本と本屋の未来を考える「BOOK TALK in 関西」、大阪で10月1日に開催

「2016 BOOK TALK in 関西」の語り手、豊田政志さん(左)と大井達夫さん=写真提供・出版労連大阪地協

「本と本屋の未来」について考えるイベント「2016 BOOK TALK in 関西」が、2016年10月1日(土)、大阪市内で開かれます。「語り手」として登場するのは、出版取次会社に勤めていた経験のある自費出版編集者の豊田政志さんと、出版社に勤めながら街の本屋の店主もされている大井達夫さんのお2人です。アイデアニュースでは、添嶋譲さんの連載「言葉の工房」で各地の同人誌展示即売会の様子などを紹介してきましたが、10月1日に大阪で開かれるこの「2016 BOOK TALK in 関西」を取材し、インターネット時代の「出版」のありかたについて、あらためて考えてみたいと思います。当日の様子はアイデアニュースの有料会員向けページなどで詳しくレポートする予定ですが、ご都合のあう方はぜひイベントにご参加ください。

「2016 BOOK TALK in 関西」の語り手、豊田政志さん(左)と大井達夫さん=写真提供・出版労連大阪地協

「2016 BOOK TALK in 関西」の語り手、豊田政志さん(左)と大井達夫さん=写真提供・出版労連大阪地協

このイベントは、出版と出版関連産業の労働組合が集まって作っている「出版労連」が開いてきた「関西出版技術講座」の代替企画として開かれるもので、テーマは「私たちの『本と本屋の未来』を考える」とされています。

語り手の豊田政志さんは、兵庫県伊丹市内で出版物の企画・編集・販売などを手掛けている「出版サービスWille(ヴィレ)」の代表。豊田さんは、出版物の卸売業種である「出版取次会社」に勤めていたこともあり、自費出版・古書店・即売会・海外事情など、本をめぐる新しい動きなどを紹介します。当日のお話のタイトルは「本の周辺とウラ側、語ります ~元出版取次業者の出版流通ばなし」です。

もう1人の語り手の大井達夫さんは、教育関係の出版物を多く発行している出版社に勤めながら、埼玉県内で書店「忍書房」の店主をされています。本を売ることの楽しさ、街の本屋の現状を語ります。「本が売れない」と言われるなか、出版社・取次・書店の何が問題なのかを、ていねいに解説します。当日のお話のタイトルは「売る・買う・送る 街の本屋さんの今と次代の出版」です。

<2016 BOOK TALK in 関西>

【開催日時】2016年10月1日(土)13:30~17:00

【会場】弁天町ORC200生涯学習センター(第2研修室)

【住所】大阪市港区弁天1-2-2-700 オーク200ビル内2番街7階

【アクセス】地下鉄弁天町駅・JR弁天町駅から、ぞれぞれ約200メートル

【参加費】資料代込み2000円(当日支払、出版労連組合員は1500円、学生は1000円)

【その他】講義終了後「交流会」開催予定。自由参加・実費。

【問い合わせ】出版労連・大阪地協(担当:濵名、永石)

新興出版社啓林館労組事務所内 06-6779-1531(会社代表)

【申し込みサイト】こくちーず http://kokucheese.com/event/index/419388/

【定員】50名、定員になり次第、締め切り

<関連サイト>

自費出版のWille(ヴィレ) ホームページ

http://xn—-6b8a950hkcnuxm.com/

忍書房を紹介したブログ「忍城おもてなし甲冑隊」の記事

http://oshijo-omotenashi.com/blog/2016/08/31/post-12922/

日本出版労働組合連合会 大阪地域協議会のページ

https://sites.google.com/site/osakachikyo/

出版労連 大阪地協 フェイスブック

https://www.facebook.com/shuppanosaka/

弁天町ORC200生涯学習センター

http://www.kyoiku-shinko.jp/orc200/

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