「帝国はフレッシュ。泥臭くひたすら話し合って」、米原幸佑&藤原祐規対談(下)

藤原祐規さん=撮影・NORI

2019年10月24日(木)からの東京公演を終え、2019年11月2日(土)から11月3日(日・祝)までZepp Namba(OSAKA)で上演される『銀河英雄伝説 Die Neue These ~第三章 嵐の前~』に出演される米原幸佑さんと藤原祐規さんのインタビュー、後半です。後半は、米原さんと藤原さんの対談の途中からと、藤原さんのソロインタビュー部分を掲載します。(このインタビューは東京公演開幕前に行ったものです)

藤原祐規さん=撮影・NORI

藤原祐規さん=撮影・NORI

――藤原さんは現場の居方について、オーベルシュタインの影響はありますか?

藤原:あまりないです。ないかもしれないですけど、同盟で幸ちゃんがやってるように、僕も帝国ではやっぱり一番年上なんで、稽古場では押し付けにならない程度でアドバイスできたらいいなと思っていますね。や、でも正直「銀英伝」をやるまで、こんなポジションではなかったですね。というのも「銀英伝」第二章のパンフ撮影のときに、幸ちゃんに「フッキーやったら大丈夫か。頼むよ、帝国」って言われたんですよ。よく覚えてるんですけど。

米原:うん、言った。

藤原:なんか、こんなことを言う奴じゃなかったのになって。

米原:オイオイ。

藤原:そこでも、顔合わせのときにも「あ、こういう意味か!」って思ったんですけど、なんというか、良い意味でも悪い意味でも「若い」というか。すごいフレッシュで。

米原:うん。

藤原:元気よくて「やったるぞ!」って感じなんですけど、やっぱり経験はそんなにない子が居るから。彼らよりは多少経験がある僕がアドバイスできる範囲内でって。これを幸ちゃんは、第一章からやってたんやなっていうことですね。

米原:うん、そうですね、第一章のときはわりと自分のこともしつつ、大岩さんからは「周り見たってな!」みたいな感じやったんで。

藤原:僕も軽くは言われてましたね、「頼むよ」みたいな。

――やはり役としても、座組のポジション的にも…。

米原:オジサンですよ。

藤原:中間管理職といいますか。

米原:いやホンマねぇ、今回「銀英伝」に関しては、上も下もたくさん居るので。本当にその間に阻まれる世代だなと。

――中間管理職ポジションのお二人の目には、このカンパニーはどのように映っていますか?

米原:僕はさっき結構一通り言ったんで、ちょっと藤原さん。

藤原:やっぱり可愛いですよね、みんな。過ごしている時間も長いから、愛着じゃないですけど、やっぱり頑張ってくれたら嬉しいし、ミスしたら「なんでやねん!」と思ったりとか。“はじめて参加して、そのまま終わる舞台” とはちょっと違う感覚にはなってきてるなって思います。あと帝国と同盟で別れているので、同盟が良いシーン創ったら「やべっ!」って思って刺激を受けたりとかもありますし。シリーズものだからかもしれないですけどちょっと違う。やっぱり、カンパニーがちょっと成熟してきた感じはします。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、同盟・帝国それぞれのチームの様子などについて話してくださった対談の後半部分と、藤原さんソロインタビューで、第二章でオーベルシュタインを実際に演じての思いや、第三章に入っての新たな発見などについて藤原さんに伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載しています。

<有料会員限定部分の小見出し>

■米原:同盟は、自分のシーンは自分で責任持ってやるのが個性。帝国はフレッシュ

■藤原:二人を見るんですけど、その時の気持ちって小姑に近いというか

■藤原:立ってるのって意外と疲れるんですよ。キッチリ立っているのって

■藤原:DVDの一章、二章を見ていただくと、より楽しめるんじゃないかと

<舞台『銀河英雄伝説』>
【東京公演】2019年10月24日(木)~10月27日(日) Zepp DiverCity(TOKYO)(この公演は終了しています)
【大阪公演】2019年11月2日(土)~11月3日(日・祝) Zepp Namba(OSAKA)
公式サイト
https://www.gineiden.jp/

<関連リンク>
舞台 銀河英雄伝説 公式 Twitter
https://twitter.com/gineiden_stage
藤原祐規 Twitter
https://twitter.com/fukey0424
藤原祐規 アミュレート
http://amuleto.jp/talents/FujiwaraYuki.html
米原幸佑 Twitter
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米原幸佑 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
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米原幸佑さん=撮影・NORI

米原幸佑さん=撮影・NORI

※ここから有料会員限定部分です。

■米原:同盟は、自分のシーンは自分で責任持ってやるのが個性。帝国はフレッシュ

――お互いのチームに対して「うちのココは負けへんでェ!」というところはありますか?

