「日本ではファンの方との距離が近くてうれしい」、WONWOOインタビュー(上)

WONWOOさん=撮影・堀内優美

韓国出身のK-R&Bシンガー、WONWOO(ウォヌ)さんが、2018年9月にセカンドアルバムをリリースすることが決まりました。また、2018年6月23日(土)に京セラドーム大阪で開かれる『関西テレビ放送開局60周年記念 第58回 3000人の吹奏楽』に、ゲスト出演することが5月11日、決まりました。WONWOOさんにインタビューし、日本でデビューしてからの3年間やライブ活動についてお伺いしました。上下に分けて掲載します。

WONWOOさん=撮影・堀内優美

WONWOOさん=撮影・堀内優美

――日本デビューしてもうすぐ3年になりますが、振り返ってみてどうですか。

待ちに待ったデビューから、早いもので3年。一番うれしく思うのは、韓国で活動していた頃に比べると、日本ではファンの方と接する機会が多いことです。ライブの度に来てくださるファンの方もいますし、けっこうファンの方との距離が近くて密な気がして、それが本当にうれしい。韓国ってあまりファンの方と接する機会がないんですよ。例えばグッズをつくるのも大きなライブの時だけでしたし、ネット販売が主流です。今ではだんだん日本に近づいてきていますが、僕は昔の人なので昔のイメージが強いですね。知らない環境で戸惑う中でしたが、ファンの方と接することも多く、振り返ってみたらありがたい3年でした。来日したのは2013年なので、日本での生活はもうそろそろ5年になるんですよ。

――時が経つのは早いですね。

ホントに早いです。最初は韓国と日本の違いにびっくりしたこともたくさんあって、慣れるまでけっこう大変でしたが……。

――どんな違いにびっくりされましたか?

例えばアルバムを出してから、PRしていくにあたっての進め方の違いなどは、最初とてもびっくりしました。韓国にいた時は事務所の中にスタジオがあって、そこでレコーディングをして、でき上がったCDを送るだけで流通されて、プロモーションも事務所がやってくれていましたが、日本は「これはレコード会社で」「これはPR会社で」といった感じで会社が全部分かれているので「何がどうなってるのかなあ?」と……。韓国の歌手は、テレビやラジオの出演が最初の仕事で、ライブはある程度売れっ子になってから大きい会場でコンサート的にやるといった感じですが、日本の歌手はまずライブ中心でそこから、という感じなので、そういう違いに戸惑いもありました。ただ、事務所も頑張ってくれてるので、ホントに心強かったですね。

――言葉もずいぶん流暢になったのでは?

漢字は簡単なものしか書けませんが、日本の携帯電話には変換機能があるから、だいたい予測できるので、それで覚えられました。来日する前にも漢字を勉強していたので、もともと漢字には興味があったんです。漢字を並べていればだいたいの意味がわかるので、その辺りはなじみがあります。ただ書くのはほんとに難しいなと思います。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、ライブで披露した曲について、歌の練習や振り付けはどのようにしているのかなどについて伺ったインタビュー前半の全文と写真、公演写真を掲載しています。5月12日掲載予定のインタビュー「下」では、ラジオのレギュラー番組や、セカンドアルバムに収録する予定の曲に込めた思い、今後目指すものなどについて話してくださったインタビューの後半の全文と写真、公演写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■日本語で一番難しいのは人物の名前

■久しぶりの地元ライブはドキドキ

■いたって健康体です

■客席の反応がイイと歌っていても気持ち良い

<『関西テレビ放送開局60周年記念 第58回 3000人の吹奏楽』>
【大阪公演】2018年6月23日(土) 京セラドーム大阪
関西一円より小学生から大学生の3000人が集まって大迫力のマーチングを披露します。WONWOOさんは、ゲストとして出演します。
[出場団体](予定)
豊能地区合同 / 大阪市立中学校合同 / 大阪市立高校合同 / 泉南地区合同 / 尼崎地区合同
淡路地区合同 / 大阪府立淀川工科高等学校 / 早稲田摂陵高等学校 / 京都橘高等学校
武庫川女子大学附属中学校・高等学校 / 近畿大学
箕面自由学園高等学校 / 明浄学院高等学校 / 滝川第二高等学校
(全14団体 出場)
自由席券:前売 1,500円 / 当日 1,900円
上段指定席券:前売 1,900円 / 当日 2,300円
下段指定席券:前売 1,900円 / 当日 2,300円
公式ページ
https://www.ktv.jp/event/3000/

