セクシュアリティ、人種、宗教、価値観など現代社会の多様性を描いたミュージカル『ジェイミー』が、2021年8月から東京・大阪・愛知で上演されます。この作品(原題:EVERYBODY’S TALIKING ABOUT JAMIE)は、2011年にイギリス BBCで放送されたドキュメンタリー“Jamie:Drag Queen at 16”をベースに作られたミュージカルで、ドキュメンタリーの舞台となった英国の劇場で初演された後、ロンドンのウェストエンドで上演。ローレンス・オリヴィエ賞の5部門にノミネートされ、映画化(日本公開予定あり)もされた作品。出演は、森崎ウィン、髙橋颯(WATWING)、安蘭けい、ほかのみなさんです。
<あらすじ>
主人公は16歳の高校生ジェイミー・ニュー。 彼には一つの夢があった。それはドラァグ・クイーンになること。 そして高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加すること。 母親から真っ赤なヒールをプレゼントされたことをきっかけに夢に向かって強く突き進む思いを抱いたジェイミーだが、 学校や周囲の保護者たちは猛反対…。
<森崎ウィンさんのコメント>
2017年にイギリスで幕が開いた新しいミュージカルの日本版初演にジェイミー役として出演する事ができ、とても興奮しています。毎日楽曲を聞き楽しみが増す一方、 この作品が持つ今だからこそ伝えたいメッセージを日本のお客様に初めてお届けする責任感も感じています。早くジェイミーに会いたい。そして歌いたくて踊りたくて、うずうずしております。早く稽古始まらないかな。超えなきゃいけない”壁”はたくさんありますが、 本当に楽しみでしかないんです。是非、劇場でお待ちしております。
<高橋颯さん(WATWING)さんのコメント>
個性を活かして、僕だからこそ演じられるジェイミーをキャストの皆さんと一緒に作っていき、皆さんを愛で包みこめるようになりたいと思っています。稽古場では、自分の長所は伸ばし、短所を克服しながら、吸収できるものは余す事なく吸収して成長できるように頑張ります! そして素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できることから今からとても楽しみです。今回、ジェイミーを演じることの難しさを強く感じているので、共にジェイミーを演じる森崎ウィンさんから様々なことを学べたらと思っています。学ばせてもらっているだけではなく、お互いに高め合えるように協力してこの作品をより良いものにしていけたらと思っています。
<プロデューサーコメント>
「THE HIT MUSICAL FOR TODAY」とあるように、セクシュアリティのみならず、人種や宗教、価値観など現代社会の多様性、まさに“今”をミュージカルというエンターテイメントを通して描いた素晴らしい作品です。ロンドンで拝見した際に、劇場を包み込む温かさや最高潮の興奮。これは絶対に日本のお客様に届けたい、と感じました。主人公ジェイミーの強さとジェイミーを支える母マーガレットの無償の愛は、「自分を愛し、 あなたらしく生きていい」ということを投げかけてくれたようでした。日本版ミュージカル「ジェイミー」を見て、明日へのエネルギーを少しでも持ち帰って頂けたら幸いです。
<ミュージカル『ジェイミー』>
【東京公演】2021年8月上演
※大阪公演、愛知公演あり
公式サイト:
https://horipro-stage.jp/stage/jamiemusicaljp2021/
<キャスト>
森崎ウィン 髙橋颯(WATWING)/ 安蘭けい
田村芽実 山口乃々華 / 佐藤流司 矢部昌暉(DISH//)
伊藤かの子 太田将熙 川原一馬 小西詠斗 鈴木瑛美子
田野優花 フランク莉奈 MAOTO(五十音順)
樋口麻美 実咲凛音 永野亮比己 / 泉見洋平 吉野圭吾
保坂知寿 今井清隆 石川 禅
<スタッフなど>
音楽:ダン・ギレスピー・セルズ
作:トム・マックレー
宣伝美術:野寺尚子
宣伝写真:HIRO KIMURA
宣伝ポージング(ジェイミー):FUMIHITO
宣伝衣裳:十川ヒロコ
宣伝ヘアメイク:沓掛倫雄(ジェイミー)、 真知子、 天野誠吾、 高原優子
主催:フジテレビジョン/ホリプロ/TOKYO FM/キョードーファクトリー
企画制作:ホリプロ
後援:ブリティッシュ・カウンシル
お問い合わせ:
ホリプロチケットセンター 03-3490-4949(平日11:00~18:00 土日祝 休)
<関連リンク>
ミュージカル『ジェイミー』Twitter
https://twitter.com/jamiemusicaljp
ミュージカル『ジェイミー』Instagram:
https://www.instagram.com/jamiemusicaljp/
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