細かい台本なし、全編エチュードの舞台『いい人間の教科書。』東京と大阪で上演へ

細かい台本が用意されず、目の前で起こったことに俳優がその場その場で対応する全編エチュード（アドリブなどを使う即興的な演劇）の舞台『いい人間の教科書。』が、2020年11月11日（水）から11月16日（月）まで東京・すみだパークシアター倉で、11月20日（金）から11月22日（日）まで大阪HEP HALLにて上演されます。東京公演の出演者は、朝田淳弥、栗田学武、橋本全一、武藤賢人のみなさん。大阪公演の出演者は、磯野大、大崎捺希、栗田学武、武藤賢人のみなさんです（いずれも50音順）。アイデアニュースでは、出演者のうち、栗田学武、橋本全一、武藤賢人、磯野大、大崎捺希のみなさんと、作・演出の鈴木茉美さんの座談会形式のインタビューを11月2日（月）と11月3日（火・祝）に掲載する予定です。

（上段左から）朝田淳弥さん、磯野大さん、栗田学武さん、（下段左から）橋本全一さん、武藤賢人さん、大崎捺希さん

この作品は、2019年11月にシアターX提携公演として上演された「劇団アレン座」第4回本公演『いい人間の教科書。』のリメイク版となるもので、「Allen suwaru」による初のプロデュース公演となります。

突如として小さな空間に閉じ込められた4人の男性が“この中でいい人間1人のみが解放される“という指示のもと、自身の罪や過去とそれぞれが向き合い、「いい人間とは何か？」を議論する全編エチュードの会話劇。初演時には誰も想像できない終わり方を迎え、話題になりました。

東京公演、大阪公演でキャストが変わるため、“いい人間“についての議論や考え方が変わり、違う役者が演じれば演じる程、導かれるストーリーが変化していく作品となります。

Allen suwaruプロデュース公演舞台『いい人間の教科書。』メイン集合ビジュアル

＜東京公演キャスト（50音順）＞

■朝田淳弥（Junya Asada）
1996年10月17日生まれ、大阪府出身。舞台やテレビ等で活躍し、2020年よりオンライン公演『最果てリストランテ』で本格俳優デビュー。自身初となる単独カレンダー『朝田淳弥2021年カレンダー』が2020年10月31日より発売。

■栗田学武（劇団アレン座）（Manabu Kurita）
1985年6月7日生まれ大阪府出身。舞台『KING OF PRISM』シリーズ（氷室聖役）、劇団方南ぐみ『逢いたくて』の他、『大正浪漫探偵譚』シリーズ、『JYUKAI-DEN』シリーズ 2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージシリーズ等、人気作品に続々と出演。またライブイベント『STAGE FES2018-2019』（大宮ソニックシティ）にも参加。現在、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ（葉月陽役）へのレギュラー出演が発表され、注目を浴びている。

■橋本全一（Zenitsu Hashimoto）
12月17日生まれ、大阪府出身。O型。2006年俳優としてデビュー。多くの舞台や映画でも活躍、映画『お江戸のキャンディー』、『お江戸のキャンディー２』、舞台、東京ワンピースタワー『ONE PIECE LIVE ATTRACTION “Welcome to TONGARI Mystery Tour”』を始め、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活！”、黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZEや近年では大人気『イケメンシリーズ』から『イケメン戦国 THE STAGE 第六弾明智光秀編』にて明智光秀役で主演をするなど注目を集めている。

■武藤賢人（Kento Muto）
9月16日生まれ、佐賀県出身。養成所のオーディションにて、端正な顔立ちと抜群のスタイルが多数の事務所関係者の目に留まり芸能界入り。ドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ)、「ヒガンバナ～警視庁捜査七課～」(日本テレビ)、映画「新宿スワン」などに出演。舞台「春にして君を離れ」にて初主演を務める。その後、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン青学VS比嘉木手永四郎役の出演により、業界の注目が集まる。近年の主な出演作品はドラマ「ハンサムセンキョ」(テレビ神奈川)キース篠宮役、ミュージカル「陰陽師」～大江山編～源頼光役、舞台「探偵東堂解の事件録-大正浪漫探偵譚-」白鳥和人役、舞台「大正浪漫探偵譚-万華鏡への招待状-」土野秀輝役など。

