ。

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