フィリピンでもっとも人気があったYouTube広告

Googleフィリピンは、昨年フィリピンでもっとも人気があったYou Tube広告のトップ10を発表しました。どの動画広告も、感情に訴えるストーリー仕立て。特に、1位になったコカ・コーラの広告は、フィリピン人の価値観に合っていて広く共感を呼んだものです。

「あなたは毎日 誰にThank you と言いますか?」そう聞かれて、コマーシャルの中の人たちは、みんな饒舌に語り始めます。

毎日利用しているジプニーの運転手。よく行くスーパーマーケットで袋詰めの係をしている若者。駐車場の料金係の女性。住んでいるアパートのガードマン。
「あの運転手さんだから安心して通勤できるの。お客じゃなくて、友達みたいに話しかけてくれる」「買い物袋を忘れたとき、走って持ってきてくれたよ」「駐車場に入ったら、彼女の笑顔と明るい挨拶で、ひどい渋滞だったことなんか忘れちゃうよ」「必ず挨拶してくれて、一度酔っぱらって帰ってきたとき、部屋まで送ってくれたんだ」
だけど、「その人の名前を知っていますか?」と聞かれるとみんな言葉につまり、すまなそうな、悲しそうな表情になります・・・自分の毎日を明るくしてくれる人なのに、名前を知らないことを、申し訳なく感じた瞬間の表情がいいんです。

コカ・コーラの名前入りボトルキャンペーン、広告って分かっていてもちょっと感動しました。名前を呼んでもらって、自分の名前入りのボトルをもらった人たちの笑顔、いいなあ。

“The YouTube Ads Leaderboard is a good opportunity for brands to showcase their understanding of the importance of digital marketing in connecting with consumers,” Morales said.

「YouTube Ads Leaderboardは企業にとっていい機会になっています。デジタルマーケティングの大切さを各ブランドが理解していることを示せるのです。消費者とつながるチャンスなのです」とGoogleフィリピンのマーケティングマネージャー、モラレス氏は話しています。

As the Internet has become a global platform to reach audiences from all corners of the world, it is not surprising that four of the ads in the list are by foreign brands. However, they share some similarities with the six Filipino brands: They resonate values and are heartwarming.
今や、インターネットは世界中の視聴者につながるグローバルプラットフォームになったわけですから、動画広告の人気10社のうち4社が外国のブランドなのは驚くことではありません。しかし、その4社の広告も、残り6社のフィリピン企業の広告と同じ価値観を表したものでした。それは、いい広告とは心温まる、ハッピーな広告だということです。

出典 INQUIRER.net  YouTube’s most watched ads resonate Filipino values

1位Coca-Cola – Happiest Thank You

2位Samsung – Samsung GALAXY S5 – Official Introduction

3位Unilever – DIY Fish Tail Braid – All Things Hair

4位#AllergicAkoSa – #AllergicAkoSa Son

5位Mang Inasal – Angel Locsin Ipinaglaban Ang True Love Niy

6位KLM – KLM Lost & Found service

7位Air New Zealand – The Most Epic Safety Video Ever Made

8位Google – Miss Nothing

9位Nike Football – Winner Stays. ft. Ronaldo, Neymar Jr., Rooney, Ibrahimović, Iniesta & more

10位Jollibee – Dito, MASAYA!

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