「距離を縮められるライブをいつも心がけています」、長谷川愛インタビュー(上)

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

2020年1月11日(土)に4曲を収録したSINGLE『あい』をリリースし、同日から大阪・名古屋・仙台・福岡・新宿の全国5都市で『LIVE TOUR 2020 ~Wonderful World~』を開催する、長谷川愛さんにインタビューしました。長谷川愛さんは、2012年から男装アイドルユニット「風男塾」で「愛刃健水」として活動してきたほか、ソロアーティストの長谷川愛としてミュージカルに出演するなどの活動を続けており、2019年2月には長谷川愛1stアルバム『LOVE』をリリースしています。インタビューは上下に分けて2日連続で掲載し、「上」では2020年1月からのライブツアーとニューシングルについてと、幼いころからこれまでについて伺ったお話を紹介します。「下」では、風男塾の「愛刃健水」と自分自身の「長谷川愛」をどう切り替えているかや、風男塾が2020年2月29日(土)から上演するミュージカル『Believe~遙かなるプロキオン~』などについて話してくださった内容を掲載します。

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

――ツアーをされるということですが、ご予定を伺えますか。

2020年1月11日の大阪を皮切りに、大阪、名古屋、仙台、福岡、東京と、5か所を回らせていただくんですが、全国ツアー自体が自分の中でも初めてですし、仙台や福岡は、なかなか行けないので、初めて私を見てくださる方も来てくれると思いますので、とっても幸せなことです。自分の楽曲でワンマンライブをできるということは本当にありがたいなと思いますので、たくさん皆さんと一緒に楽しみたいなと思います。

――ツアーを通して伝えたいことは?

私のライブでは、少しでも皆さんと距離を縮めたいんです。ステージって、ちょっと上に立ってる感じがするじゃないですか。皆さんも見上げて見てる感じがすると思うんですけど、そばにいてあげたい、隣に寄り添ってあげたいなという気持ちが強くて、色んなジャンルの楽曲もあるので、それを通じて、皆さんと距離を縮められるようなライブを作りたいなと、いつも心がけています。このツアーを通して、皆さんともっと仲よくなりたいし、もっと一緒に幸せな気持ちになりたいなと思います。

――距離を縮めるというのは、具体的にはどんなことでしょう?

いつのライブか忘れたんですけど、ひとつの曲で、1曲まるまる使って、ファンの人たちと1列目からぜ~んぶ、ひとりずつ目を合わせるということをやったことがあったんですよ。5分間くらいかけて。

――それは何人くらいの規模のライブで?

100人とか150人くらいとか…。

――1曲の中で、100人全員と?

後ろにいる人たちは「自分が見えていない」と思っているので、変顔してみたりとか、ピースしてみたりするんですけど、全部見えてるから、私も全部やるんです。変顔されたら変顔で返します(笑)。そういう遊びを初めてやった時に、「これって、めっちゃ近い感じする」と思ったので、そういう楽しみ方をたまにやったりしていて、今回も出来たらいいなと思っています。「ちゃんと見えているよ」って伝わるように。

――今回のツアーでやりたいことはありますか?

たまに紙に「これやって、あれやって」と書いて来る人もいたりして。私の写真貼ってみたりとか。顔の写真作ってきたりとか。もし変顔で掲げられたら変顔します(笑)。私に挑戦、みたいな感じで。

――変顔対決ですか(笑)。

ファンの皆さんが遊んでもらって大丈夫という感じです、私に対して。

――「距離を縮める」とおっしゃいましたが、愛さんにとってファンの方はどんな存在でしょうか?

ファンクラブが1年前くらいに出来て、ファンクラブイベントも先日やらせてもらったんですけど、「私のことをどれだけ知っているでしょう?」クイズとか、歌詞を画面に出して「どの曲だ」と当てるクイズだとか、イントロドンみたいなものもやったりしたんですけど、私より分かってくれてるんですよ、ファンの皆さんが。自分のことも聞こうかなくらいなレベルで、知ってくれているんです。TwitterとかSNSとか、会えない時も常にチェックしてくれてたり。本当に宝物だなと思います。地方にいると、なかなか来られない方もいらっしゃいますが、そんな皆さんの人生に、私が少しでも参加出来ているということが、私はすごく幸せだなと思います。だから、自分の人生に皆さんは大事ですし、一生忘れません。一生大事にしたいなと思います。

※こちらは「長谷川愛 OFFICIAL SITE」に掲載されている「愛のすべて / 長谷川愛」動画です。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、2020年1月11日にリリースするSINGLE『あい』に収録された「あい」「Diamond」「Let’s Check it out」「Ice Cream Love」の4曲についてのお話と、幼いころからこれまでについて語ってくださった内容と写真を掲載しています。12月27日(金)掲載予定のインタビュー「下」では、風男塾の「愛刃健水」と自分自身の「長谷川愛」をどう切り替えているかや、風男塾が2020年2月29日(土)から上演するミュージカル『Believe~遙かなるプロキオン~』などについて伺った内容と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■「あい」は初めてのバラード作詞。「Diamond」はどのぐらいセクシーを出せるか