米原:ねちっこさですかね。フレッシュ感がないんですよね、うちのチーム。若い子は居るんですよ、成弥(ユリアン・ミンツ役の小西成弥さん)も俊(ヤン・ウェンリー役の小早川俊輔さん)も若いんですけど、フレッシュ感ないんですよ、マジで。そこを負けへんというか、個性なんかなって。だからなんも言うことないんですよ。多少すりあわせはするんですけど、自分のシーンは自分で責任持ってみんなやる、みたいな感じなんで。人数多いところだけ「ミザンス、関係性、もうちょいこうした方がええんちゃうか?」 って話したりするぐらいで。

藤原:うちはフレッシュ感しかないわー。フレッシュ感がすごい。

米原:そうね、フレッシュ感。今回君島ちゃん(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ役の君島光輝さん)も入ってまたフレッシュやもんな。

藤原:フレッシュやから「いいシーン創りたいっ!」っていう気持ちが先走ってミスったりとか、可愛らしいところがあるんですけど。でも器用なタイプが揃っているわけではないので、本当に同盟と良い意味で逆かなと思います。帝国って軍服着てるし、ちょっとエリートみたいなイメージがありますけど、実際まったく逆で、もう泥臭い中でひたすら話し合って返して、うまく行かなくてもう一回話し合って、本当にちょっとずつ進んでいるみたいなイメージですね。

米原:原作的にもラインハルトがどんどん成長していく話だから。でも自由惑星同盟って、ずっとヤン。ただヤンだけ振り回されて、周りも振り回されて行くみたいな。人間的に成長しているのかというと、そんなに成長していない。「ヤン、成長してる?」みたいな。前回も「引退したいんですけど」とか言って。だからうちはなんか、ずっと変わっていないなという感じはある。環境だけが変わっていってる、みたいな。

――お二人の大人ポジション視点ならではの興味深いお話をもっとお伺いしていたいところですが、残念ながらここでお時間となってしまいました。米原さん、お話有難うございました!

米原:ありがとうございます!

米原幸佑さん(写真左)と藤原祐規さん(同右)=撮影・NORI

米原幸佑さん(写真左)と藤原祐規さん(同右)=撮影・NORI

■藤原:二人を見るんですけど、その時の気持ちって小姑に近いというか

――引き続き、藤原さんにお話を伺います。前回第二章で、オーベルシュタインとして実際に舞台に立たれていかがでしたか?

藤原:アンケートによりますと、お客さまからは受け入れていただいたようで。と言っても本当に試行錯誤の毎日だったので、そうですね、ホッとしたという印象でしたね。

――第二章を経て、第三章に入って新たな発見はありましたか?

藤原:第二章のときは、単純にオーベルシュタイン初登場だったので、否が応にも自己紹介の場があったんですけど、今回仲間になった状態で始まるので、前は異分子というか、ただ異質であれば良かったかもしれないんですけど、今回はわりと異質なのにラインハルトの横で溶け込みつつあるという点がちょっと難しいのかなと思いまして。ラインハルトと溶け込み過ぎちゃっても、それはそれで違うと思うし、異質感だけでいってもどうなんだ?! みたいなバランスが。

だから今回も試行錯誤ですね。それでちょっとでも気が抜けると、オベ感みたいなものがなくなると大岩さんから言われまして。なので本当に試行錯誤で毎回毎回役をキープしながら自分の感情も乗せたいし、バランスも考えたいし。だから、今回演って思ったのは、やっぱり難しい役だなと思いました。

――本当にラインハルトたちとのバランスが難しい役なんですね…。

藤原:そうですね。ただ仲良しっていうわけじゃぜんぜんないじゃないですか。

――でもローエングラム陣営の一人ではある。

藤原:そして参謀である、というところが、やっぱり難しいなと思いますね。

――第三章では、ずっとラインハルトのそば近くにいるんですか?