<WONWOO公式サイト>
WONWOO オフィシャルサイト
http://www.wonwoo-ww.com/
WONWOO オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/won-woo/
WONWOO オフィシャルtwitter
https://twitter.com/ww_official_/

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2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

※ここから有料会員限定部分です。

■日本語で一番難しいのは人物の名前

――今回の読者プレゼントのサイン色紙にも漢字でメッセージをいただきましたが、すごく上手ですよね。

いやいや、ホントに日本語は専門用語が難しい……(笑)。ただ、日常生活の中で日々いろんな人たちと会って話をする機会が多いので、ひとつの分野の深い専門用語でなければ、流れでなんとか理解できますね。日本語で一番難しいのは人物の名前です。人の名前なのか単語なのか分からない時があり、なんとなく会話を聞きながら、流れで把握するように努力していますが、難しいです。動物とか、植物とか、食材とか、人物とか、有名人とか……これはどういう意味の言葉なんだろうって。例えば、今、僕の目の前には「堀内さん」という人がいますが、隣にいる人が「優美さん」と呼んだら、違う人なのかな?って思ったり、名前と苗字が一致しないことがあります。日本語はその辺りが難しいですね。

2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

■久しぶりの地元ライブはドキドキ

――さて、4月11日には地元・大阪で久しぶりのライブがありましたが、いかがでしたか。

大阪は1年ぶりというのもあったし、今回はバンドではなく、サックスとギターだけでアコースティックの演奏というのもあったし、ドキドキ、ワクワクしながらのライブでした。今まで大阪のsoma(ライブハウス)でライブをした時は、前半はがっつりアコースティックで、後半は音源を使うアップテンポなナンバーの2部構成でやっていましたが、今回はそれを混ぜて行ったので、いろんな意味で新鮮でした。心配もあったし、緊張もしながら……実際やってみてどうなるかなという、見えない部分もありました。

――サックスとギターでやってみようと思った理由は?

実は、今年の1月に神戸でライブをさせてもらった際に、今回ご一緒したサックスとギターのお2人に伴奏で来てもらってたんです。すると、お客さんやファンの方から、「めっちゃよかった」って声が多かったので、それなら久しぶりの大阪はその2人に来ていただいて、アコースティックなライブでやってみようかなと、事務所との話し合いで決まりました。今回のダンスナンバーについてはすべて自分のオリジナル曲でそろえましたので、アコースティックナンバーについてはほとんどカバーで選曲しました。

――カバー曲も、日本語、韓国語、英語、スペイン語と、バラエティに富んでいましたね。

いつもとはちょっと違った感じで初挑戦の曲を盛り込んでみました。スペイン語もやりましたし、X-JAPANさんのロックも歌いましたし、これからもいろいろと挑戦していきたいと思います。選曲については、いつも自分で調べて「これをやろう」というよりも、事務所から流行の曲や評判の良い曲をいろいろと勧めてもらった中から、自分が好きな曲を選ぶパターンが多いです。でもね、ジレンマがあるんですよ。なるべく原曲の雰囲気を生かして歌うほうがいいのか、自分のスタイルで歌うほうがいいのかというのはあります。僕はカバー歌手じゃないから、自分的には完全にアレンジして、自分の感じでやりたいけれど、原曲の雰囲気で聞きたいというお客さまもいる。その比重をどう組み合わせるかというのが課題ですね。

――コレサワの「たばこ」もWONWOOさんらしさで歌われて、すごく良かったです。

あの歌、すごくいい歌でしょう? 最初はね、歌詞にはずっと「僕、僕」ってあるから、男の人の歌なのかなと思ってたんです。でも、テーマの設定が「たばこ」だから、よくよく聴いてると内容は女性の曲なのかなと。あの曲ほんとにいい曲です。

2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

2018年4月11日に開かれた「go by a WONWOO story5」より=写真提供:株式会社WW

■いたって健康体です

――例えばカバー曲の練習は、どこでしているんですか?