＜大阪公演キャスト（50音順）＞

■磯野大（劇団アレン座）（Dai Isono）
東京ワンピースタワー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION“3”『PHANTOM』」でロロノア・ゾロを熱演、人気を博す。舞台『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像-』、「2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ第8幕『TSUKINO EMPIRE-Unleash your mind.-』」、舞台「『刀剣乱舞』慈伝日日の葉よ散るらむ」（大典太光世役）、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』（チェ・グソン役）、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”最強の挑戦者（チャレンジャー）”、方南ぐみ企画公演『伊賀の花嫁その四「シングルベッド」編』になど人気作品に多数出演している。

■大崎捺希（Natsuki Osaki）
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」にて本格的俳優デビュー。2018年舞台「鬼切丸伝～源平鬼絵巻～再演」鬼切丸役で主演を務める。主な出演作には、舞台「あんさんぶるスターズ！オン・ステージ」仁兎なずな役、舞台「海街diary」、舞台「刀剣乱舞」慈伝日日の葉よ散るらむ前田藤四郎役、映画「純平、考え直せ」他。

■栗田学武（劇団アレン座）（Manabu Kurita）
※プロフィールは東京公演部分ご参照

■武藤賢人（Kento Muto）
※プロフィールは東京公演部分ご参照

＜作・演出＞
鈴木茉美（Mami Suzuki）
1月30日生まれ、静岡県出身、日本演出者協会員。大学で心理学（主に臨床心理）を専攻していたこともあり、人間心理の深層を追求している脚本を得意とする。最近では社会心理や行動心理、発達心理にも興味を持ち、社会の中で起こる人間関係についてよりリアルな人間を描いている。エンターテイメント作品にも深い関心を持ち、自身の作品「大正浪漫探偵譚」や「JYUKAI-DEN」では、キャラクター性の高い登場人物を多数作り上げ、若い舞台ファンの女性たちからも支持されてきている。これらの作品はシリーズにもなっている。俳優とは役についてお互い納得がいくまで話し合う。教員免許を取得しており、新人俳優には自身で成長できるよう役への考え方・向き合い方を丁寧に教え、また自身の知らない自分に気づかせる演出手法を用いている。

＜Allen suwaruとは？＞
劇団アレン座（Allen suwaru）は、時代の流れを下敷きに置き、その大きな流れを受動的に受けざる得ない人間。空間、人と人のやりとり、思想から、産まれる不飽和な物の正体を表現する事を目指す。私達は電力不足の炭素の集合体（不飽和化合物／allene）だからこそ、あらゆる人々と支え合い、結合を起こし、過敏な反応を起こす、スリリングで脆く、不確かな「人」を通して、輝く固い作品を送り出す事を目指す劇団。

＜Allen suwaruプロデュース公演　舞台『いい人間の教科書。』＞
【東京公演】2020年11月11日（水）～11月16日（月）　すみだパークシアター倉
【大阪公演】2020年11月20日（金）～11月22日（日）　HEP HALL
公式サイト
http://allen-co.com/allen-ningen2020
【チケット詳細】※全席指定
プレミアム前方席シート：9,600円（税込）
※プレミアム前方席特典：非売品集合２Lブロマイド３枚セット（東京&大阪公演キャスト全員集合）
一般指定席：7,600円（税込）
【チケット発売日程】
一般発売（先着形式）：2020年10月24日（土）12:00～
【チケット申し込みフォーム】
カンフェティ
https://www.confetti-web.com/kyokasho_2020
アニメイト
https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/1852541/
公演についてのお問い合わせ
info@allen-co.com
チケットについてのお問い合わせ
https://s.confetti-web.com/support/qa_reg_1.php

【タイムスケジュール】
■東京公演（全9st）
11/11（水） 19時
11/12（木） 19時
11/13（金） 14時/19時
11/14（土） 13時/18時
11/15（日） 13時/18時
11/16（月） 15時
■大阪公演（全4st）
11/20（金） 19時
11/21（土）13時/18時
11/22（日） 13時

【出演】
東京公演：朝田淳弥　栗田学武（劇団アレン座）　橋本全一　武藤賢人（50音順）
大阪公演：磯野大（劇団アレン座）　大崎捺希　栗田学武（劇団アレン座）　武藤賢人（50音順）

【STAFF】
作・演出：鈴木茉美
ダンス振付：kizuku
舞台照明：大平智己（ASG）
映像：浦島啓（colore）
音響：川西秀一（Lucky Jr.sound）
舞台監督：上田美菜
舞台監督補佐：はじり孝奈
演出助手：櫻井裕代
衣装製作：Yoshimi Saito
ヘアメイク：藤本麗
撮影：木村健太郎（Allen）
宣伝美術：Allen、小倉美緒
制作協力：島崎翼
主催・制作：株式会社Allen