藤原:ずっとラインハルトの横に、はい。

――先日、ラインハルト役の永田聖一朗さんとキルヒアイス役の加藤将さんにお話を伺ったのですが、オーベルシュタインがやってきてからは、社内恋愛状態だと表現されていました、三角関係の。

藤原:本当にね、小姑のような気持ちなんですよ、僕、なんか。

――小姑ですか!

藤原:一応その、原作でも「ナンバー2不要論」というか、キルヒアイスを重用し過ぎなんじゃないか、ということをたびたび言うんですけど、やっぱりそれを元に役を創っていくと、ラインハルトがみんなの前で、キルヒアイスに対して私情を乗せた発言をしたとか、いきなり階級を上げちゃったりとかしてるときに、やっぱりオーベルシュタインとしては「ラインハルトさま、いいんですか? そういうの」っていう気持ちになると思うんですけど、それを舞台だから表現しないといけないので、ちょっと二人の方を見るんですけど、その時の気持ちって小姑に近いというか。「俺なんでこんなにヤな気持ちで二人を見てるんだろう?」って思うと、なんか三角関係ですよね、だから。

――「ヤな気持ち」というのは、オーベルシュタインとしての心情が?

藤原:オーベルシュタインとしては、やはり部下と上司、「貴方は元帥閣下であり、キルヒアイスは上級大将である、っていうところを、みんなの前でちゃんと公私を混同させないでくれよ」と言いますか、「ちゃんと規律を守ってくれよ」って言うだけなんですけど、僕からすると二人が仲良くしてるのを、ヤな気持ちで見てると。なんかちょっと小姑に近い。だから僕としては、ですね。藤原祐規としては「小姑に近いんじゃないかコレ」という。なんか、僕の「オイオイ」っていう私情が入るんですね。

――それはなかなか演っていても複雑そうで…。

藤原:そうですね。第二章のときもわりとあったんですよ。キルヒアイスが居た位置にわざわざ立つ、とか。もうなんか、三角関係だなぁと思ってましたけど。

――「キルヒアイスが居た位置にわざわざ立つ」というのは?

藤原:ミザンスの話なんです、演出です。だから、第一章ではずっとキルヒアイスが立っていた、ラインハルトの後ろに今回僕は立っているということです。で、第二章をよく観てると、オベがそこに立ち始めたシーンがある、っていうことですね。そこからずっと僕はラインハルトの後ろに立っている。

――そこに関して、先日加藤さんも、“自分がラインハルトの後ろに立っていないのが悲しくて泣きそう” だと話してくださって。

藤原:あぁ、大分こじらせてますね。

――完全にキルヒアイスのポジションにオーベルシュタインが入っているんですね。

藤原:そうですね。位置的には完全に入ってます。

――初日間近ですが、カンパニーの雰囲気はいかがですか? 今回かなり内容も濃いとお聞きしてます。

藤原:はい、とても濃いですね。登場人物も多いですし、ドラマもいっぱい詰まっていますので。演出的にも役者的にも、目まぐるしくシーンが入れ替わる忙しい舞台になるなーと思うんです。やっぱりその中で、このカンパニーの良いところは、諦めないというか、めげないと言いますか。常に良いものを追求するという姿勢を、ベテランの方が見せてくださるので。それに帝国の若いモンが食らいついていくっていう良い図式になっているんじゃないかなと思っています。とくに僕が見てるのは帝国のみんなですけど、昨日も僕から帝国軍のグループLINEに「気合い入れ直して行こうぜ!」みたいなメッセージを送ったりして。「みんながんばろうね」って。まぁ、帝国と同盟の課題が違うというのもありますけど。

