「ミュージカル、舞台も、精力的に頑張っていきたい」 JONTEインタビュー(下)

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

歌手・俳優のJONTE(ジョンテ)さんのインタビュー(下)をお送りします。音楽活動とあわせて、近年は俳優としてミュージカルや舞台に数多く出演されているJONTEさん。最近では2016年7月~9月に行われたブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」にハリー役として出演され、2017年4月には舞台「それいゆ」再演にも出演が決まりました。今回のインタビューでは、「キンキーブーツ」出演時のエピソード、「それいゆ」の役柄について、今後どんなアーティストになっていきたいか……など、JONTEさんに伺いました。無料ページでは、インタビュー動画の一部、有料ページでは、インタビュー全文をテキストで掲載します。なお、抽選でアイデアニュース有料会員3名さまにJONTEさんのサイン入り「チェキ」写真をプレゼントします。(このプレゼントの応募は終了しました)

※アイデアニュース有料会員限定部分には、インタビューの全文をテキストで掲載しています。

<有料会員向け部分の小見出し>

■「キンキーブーツ」では、主人公の幼なじみの役と、工場員の役と2つの役に

■稽古期間から2ヶ月半くらいヒールを履いていると、お尻がキュッと上がってきて

■戦中戦後に自分がやりたいことをやり通した中原淳一さん、勉強になりました

■人の役に立てるような人になりたいというのは、今も変わっていない

■やっとの思いでできたアルバム、「歌の進化」みたいなものを楽しんでもらえたら

MIO & kawara CAFE&DINING presents Happy Christmas Day
【大阪公演】2016年12月10日(土)~11日(日) 天王寺ミオ本館12F

JONTE Birthday LIVE
【東京公演】2016年12月16日(金) ルミアモーレ

日本橋STYLE YEAR-END PARTY ~PREMIUM TIME~
【東京公演】2016年12月29日(木)日本橋三井ホール

舞台「それいゆ」
【東京公演】2017年4月6日(木)~11日(火)サンシャイン劇場
【福岡公演】2017年4月14日(金)~15日(土)北九州芸術劇場 中劇場
【兵庫公演】2017年4月19日(水)~23日(日)新神戸オリエンタル劇場

<関連サイト>
JONTE LIVE 「Reboot」 with Special Guest 川畑 要(CHEMISTRY)
JONTE「REBOOT」(試聴可能)
JONTE 『REBOOT』(ビルボードレコーズ)
JONTE -施鐘泰- Official Website
JONTE(ジョンテ)オフィシャルブログ
川畑 要 OFFICIAL WEBSITE

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※取材の際に撮影させていただいた、JONTEさんのサイン入り「チェキ」写真を、抽選で有料会員3名さまにプレゼントします。有料会員の方がログインすると、この記事の末尾にプレゼント応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは、12月23日(金)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントの投稿もできますので、ぜひよろしくお願いいたします。

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

※ここから有料会員限定部分です。

■「キンキーブーツ」では、主人公の幼なじみの役と、工場員の役と2つの役に

――俳優業でもご活躍されているJONTEさん、つい最近ではミュージカル「キンキーブーツ」にご出演されました。終わってみて、いかがでしたか?

JONTE:すごく充実した期間を送らせていただきました。初めて、女性のヒールを履く機会がありまして、改めて女性のすごさというか、こういうのを履いていつもお仕事をされたり、歩いているんだっていうことを知ることができて……。

――結構大変なんですよ。

JONTE:普通に歩くだけだったんですが、歩くだけでも足の裏がずっと疲れるんですよね。「これを履いて、女性の人はよく歩けるな」って(笑)。尊敬しました。

――そういうシーンがあったということですか?

JONTE:今回、主人公の幼なじみの役、工場員の役と2つの役をさせていただいたんですが、幼なじみの役は、靴工場のせがれで、経営難に陥って相談しに来られる幼なじみが僕が演じた「ハリー」という役なんです。その時は本当にラフな格好で演じることができたんですが、ヒールを作って経営難を救うというハッピーエンドのお話で、最後に自分のヒールを履いて主人公を助けると言うシーンがあるんです。

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

■稽古期間から2ヶ月半くらいヒールを履いていると、お尻がキュッと上がってきて

――新たな体験でしたね。

JONTE:そうですね。ドラッグクイーンを三浦春馬さんが演じ、女装家の人もいっぱい出てくるんですが、その人たちはずっとヒールを履いているわけなんですね。体は男性ですが、稽古期間から数えると約2ヶ月半くらい、ずっとヒールを履いているんです。すると体がけっこうスーッと、女性っぽく、お尻もキュッと上がってきたり。「ヒール筋」っていうんですかね?ヒールを履くことによって、普段男性では使わない筋肉が何か刺激されて、そういう体になったのかどうか分からないんですけれど、ヒールを履くことによって美しく見えてきたり、体が美しく変化してきたような感じにも見えて、「ああ、ヒールってそういう効果もあるのかなあ」って……。

――その体験を聞いて、私も「ちゃんとヒールを履こう」と思いました。

JONTE:(笑)。姿勢はすごく正されるような気がしましたね。実際、女の人としてはヒールってどうなんですか?

