ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』来日公演が、2018年8月29日(水)から東急シアターオーブで上演されます。ファントム役は、ウエストエンド『オペラ座の怪人』でファントム役を演じ、約2,000公演に出演。ウエストエンド史上最多出演数を誇る、ジョン・オーウェン=ジョーンズ(John Owen-Jones)さんです。
ジョン・オーウェン=ジョーンズさんは、イギリス出身。1998年にロンドン・ウエストエンドで『レ・ミゼラブル』上演史上、最年少の26歳でジャン・バルジャン役に抜擢され、注目を集めました。2014年の初来日以降、ミュージカル・ミーツ・シンフォニーやソロコンサートなどで聴衆を魅了し、本公演が、来日ミュージカル初主演となります。
『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』は、ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」初のミュージカル化として、アンドリュー・ロイド=ウェバー版に先立つ1976年に初演された作品。ビゼー、ドヴォルザーク、グノーらのアリアを劇中にちりばめ、「愛するが故の悲劇」が色鮮やかに描かれます。
<ストーリー>(公式ページより)
「ここには幽霊が住んでいる」。パリ・オペラ座の舞台裏では、こんな噂が囁かれていた。関係者たちは幽霊にまつわる慣習を守るようにと新支配人リシャードを論すが、彼はまったく取り合わない。その夜、無名のコーラスガール、クリスティーンが歌姫カルロッタの代役を務めたオペラ『ファウスト』の公演で、出演者が不慮の死を遂げる。これは事故なのか……?遺体のそばには、幽霊からの謎のメモが添えられていた。
そして、幽霊からの突然の手紙がリシャードの元に。最高のボックス席の独占権とクリスティーンの起用を求める内容に、リシャードはクリスティーン自身が関わっていると疑い、彼女を解雇する。支配人の息子で彼女の恋人のラウルも、彼女の楽屋から聞こえた謎の男の声に嫉妬し、かばおうとしない。
ところがそんなとき、カルロッタがどうしても歌えないと訴える。喉を痛めたと言うが、実は誰かに脅迫されている様子。舞台にはカルロッタが立ち、歌はクリスティーンが歌うという妥協案がとられることになる。だがその夜の『ファウスト』もまた、思わぬ大事故に見舞われるのだった。
動揺するクリスティーンは、“謎の男”との不思議な体験をラウルに打ち明け、逃避行を約束する。しかし、物陰には“謎の男=ファントム”の影が……。恋の叶わぬことを知り、『ファウスト』のマルガレーテ役を演じることに。これで騒ぎは収まる、とリシャードが安堵する間もなく、今度は上演中の舞台からクリスティーンが消えた。彼女を救うため、謎めいたペルシャ人と共にオペラ座の地下に足を踏み入れたラウルたち一行を待ち受けるのは……。
<ミュージカル『オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~』>
【東京公演】2018年8月29 日(水)~9月9日(日) 東急シアターオーブ
公式ホームページ
http://operaza2018.jp/
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