――帝国と同盟の課題が違う。

藤原:さっき幸ちゃんも言ってましたけど、同盟はかってに出来上がってくるイメージなんですよね。たとえば今回稽古が後半に集中していたので、第二章よりは出来上がるタイミングが遅いかもしれないですけど、でもきっとやってくるのはわかってる、みたいな。逆に僕らはわりと牛歩というか、しっかりしっかり一歩ずつ進んで行くスタイルで稽古している感じなので。同盟はかってに上がってくるから、「負けないようにがんばろうね」っていうことですね。

――同盟軍と帝国軍は、立ち上がり方もかなり違うんですね。

藤原:そうですね。当たり前ですけど、同じシーンに居ることがほぼないので、相手を見ることが九割というか。だから、もう本当に「向こう、出来上がってきたな」とか、「あれ、ちょっと向こう気抜けてんな」とか、見ててすぐわかるような稽古場になってます。

藤原祐規さん=撮影・NORI

藤原祐規さん=撮影・NORI

■藤原:立ってるのって意外と疲れるんですよ。キッチリ立っているのって

――同盟と帝国は、設定上同じシーンに居ることはほぼありませんが、たとえば、直前のシーンの同盟側の芝居や出方を見て、こちら側の芝居を変えるといったことはあるのですか?

藤原:あります。たとえば向こうがガチっとシーンを作ってきて、空気がブワって変わったときに、じゃあ、向こうがそうきたら、こっちはどう行けばいいかっていうのを、とくにわかりやすく感じられるといいますか。だから、フワッとしたあんまり空気が完成されていないシーンが前に行われていたら、こっちはマイペースにやろうと思うんですけど、向こうがなんかものすごい盛り上がっていたら、こっちも盛り上げなきゃいけないのか、むしろ抑えなきゃいけないのかの出方がうかがえると思うんです。そういうもので、やっぱり相手の稽古を見るというのが結構重要な時間になってきているのかなって。

いまもそうですけど、第二章のときは、わりと自分たちでいっぱいいっぱいで、試行錯誤くり返しながら相手のシーンを見て、そして「いまのシーン見てた? ちょっと結構きてたよね。じゃあ、俺らのシーンもうちょっとさ、静かに始まった方が良いかもね」みたいな、そういうことをちょっと返して、うまく行かないこともいっぱいありますけど試していく。本当に試行錯誤です。でもやっぱり難しい作品ですね。丁寧に精密に演らなきゃいけないなと思います。

――とくに帝国の世界観は、礼儀作法ひとつ取っても約束事もたくさんありますね。ところで、第二章のオーベルシュタインの所作が、非常に美しくて優雅で見惚れていました…!

藤原:メチャクチャ気をつけてます。“初動を大切に、納めを大切に” みたいなのはずっと思って。同盟だったら良いと思うんですけど、帝国は出てくる人間が貴族が多いので。そういうところで同盟との違いを出していけば、同盟がナチュラルに演ってくれればくれるほど僕らも立つし。僕らがしっかり演るほど向こうも立つし。わかりやすくなるんじゃないかなと思って、そこは僕は意図的にちゃんと演ろう! と。

――先日の永田さんと加藤さんのお話の中で気がついたんですが、そういえば帝国では無造作に頭をかいている人見ないなって。

藤原:かけないです、かけないです。オーベルシュタインが頭かいたら、多分怒られますもん。タブレットを使うシーンがあって、タブレットを持って話を聞いているんですけど、あまりにも見ている時間が長くなって、一回スワイプしたんですけど、これも「オーベルシュタインらしくない」って。

――なんて細やかな!

藤原:オーベルシュタインもスワイプするんじゃないかって思ったんですけど、それすらもキャラっぽくないという。僕はいっぱい読んだ体(てい)でいたから、そろそろスワイプする、スクロールさせるだろって思ったんですけど、これがもうオベっぽくないというか。だからスワイプできないのでもっと書いてある体で読もうと。前回は義眼を出すっていう動作があったんですけど、それがないとこんなに何もしないんだなって。大概後ろ手を組んでます、ほぼ九割。あとは、手が出るかどうかぐらいの動きで。だから、劇場が800席くらいのキャパシティですけど、この規模でこんなに動きが少ないって言うのは、僕としても衝撃なぐらい。

