自閉症・発達障害の人が暮らしやすい社会へ、努力を誓う青い光

青く染まるナイアガラの滝
青く染まるナイアガラの滝=PRWEB 2015年4月1日より

青く染まるナイアガラの滝=PRWEB 2015年4月1日より

国連総会(2007年12月開催)において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議されました。日本では4月2日から8日を発達障害啓発週間と定めていて、様々なイベントや活動が行われています。イベントの中には、東京タワーやナイアガラの滝、バルセロナのサグラダ・ファミリアなど、ランドマークが青い光で彩られるブルーライトアップキャンペーン(Light It Up Blue campaign) があります。(PRWEB 2015年4月1日より)

「世界自閉症啓発デー」の4月2日の夜から、アメリカの自閉症研究・啓発団体「オーティズム・スピークス(Autisum Speakes)」の呼びかけにこたえて、7大陸130か国以上の有名なランドマークや、宗教施設、商業施設、地域に青い光が…。世界中の人々に自閉症に対する理解を深めてもらう啓発活動、第6回ブルーライトキャンペーンの青い光です。

世界的な自閉症研究・開発団体である「オーティズム・スピークス」は毎年4月2日にブルーライトキャンペーンを開始しており、自閉症啓発月間と位置づけている4月の正式なスタートがこの青い光というわけなのです。

青い光を輝かせることで、世界で7000万人ともいわれる自閉症をもつ人たちへの理解を深め、発達障害を持つ人が暮らしやすい社会になるための努力をするという意思を表すため、今年は13000以上のビルがキャンペーンに協力。参加ランドマークは、ニュウーヨークのエンパイヤーステートビル、ワンワールドトレードセンター、ロックフェラーセンター、カナダのナイアガラの滝、ブラジルのコルコバードのキリスト像、エジプトのギザの大ピラミッド、台湾の台北101、日本の東京タワー、ロンドンのトラファルガー広場などそうそうたるラインナップで、なんと、英国南極観測局のハリーVI研究基地も。

ランドマークだけでなく、世界の様々な宗教関連施設や企業、地域も参加しています。アフリカの最大のモスクで、カサブランカにあるハッサン2世モスクも青く染まります。バルセロナのサグラダ・ファミリア、ブエノスアイレスのテンプロ・リベルタッドシナゴーグとメトロポリタン大聖堂。ニューヨークでは、公衆衛生局がゴミ収集車と清掃車2600台にブルーライトキャンペーンのポスターを張ります。コネチカット州の小さな町ウエストポートでは、100を超える店やレストラン、会社の建物が青い光で飾られ、中国の50都市で、ポーランドの100箇所で、青い光が輝きます。また、タンザニアのあちらこちらで、自閉症啓発のための行進が行われる予定です。

ブラジルのコルコバードのキリスト像=PRWEB 2015年4月1日より

ブラジルのコルコバードのキリスト像=PRWEB 2015年4月1日より

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