スマホでカギを開けるスマートロック、工具不要の新製品に出資者殺到

家電製品のスマート化が進んでいます。今度は玄関の鍵がスマートフォンで開けられるスマートロック「セサミ」が登場です。3月4日の24-7PressReleaseによると、クラウドファンディングKickstrterに出品したところすぐに出資者の注目を集め、目標金額10,000ドルにたった9時間で到達してしまった新製品なのです。

セサミは、いわゆるスマートロックで、ユーザーのスマホとブルートゥースで連携し、ドアを開錠するシステムです。便利なのは、オプションで購入できるWi-Fiアクセスポイントで、セサミをインターネットにつなぐと、ユーザーはセサミの近くにいなくても鍵をネット経由で開けられます。リモートコントロールで、例えば自分が不在の時も家に友人を入れることが出来ますし、鍵がかかっているかどうかどこにいてもチェックできます。

セサミの最大の特長は、取り付けが簡単、文字通り数秒で出来るということでしょう。これまでの製品だと、使っていた鍵を取り外して、スマートロックを取り付ける必要がありました。セサミは、今の鍵のサムターンの上に貼りつけるだけの工具要らず。今の鍵を鍵穴に差して従来の方法で開けることも可能です。

リリースによると、セサミはアメリカ、カナダ、オーストラリアの鍵に対応しているということですが、クラウドファンディングのページに寄せられた情報によると「世界中の出資者から問わ合わせが殺到したため、改めて確認した結果、スウェーデン、デンマークそして日本のほとんどの鍵に対応する」のだそうです。

「財布」「鍵」「スマートフォン」の3つを持って外出していたのが、最近はおサイフケータイやアプリの普及で、お財布を持たない人も出てきました。このスマートロック、セサミの登場で、鍵も持ち歩かなくてよくなる。そんな時代が来ると語るのは、セサミを販売する会社キャンディハウスの創設者ジャーミン・グーさんです。これからも、いろいろなモノがインターネットとつながっていくことでしょう。

With market of Internet of Things (IoT) expanding rapidly, backers are turning more and more attention to smart gadgets that make their life easier. 「モノのインターネット」=Internet of Things (IoT)のマーケットが急速に広がるにつれて、出資者は暮らしを簡便にしてくれるスマートガジェットの方にますます関心を寄せるようになっています。

http://candyhouse.co/

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