アイデアニュース編集長の橋本です。宝塚歌劇好きの集まりで友達になった台湾のFloraさんに、連載を書いていただくことになりました。「字說台灣」と題して、書いていただきます。ここから先はFloraさんの文章です。
idea newsの購読者の皆様、初めましてフローラと申します。不定期に日本語或は中国語で、台湾での話、時事、日本の文化などについて私が感じたこと紹介したいと思い、筆を執りました。
まさか地震の話からスタートするのが考えもしなかったです。まずは、先日、熊本に発生した地震に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
■京都に留学した頃、阪神大地震が発生しました
台湾は日本と同じように、地震が頻発する国です。
小学校の時、地震等の避難訓練や演習は年一度欠かさないイベントでした。
私が京都に留学した頃、阪神大地震が発生しました。当時ネットがまだ普及されていない、いいえ、携帯電話さえもなかった時代だったので、台湾の親や親戚にかなり心配をかけしました。大学卒業後、台湾に帰国後に台湾で発生した集集大地震にも遭いました。
そんな大きい地震は2度も遭遇したので、もうないだろうと思いましたが、東日本大地震の時は、顧客対応で東京出張中でした。
■日本では「ナマズ」、台湾では「牛」
3回も大地震を経験した事を知った友人が私に「君は「ナマズ」か!」と言いました。
ナマズと地震とどういう関係なのかを調べてみたら、日本では昔から「ナマズが暴れると地震が起こる」との説があるようです。
なるほど、ナマズは震源ですね。
でも、でも、私はナマズのような暴れるモノではないですので、怖がらないで下さい!!
台湾では地震の事を「地牛翻身」と言います。昔台湾では、地中に大きな牛が住んでいて、常に寝ているとの伝説があります。牛が起き、動き出すと地震が起きるという民間信仰に基づいた話です。
■ナマズでも牛でも暴れられないように
昨日、ツイーターで可愛い絵を見つかりました。
(出処:twitter ユーザー:元本モトコ の絵より、本人の了承を頂いております。)
ナマズでも牛でも暴れられないように退治しましょう。
くまモン、世界中の人々の勇気と愛で作ったきび団子を頂き、暴れた鬼ナマズを退治しなさい!頼んだぞ。
<イラスト> 元本モトコ twitter @moto3ko ⇒元本モトコさんのtwitterのページはここをクリック
■地震は地震(di zhen)、募金は募款 (mu kuan)
【中国語タイム】
(日本語=中国語(発音) にて表示)
地震=地震(di zhen)、地牛翻身(di niu fan shen)
津波=海嘯(hai xiao)
怖い=可怕(ke pa)、害怕(hai pa)
怖がらないで下さい=請不要害怕(ching bu yao hai pa)
募金=募款 (mu kuan)
寄付金=義援金(yi yuan jin)
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