練習は、カラオケボックスとかには絶対に行かないですが、「これ、いい歌だな」というのがあれば、実際に僕が歌ったら大体どんな感じになるのかというのを確かめたくて、選曲のために行くことはあります。ただ、基本的な声質や雰囲気が合うのかどうかを確かめることはあっても、カラオケの音源にはメロディラインも入ってくるので、そこで練習することはありません。練習は、ライブの直前だとスタジオを借りますが、僕の事務所の建物は、7時になるとビル内の会社がほとんど退社時間になるので、それ以降は声を出しても音楽を流しても大丈夫なんです。事務所にはキーボード、ギターも置いているので、環境的には抜群ですね。オーナーさんも芸能界の方なので、理解してくれていて「夜も使っていいよ」と言ってくれて、すごくありがたいですね。ただね、夜8時半以降は、冷暖房が切れるので冬は本当に寒い。その中でストーブをつけてるんですが、昨年の冬はストーブが壊れててめちゃくちゃ寒かったです。

――それは大変! 風邪は引かなかったですか?

あっ、僕はなかなか風邪って引かないんですよ。年に一度あるかないかで、喉が痛くなるとかも全くないので「オレって意外と丈夫やな」と(笑)。いたって健康体です。

WONWOOさん=撮影・堀内優美

WONWOOさん=撮影・堀内優美

▪客席の反応がイイと歌っていても気持ち良い

――WONWOOさんといえば、ダンスも魅力的ですが、振り付けはすべてご自身で?

オリジナル曲はわりと自分で作ったものが多いですが、他のダンサーさんの振り付けをYouTubeなどで見て、研究してアレンジするのが多いですね。オリジナル曲のダンスは僕とダンサーのTAKUYAで相談しながら振り付けをつくります。例えばダンスタイムの曲はこの曲に合わせて振りを作ってくださいとお願いしたり。ただ、時間的に合わせるのが厳しいので、ライブのリハーサルが当日しかできなかった時もあり、各自で練習してきて、当日集まるようなことが多いですね。だけど、それだけ良いダンサーさんがついてくださっているという証拠ですし、そういった方々にサイドを固めていただいてるのはありがたいです。

――神戸と東京でライブをされてみて、いかがでしたか?

ワンマンは神戸で1月に開催し、東京では2月に「WONWOO presents」といった形で、東京で活躍されているアーティストさんとのツーマンで行いました。これまで東京では一度も出演したこともなかったのですが、一度東京でも歌ってみたいという思いがあったので、新鮮な気持ちで歌わせていただきました。東京ではもう1人のアーティストさんを見にこられている方が多かったんですが、それでもすごくお客さんの音楽への関心が高く、気持ち良く歌えました。ノリの良し悪しではなく、例えば知らなさそうな曲でも、踊ってくれたり口づさんでくれたり、クラブのような感覚で音楽を楽しむ雰囲気がありました。バラードを歌っても、アップテンポじゃなくても、それなりに体を動かして楽しんでくださっていて。客席の反応がイイと歌っていても気持ち良かったです。

WONWOOさん=撮影・堀内優美

WONWOOさん=撮影・堀内優美

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“「日本ではファンの方との距離が近くてうれしい」、WONWOOインタビュー(上)” への 2 件のフィードバック

  1. haru より:

    久々の大阪でのLIVEはアコーステックサウンドと大好きなウォヌさんの声に酔いしれたオトナ楽しい空間、極上な一夜でした。
    生の歌声やパフォーマンスにパワーや癒しを感じられる幸せな距離感も日本と韓国では全く違っていたんですね。日本のファンは幸せだなぁ・・・。
    ジレンマを感じていらっしゃるというカバー曲。わたしはウォヌさんにしか出せない色のカバー曲を聴きたい!!^^ウォヌさんが歌うタバコ♬最高に甘くて最高にセクシーでした!

  2. おたけ より:

    wonwooさんのライブに行って早3年たちました。歌とダンスが魅力 性格もですね。
    いつも 元気と幸せにさせてくれます。
    今回のライブでは、MOMの曲が印象に残ってます。
    これからの活躍応援しています。

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