■「Let’s Check it out」は振り付けを。「Ice Cream Love」はキューピッドになれる曲

■おとなしくて、参観日も手を上げるのも無理で、ずっと端っこにいるタイプでした

■風男塾で開花させてもらって、いろんな自分を出せるようになった。ありがたいです

<長谷川愛『LIVE TOUR 2020 ~Wonderful World~』>
【大阪公演】2020年1月11日(土) 246 LIVEHOUSE GABU
https://ai-hasegawa.com/contents/276354
【名古屋公演】2020年1月12日(日) HeartLand
https://ai-hasegawa.com/contents/276357
【仙台公演】2020年1月18日(土) LIVE HOUSE enn 2nd
https://ai-hasegawa.com/contents/276359
【福岡公演】2020年1月25日(土) DRUM SON
https://ai-hasegawa.com/contents/276360
【東京公演】2020年2月1日(土) 新宿ReNY
https://ai-hasegawa.com/contents/276362

<関連リンク>
長谷川愛 OFFICIAL SITE
https://ai-hasegawa.com/
Hasegawa Ai Official Channel
https://www.youtube.com/channel/UCn2LRC_59JmR39cQBRTxSGQ
長谷川愛 Twitter
https://twitter.com/hase_ai_02
長谷川愛 Instagram
https://www.instagram.com/hase_ai_02/

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長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

※ここから有料会員限定部分です。

■「あい」は初めてのバラード作詞。「Diamond」はどのぐらいセクシーを出せるか

――今回のツアーでは、前回のアルバムと、今回のシングルが中心になると思うんですが、シングル4曲についてはいかがでしょうか。

そうですね、今回は4曲ともジャンルが違っていて、シングルですがアルバムくらいのボリュームがあるんじゃないかと思います。表題曲が「あい」という曲で、この曲はバラードなんですけど、自分の中で、バラードは初めて作詞したというのがあるんです。なので、結構、「自分の人生」というのを書いた、ちょっと深い感じの歌詞にしまして、両親に対して「ありがとう」というのもありますし、「今、ファンの皆さんが、これだけ私を愛してくれているよ」という気持ちも歌詞に込めたりもしましたので、その辺をじっくり聴いて欲しいなと思います。

「Diamond」は、大人セクシーな感じの楽曲なので、ライブで歌ってもどのぐらいセクシーを自分で出せるかというのを勉強しながらやるんですけど、かっこいい曲なので、聴いて欲しいですね。

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

■「Let’s Check it out」は振り付けを。「Ice Cream Love」はキューピッドになれる曲

「Let’s Check it out」という曲は、サビが本当にずっと繰り返されるんです。そのサビでも、振り付けを今回また作らせてもらったので、ファンの皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。この前イベントで初めて曲を披露させてもらったんですけど、その時も皆さん初めてなのに、すごい笑顔で、分からなくてもすごく楽しそうにやってくれたので、今回のツアーでは、結構盛り上がる曲になるんじゃないかなと思いますね。

最後の「Ice Cream Love」っていう曲は、本当に可愛らしい曲で、この曲も作詞させてもらったんですけど、ちょっと初恋…と言いますか、ちょっとキュンとするような恋を自分の中で書いてみて。この前、ファンの方が言ってくださったんですけど、「今、自分は恋をしていて『Ice Cream Love』にすごくぴったりなんです」という。そういう方もいらっしゃったりして、それはすごく嬉しいなと思ったりして。それで元気付けられて、もっと相手の方と急接近出来たらいいな、なんて。キューピッドになれるような曲でもあるんじゃないかと思います。サビではみんなでタオルを回すような、“タオル曲”になっていると思います!

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

■おとなしくて、参観日も手を上げるのも無理で、ずっと端っこにいるタイプでした

――アイデアニュースには初登場ですので、幼いころからこれまでについても、お伺いできますでしょうか。

大阪府出身で、4歳からダンスを習っていて、歌も始めてユニットを組んだりして、ダンスコンテストで準優勝や優勝をさせてもらったりなどしていました。

――4歳でダンスを…。

体が弱かったので、ダンスをさせて体力をつけて強くさせよう、というようなところから始まったのだそうです。

――どんなお子さんだったんでしょうか。

おとなしくて、参観日も手とか上げたほうが、お母さんが喜んでくれるんですけど、そんなのも無理で。ずっと端っこにいるタイプでした。ダンススクールでも、いまだに先生に「隅っこのほうで、水筒でお茶飲んでた子というイメージだった」と言われます(笑)。学生時代も、目立つのがいやで。今は、こんなに喋るんですけど。

――それが仕事につながっていったのは?

お仕事をするようになったのは12歳からです。昼ドラに出させてもらったのが、きちんとお仕事をするきっかけでした。そこからお芝居なども始めました。21歳の時に「風男塾」(ふだんじゅく)というダンスユニットのオーディションを受けさせてもらって、合格しました。

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

■風男塾で開花させてもらって、いろんな自分を出せるようになった。ありがたいです

――風男塾のオーディションを受けたきっかけは、何だったんですか?

男装に興味があるということではなくて(笑)、でも面白いなと。お芝居をやっていたので、ひとつの役を風男塾としてずっと演じるのは、どんな感覚なんだろうということに興味はありました。今は2.5次元が流行っていたりしますが、昔はなかったので、風男塾が目立っていたということもありました。

――風男塾での8年間は、いかがでしたか?

早いな、と思いますね。20代って一番色々経験する年齢ではあると思うんですけど、全部注いできました。風男塾で開花させてもらって、いろんな自分を出せるようにはなったので、ありがたいですね。

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

長谷川愛さん=撮影・橋本正人

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