美青年に出逢った作家は…スタジオライフ『ヴェニスに死す』 24年ぶり9月1日から上演

(左から)馬場良馬さん、松本慎也さん

作家が美青年に出逢ったことを機に、死の意味・生の意味と向き合うトーマス・マンの小説「ヴェニスに死す」をスタジオライフが舞台化した作品『ヴェニスに死す』が、2021年9月1日(水)から9月8日(水)までシアターサンモールで上演されます。ルキノ・ヴィスコンティ監督が映画化した「ベニスに死す」の原作としても知られる小説「ヴェニスに死す」をスタジオライフが青山円形劇場で初演したのは1997 年。以来24 年ぶりに今回は再構成しての2021年版『ヴェニスに死す』としての上演となります。出演は、笠原浩夫、馬場良馬、松本慎也、山本芳樹、曽世海司 ほかのみなさん。主人公の作家・アッシェンバッハ(笠原浩夫さん)が心奪われる美青年タッジオは、客演の馬場良馬さんと、スタジオライフの松本慎也さんがW キャストで演じます。

(左から)馬場良馬さん、松本慎也さん
(左から)馬場良馬さんと松本慎也さん

<倉田淳(脚本・演出)メッセージ>
主人公グスタフ・フォン・アッシェンバッハは作家、執筆活動に疲れ保養の為にヴェニスを訪れる。そこで一人の美青年タッジオに出逢ったことを機に、自己のレゾンデートルを深く模索し、死の意味、生の意味と向き合う。コレラのパンデミックを状況とした「ヴェニスに死す」の上演が、2021年のコロナ禍に暮らす我々にとって、「死」の存在が「生」を考える機会となるよう提示したい。

<劇団スタジオライフ『ヴェニスに死す』>
【東京公演】2021年9月1日(水)~9月8日(水) シアターサンモール
公式サイト
http://www.studio-life.com/stage/venice2021/

<キャスト>
笠原浩夫 馬場良馬 松本慎也 山本芳樹 曽世海司 遊佐航 ミヤタユーヤ 池辺光完 伊藤清之 大村浩司 藤原啓児

<スタッフなど>
原作:トーマス・マン
脚本・演出:倉田淳

<関連リンク>
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