――たしかに。しかし舞台に居続ける以上は、オーベルシュタインとして存在していなければならないので、動きがない中での舞台上の居方が大変そうですね。

藤原:グッと持ってなきゃいけないです。あと、立ってるのって、意外と疲れるんですよ。キッチリ立っているのって疲れるから、稽古で動いてなくても、やっぱり疲れちゃうんですね。

――頭の天辺から足の爪先まで、指先にも神経を配って、オーベルシュタインとして立っているわけですから…。

藤原:そうです。芯をクッと。

藤原祐規さん=撮影・NORI

藤原祐規さん=撮影・NORI

■藤原:DVDの一章、二章を見ていただくと、より楽しめるんじゃないかと

――最後に作品を観に来てくださるお客さまへ、藤原さんからのメッセージをお願いいたします。

藤原:さっき幸ちゃんが言っていた、予習をしてきてくださいっていうのは、僕もすごく思うんです。たとえばアニメのDVDとか漫画を読むときに、3巻から見る方ってそんなにいらっしゃらないと思うんですよ。やっぱり「1」から見ると思うんです。舞台は期間が限られているし、今回から観に来られる方もいらっしゃると思うんですけど、舞台版の第一章と第二章のDVDを見てこられる方というのは、そんなに居るのかしら? とも思うんですよね。今回来られることになった初見の方がいらっしゃるのであれば、ちょっと予習をしてきていただけると、より物語が楽しめるかなと思います。それが難しい方も、開場してから2回ぐらい、上演前にいままでのあらすじをスクリーンで投影していますので、ちょっと早めに来ていただいて、それを見るだけでもずいぶん違うんじゃないかなと思います。

もしよろしかったら(舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』のDVD)一章、二章を見ていただく、原作を読んでいただく、アニメの「Die Neue These」を見ていただくでも良いんですけど、なにかしらイメージを持って来てくださったら、より楽しめるんじゃないかと思います。…小言ばっかりになっちゃうな。そうですね、あと難しい言葉がいっぱい出てくるんですけど、それは僕たちも百も承知で、なんとかみなさまに伝わるように一生懸命しゃべってますので、頑張ってついてきてもらえればと思います。

――お話有難うございました。ところで第二章のときに、ラインハルトを利用しているのか、主君として仰いでいるのかという質問をさせていただいたところ、永田聖一朗さんのラインハルトをどう思うかで決めたいとおっしゃっていましたが…?

藤原:まだ途中ですね。ただ、ひと方向に傾いてきてはいます。

――「To be continued」ですね! 舞台でその方向性を見守りたいと思います。今日は有難うございました。

藤原祐規さん=撮影・NORI

藤原祐規さん=撮影・NORI

※米原幸佑さんと藤原祐規さんのサイン色紙と写真(米原さんソロ1枚と藤原さんソロ1枚の計2枚)を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは11月30日(土)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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“「帝国はフレッシュ。泥臭くひたすら話し合って」、米原幸佑&藤原祐規対談(下)” への 3 件のフィードバック

  1. リン より:

    第二章に引き続き、インタビューを読むことができ嬉しいです!
    今回も達花さんのもとで和気藹々とした空気の中、お二人の思いが濃く語られていました。帝国と同盟の違いがとても面白かったです。解釈について個人的に知りたかったことを、今回のインタビューでたくさん知ることができました。
    第二章での質問の答えがとても嬉しかったです、質問してくださり本当にありがとうございました!
    今回のお写真もNORIさんで、とても素敵でした!目元や表情や色彩が本当に綺麗です。
    第四章がありましたら、また達花さんとNORIさんの記事と、質問の続きを拝見できたら嬉しいです!

  2. asm より:

    ステキな対談とインタビューをありがとうございます。
    お二人の作品に向かう考え方を拝読し、観劇した時のことを思い出しております。
    ぜひ第4章がある際もインタビュー記事を載せていただけたら嬉しいです。

  3. まい より:

    第二章に続き、今回も素敵な記事をありがとうございました。
    藤原さん演じるオーベルシュタインの存在感や異質さ、所作のうつくしさ、全てがとても印象的でした。
    役柄についてや役との関係性などのお話どれも興味深かったです。
    米原さんとの対談もとても嬉しかったです。
    ありがとうございました。

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