収益の一部をバングラデシュ支援に活用、ユニクロが新コレクション発売へ

チュニック
チュニック

チュニック

株式会社ユニクロは、2015年4月15日、バングラデシュの女性用伝統衣装にインスピレーションを得た新たなコレクションを、4月20日(月)から発売すると発表しました。ユニクロは、このコレクションの収益の一部を活用して「Factory Worker Empowerment Project」を始動。収益の一部は、バングラデシュの縫製産業で働く女性の教育支援に充てられます。

このコレクションは、ワンピースとパンツ、スカーフで構成されるバングラデシュの女性用伝統衣装「サロワカミューズ」のスタイルを踏襲した3アイテムに、チュニックを加えた4アイテムを全9型で展開されます。

人々に長く愛され生活に根ざした日常着である伝統衣装をシンプルで現代的なスタイルにアレンジしたもの。デザインは、ニューヨークのユニクロ商品開発チームが手がけました。

ワンピース

ワンピース

ユニクロをはじめとするファーストリテイリンググループの重要な生産拠点のひとつであるバングラデシュでは、不十分な教育システムが社会課題のひとつとされています。特に、縫製産業従事者の大部分を占める女性の基礎教育機会は限られています。このため、衛生・栄養管理やお金の使い方など生活に必要な知識が十分でなく、自身や家族の病気予防や対処ができない、将来設計の概念が乏しいなどの理由から収入や生活が不安定になるといった問題を抱えています。

ユニクロはこうした課題の解決に貢献する目的で、本コレクションの収益の一部を活用し「Factory Worker Empowerment Project」を始動。途上国での女性の教育支援に実績のある国際NPOのBSRが提供するプログラムを通して、自社の取引先縫製工場で働く女性を対象に、基本的な栄養学や妊娠・出産時のケアを含む衛生・健康管理、家計管理などのライフスキル習得を促進し、ユニクロの品質を支える人たちの未来を持続的に支援することを目指します。本プロジェクトは、約2万人の働く女性を支援します。

ユニクロは2010年から、バングラデシュでソーシャルビジネスを展開しています。グラミン銀行グループとの合弁による「グラミンユニクロ」は、独自のSPAノウハウを活かし、バングラデシュ国内で商品の企画・生産・販売までを完結させ、収益を再投資するビジネスモデルで、産業育成や雇用創出などを通じてバングラデシュの社会課題解決に貢献する取り組みを続けています。

スカーフ

スカーフ

イージーパンツ

イージーパンツ

  • ■商品情報
    商品名   サイズ展開 型数 色柄数 販売価格(税抜)
    ワンピース   S-L   3型 23色  2,990円
    チュニック   S-L   4型 15色  2,990円
    イージーパンツ S-L   1型  5色  1,500円
    スカーフ    1サイズ 1型 14色  1,000円
  • ■発売日
    日本・中国・香港・インドネシア・韓国・台湾: 2015年4月20日(月)
    オーストラリア・フランス・ドイツ・米国: 2015年4月27日(月)
    マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ: 2015年5月下旬
  • ■取り扱い店舗
    日本を含む世界14の国と地域のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインストア。
    国内では、銀座店(東京)、ビックロ新宿東口店(東京)、UNIQLO OSAKA(大阪)の3店舗およびオンラインストアで販売。

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