――日ごろはそんなに意識していないんですが、確かにおっしゃるように背筋が伸びるような感じがします。そうやって男性もそうなんだという話を聞くと、ぜひ男性の皆さんにも履いてほしいです。

JONTE:あ~~、(男性が)ヒールなんか履くと、おかしな世界になっちゃいますからね。でもなんか、あの、ちょっとヒールが、欲しくなったりなんかも……。

――買っちゃった、とかじゃなくて?

JONTE:買ってはいないんですが。でもファッションとして取り入れるのもいいのかなと思ったりもしましたね、うん。

――男性用のヒールって、出てたりするんですかね?

JONTE:見たことないので、男性用のヒールはないんじゃないかなぁ?それこそ女装家の人用とかになるかもですね。

――JONTEさんがヒールを履くようになったら、ファンのみなさんある意味、喜ぶかもしれませんね。

JONTE:喜ぶかどうか、複雑だと思うんですけど(笑)。ただ、けっこう面白い服装をしていたりするので、あまり驚かないかもしれないですが、自分が一番びっくりすると思います。足元見るだけでもヒールって、そこですごく女性の感じがやっぱり、一気に出るので。違和感というか、そんな気がしますね。

――ぜひ新たなファッションを開拓してください。

JONTE:(爆笑)!ですね。あははは!

■戦中戦後に自分がやりたいことをやり通した中原淳一さん、勉強になりました

――そして、来春4月より公演の舞台「それいゆ」の出演決定、おめでとうございます。

JONTE:ありがとうございます。前回も出演させていただき、再演という形で参加させていただきます。

――役柄についてお話ください。

JONTE:挿絵作家・中原淳一の助手の「天沢栄次」という役で出させていただきました。ずっと献身的に中原淳一さんのことをフォローしながら最後まで支え続けたそんな人です。「少女の友」という雑誌はご存知ですか?(僕が持っている)このハンカチ、目が大きくてちょっと特徴的な女性の絵、これが中原淳一先生の絵です。戦中戦後という時代において、外来文化や外来語がタブーでもある世界の中で、自分の意思をこうだと決め、「そんなものは時代が決めたことで、自分がやりたいことはこういうことなんだ」と、最後までしっかりとやり通した先生で、とても勉強になりました。また、「美しさとは何か」ということを。ずっと追い求め続けた先生でもあったので、あらためて自分も「美しさって、何なんだろう」と問いただし、見つめ直すことができました。

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

■人の役に立てるような人になりたいというのは、今も変わっていない

――俳優業、歌……と、幅広く活動されていますが、今後どんなアーティストになっていきたいですか?

JONTE:人と人とをつないでいける架け橋のような、人の役に立てるような人になりたいというのは今も変わっていないので、音楽を通して、俳優業を通して、皆さんに喜びや夢を届けられるような、そういう「プラスなもの」をお届けできるようなエンターテイナーになっていきたいです。

――今後の活動についてお話いただけますか?

JONTE:アルバムを出してから、少し時間が経ちましたが、1人でも多くの方に聴いていただける機会をたくさん増やしていこうと思っています。同時にミュージカル、舞台のほうも、もっともっと精力的に頑張っていきたいと思っています。

「JONTE LIVE 『Reboot』 with Special Guest 川畑 要(CHEMISTRY)」公演より

「JONTE LIVE 『Reboot』 with Special Guest 川畑 要(CHEMISTRY)」公演より

■やっとの思いでできたアルバム、「歌の進化」みたいなものを楽しんでもらえたら

――明日から始まるライブについて、見どころ、聴きどころを、お聞かせください。(※このインタビューは、大阪でのライブの前日の2016年10月21日に行ったものです)

JONTE:3年半ぶりとなる自身のアルバムは、いろんな経験を経て、やっとの思いでできたアルバムでもありますので、何より「歌の進化」みたいなものを楽しみにしてもらえたら、アルバムの世界観も楽しんでもらえたらと思います。大阪公演では、実際に一緒に歌わせてもらった川畑要さんも参加くださって、初めてライブで一緒に歌うことになったので、そちらも楽しみにしてもらえたら、と思います。

――最後に、ファンのみなさんへ、これまでのJONTEさんを振り返って、そして今後の活動も含めて一言メッセージをお願いいたします。

JONTE:本当にたくさんのご支援、お言葉を毎日いただいているわけなんですが、やっとの思いで出したアルバム「Reboot」を引っさげて、今回ツアーをまわらせていただきます。今後も、歌に、そしてまた、ミュージカル、舞台の方でも一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ぜひとも今後の活動をチェックしてもらえたらなと思います。頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

――ありがとうございました。

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

JONTEさん=撮影:アイデアニュース・橋本正人

※取材の際に撮影させていただいた、JONTEさんのサイン入り「チェキ」写真を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下のプレゼント応募フォームから、ご応募ください。応募締め切りは、12月23日(金)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントの投稿もできますので、ぜひよろしくお願いいたします。

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