一流の音楽家と合奏、誰でも簡単にアンサンブルの一員体験

例えばあなたがバイオリンを勉強中だとして、楽譜の研究をしたり、ひとりで楽器を弾いて練習するだけでは学べないことがあります。一流の音楽家と合奏できたら、どれほど大きな収穫になることでしょう。テクノロジーの発達のおかげで、誰でも簡単にアンサンブルの一員になったような体験ができるようになりました。(PRWeb 2015年3月3日より)

sit-ins を使えば、優れた四重奏団に交じってベートーベンの弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18, No.1や、モーツアルトのディヴェルティメント ヘ長調 K.138を演奏することも可能です。

“Until now, this kind of learning and playing was only available for a few,” said co-founder and composer James Bowers. Now, by marrying technology and art, everyone can experience the growth that playing with master musicians offers.” 「今まで、こうした練習や演奏は、限られた人にしかできないことでした」(sit-ins の)共同創設者で、作曲家のジェームズ・バウアー氏は話します。テクノロジーとアートが融合することで、名演奏家と一緒に演奏することでしか得られない学びを、誰もが体験できるというわけです」

まずは sit-ins のアプリを自分のコンピュータに無料でダウンロードします。そして sit-ins のサイトから、練習したい曲目を選びます(有料)。演奏は音楽家それぞれのパートごとに録音されていますので

・第1バイオリンの音を消して、自分がそのパートを他の楽器の奏者と合わせて練習する

・他の楽器の音を消して第1バイオリンの音だけを出し、一緒に演奏してみる

・弦楽器以外を演奏する人でも、例えば、クラリネットならバイオリンパート、トロンボーンならチェロのパートを使って練習

といったことが自由にできるのです。

プロの一流演奏家たちが、演奏中にどんなコミュニケーションを取り合っているかを学び、アンサンブルの一員として第1バイオリンがどこでどんな指示を出すのかを体験する・・・若い演奏家にとっては願ってもないチャンスでしょう。

コンピュータ画面で自由にパートのオン・オフが出来、ループボタンで簡単に繰り返し練習できます。テンポを変えても音の高さが変わらないので、苦手なところをゆっくり何度も練習できるというわけです。全ての楽譜はコンピュータ上に自動で示されるので、楽譜をめくったり、今どこをやっているのか探す必要もありません。

“When people play with our technology, they feel challenged to step-up,” said Lily Weisbecker, co-founder of Sit-ins. “They are engaged so they play longer. They make mistakes freely without fear of embarrassment which is an incredible way to learn.” 「私たちのこのテクノロジーを使って演奏すると、音楽家たちは、ステップアップしたいと意欲をかきたてられるみたいです」(Sit-ins の)共同創設者リリー・ワイズベッカーさんは言います。「惹きこまれるからか、長く演奏してしまうようですね。ミスをしても恥ずかしくないので、どんどん間違って、どんどん弾いている。それって素晴らしい学び方ですよね」

作曲家で演奏家でもあるジェイムズさんとソフトウエア開発のバックグランドがあるリリーさんが開発したSit-ins は2014年2月に創立され、12月から販売が開始されています。演奏できる曲はこれからもどんどん増えていくようですから、もうひとりぼっちで練習する必要はありませんね。

http://sit-ins.com/

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