ハイチの子どもたちがお腹いっぱいになりますように マジックもお手伝い

海外のプレスリリースを配信する通信会社、24 -7 pressreleaseの記事から、素敵なニュースをご紹介します。 最貧国のひとつであるハイチでは、学校給食がその日の唯一のちゃんとした食事だという子どもたちがたくさんいます。「スターオブホープ:Star of Hope」という特定の宗派に属さないキリスト教系のNPO(カンザス州)と、アメリカの奇術師レイザさんがタッグを組んで、来学期からハイチで64万食分の学校給食を提供すると発表しました。レイザさんの動画を見て下さい。10ドルあれば、40人分の昼食をまかなえるというシンプルなメッセージなのです。Star of Hope and Reza: Illusionist, are excited to announce the launch of a campaign to provide 640,000 school lunches in Haiti for the next school year. This campaign features a video with an illusion that will leave you asking – How did he do that! Reza’s message is simple. You can provide forty children with a lunch for just $10. (24 -7 pressrelease 2015年8月25日)

様々なものを消してきた凄腕マジシャン、レイザさんが今回消してしまうのは「空腹」です。

The children that Star of Hope works with in Haiti are among the poorest and without a school lunch many would be hungry. Barry Borror, President & CEO said, “I have seen elementary aged children walking to our schools and searching for the smoke over the school that informs them the cooking fires are burning. When that smoke is missing, I’ve watched some turn around and go home with sadness in their eyes. I know that their day will be filled with foraging for something to eat. The simple equation of “No Food = No school = No Future” is true for these kids.”  スターオブホープが支援しているハイチの子どもたちは、もっとも貧しい状況にあるため、学校給食がないと空腹をかかえて過ごすことになります。スターオブホープの責任者のバリーさんは、「小学生くらいの年ごろの子どもたちが、学校に来て、煙があがっていないか探すのを見ました。煙というのは、料理のための火が熾されている証拠なわけです。煙が見えないと、そのまま悲しそうな眼をして家に帰っていく子どもたちを目撃しました。その日は(勉強の代わりに)食べるものを探すことで時間が費やされることになります。簡単な式ですが、”食べ物がない=学校に行けない=未来がない:No Food = No school = No Future”というのは、子どもたちにとって真実なのです。

24-7プレスリリースより

24-7プレスリリースより

The project hopes to raise the funds needed for these 640,000 lunches by finding 1,600 new donors who will give $10 per month. This campaign is their first major social media effort. 64万食のランチは、新しく1600人が1ヵ月に10ドル寄付をしてくれば提供できる計算です。このキャンペーンは、スターオブホープにとって初めて、ソーシャルメディアを使っての呼びかけになります。

Hailed by critics as the Nation’s Top Touring Illusionist, Reza has sold out venues from Denver to New York, Orlando to Los Angeles, entertaining millions as well as being featured on television and radio in 31 Countries around the World. He has been associated with Star of Hope since 2013. アメリカでトップクラスのイリュージョニストであるレイザさんは、デンバーからニューヨーク、オーランドからロスアンゼルスと、各地で大勢の人を魅了するツアーを展開。チケットは売り切れ続出です。世界31か国のテレビやラジオでもおなじみのレイザさんは、スターオブホープを2013年から応援しています。

24-7プレスリリースより

24-7プレスリリースより

レイザさんとスターオブホープのキャンペーンについて、詳しい情報を知りたい方は以下のウエブサイトもチェックしてください。 → https://www.starofhope.us/hungervanish

ファイスブックページ → https://www.facebook.com/starofhope.org

ツイッターのページ → https://twitter.com/starofhope_usa

スターオブホープのホームページはこちらになります。 → https://www.starofhope.us/

レイザさんののホームページはこちらになります。 → http://www.rezalive.com/

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<アイデアニュース有料会員向け【おまけ的小文】>

手品師という言葉にはいろいろありますが、レイザさんはIllusionistと名乗っています。ほかにはどんな英語があるでしょうか。有料部分では、類語を学びながら、彼の「オレオクッキー」を使ったマジックをご覧下さい。(松中みどり)

手品師を訳そうとして一番最初に思いつくのは magician という言葉でしょう。これは、魔法使いという意味にもなれば、魔法のようなトリックを披露する手品師にもなります。魔法使いなら、sorcerer,  wizard(男性), witch (女性), warlock (男性)などが類語。

手品師の類語には、prestidigitator, conjurer, conjuror, illusionist などがあります。手品の内容に応じて、escapologist(脱出の専門家)、mind reader (読心術者)などもあります。

レイザさんは自身のことを、Magician でIllusionist で Entertainer と書いていました。 身近なオレオクッキーを使った手品の動画をご覧ください。

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