アカデミー賞授賞式、心温まるコマーシャル映像

アカデミー賞授賞式と言えば、4千万人が視聴する米国映画界の大きな祭典です。その番組の30秒スポット広告となれば、大きな注目を集めます。

アメリカで古い歴史を持つ不動産会社コールドウエルバンカー社が、2月22日(日)に第87回アカデミー賞授賞式で流すコマーシャルは、主人の帰りを今か今かと待っていた犬が、飼い主がドアを開けた瞬間喜びを爆発させ、熱烈に歓迎する心温まるもの。でも、CMに出演している犬のことを知れば、感動が深まります。

コマーシャルで愛情深い姿を見せている犬たちは、シェルターから救い出されて新しい生活を始めた犬ばかり。例えばマックスのように、あと1日遅かったら安楽死させられていたという犬もいます。コールドウエルバンカー社は、犬こそハウス(家)をホーム(我が家)にしてくれるという考えのもと、不動産のコマーシャルに、シェルターの犬を引き取ろうという意味を込めたわけです。

“Our previous spots have showcased the joy of coming home, so this year it made sense to portray who’s on the other side of the door,” said Sean Blankenship, chief marketing officer for Coldwell Banker Real Estate LLC. “With more than 43 million U.S. households having dogs, there is no question that our pets go hand-in-hand with our love of home. The ‘Homes for Dogs Project’ takes this a step further, allowing our affiliated companies to join us in helping adoptable dogs find homes.”

「わが社の前のコマーシャルは、我が家(ホーム) に帰る喜びを表したものでしたが、今年はドアの向こうで待っていてくれる存在にスポットをあてたわけです」と語るのは、コールドウエルバンカー社のチームマーケティングオフィサー、ショーン・ブランケンシップさん。アメリカの43百万世帯が犬を飼っているのですから、我が家への愛情と犬への愛情が切り離せないことは、間違いありません。我々のHomes for Dogs Project はこの考え方を一歩進めて、関連の広告会社と一緒に、引き取り手を待っている犬にホームを探す手伝いができるようなCMを作ったのです」

100年以上にわたって、人々がホームを見つける手伝いをしてきた不動産会社コールドウエルバンカーが、次のミッションに選んだのが、”人間の最良の友”にホームを見つけること。ペットの里親あっせんをしている非営利団体 Adopt- a -Pet. com と協力して、人にも犬にもホームを探す新しいコマーシャルを作りました。

アカデミー賞授賞式でテレビを見ている人たちが、新しいホームを見つけるとき、シェルターで悲しい運命を待っている犬たちにも家が見つかるといいですね。

http://www.coldwellbanker.com/

http://www.adoptapet.com/

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