ミュージカル界で活躍する俳優達が、歌無しの完全なストレートプレイ作品に出演する「扉の向こう側」が、 2016年11月11日(金)から兵庫と東京と愛知で上演されます。アイデアニュースでは、この舞台にジュリアン役で出演する岸祐二さんに動画インタビューしました。この舞台について語っていただいた部分を無料ページで、岸さん自身などについて語っていただいたお話を有料会員向け部分に掲載します。また、岸祐二さんのサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。(このプレゼント応募は終了しました)
「扉の向こう側」(英題“Communicating Doors”)は、イギリスの喜劇作家、アラン・エイクボーンが1994年に執筆した作品。隣室に繋がる二重扉「コネクティングドアー」を使い、現在から過去へいくつかの時代を「タイムワープ」しながらストーリーが展開する、「ドタバタ・サスペンス・コメディー」です。今回の上演では、岸祐二さんのほか、壮一帆さん、紺野まひるさん、泉見洋平さん、吉原光夫さん、一路真輝さんが出演。演出は板垣恭一さんです。
<ストーリー>
実業家リース(吉原光夫)は、ジェシカ(紺野まひる)とルエラ(一路真輝)の二人の妻を殺した過去を持つ。と言っても、手を下したのは彼自身ではなく、彼の共同経営者のジュリアン(岸祐二)であり、なぜか表沙汰にはならず、人生の成功者として日々を送っていた。しかし、70歳になり死を意識し始めたリースは、過去の自分に自ら制裁を下すかの様に、自分とジュリアンの悪事を告白する文書を書く。その文書を法的に有効なものとする為には第三者の署名が必要だ。そこでリースは、彼が滞在するホテルのスイートルームに娼婦・フィービー(壮一帆)を呼んで署名させようとするが、それに気づいたジュリアンはフィービーの殺害も企てる。身の危険を感じ、コネクティングドアーから隣の部屋に逃げ込むフィービー。ところがその扉の向こうは過去と現在を繋ぐ不思議な空間となっていたのだ。そこでフィービーは、殺害された筈の二人の妻・ジェシカ、そしてルエラと出会う。お互いの立場を何とか理解した3人の女たちは、自分たちの殺人事件を未然に防ごうと奮闘する。果たして…。
<11月12日追記>
公演の舞台写真と、演出の板垣恭一さん、フィービー役の壮一帆さんのコメントが届きましたので、掲載します。
【演出・板垣恭一さん】「今、開幕を一番楽しみにしているのは、創っている僕らかもしれないです。お客 様がどんな風に喜んで下さるのか、もしくは厳しい目でご覧下さるのか。この数 日間、そんなところがドキドキでもあり、ワクワクでもありました。 ネタバレになるので多くはお話し出来ませんが、この作品の魅力は、タイムワープする という仕掛け以上に、この人間関係がどうなっちゃうんだろう、というハラハラ ドキドキがずっと続くこと。最後は、人間の生きざままで考えさ せられる作品でもありますが、とにかくエンターテインメントであることを前提 に創っておりますので、楽しんで頂けたらと思っています。 」
【フィービー役・壮一帆さん】「本番の舞台で、どれだけのエネルギーを消費し、どこまで集中できるのか、ストレートプレイはまだまだ経験が浅い私には未知の世界です。とにかく体当たりでぶつかりながら、いいペースをつかむ事が出来たらと思います。絶対に妥協はせず、共演する方の呼吸を感じて、フィービーとしてのボールをどんどん投げて楽しいお芝居にしていきたいと思います。今回、宝塚もある兵庫から初日を開けますが、阪神大震災後、こんなに町がきれいになったんだな、と改めて感慨深いものがあります。個人的にはタイガースショップがあり、そこに早速遊びに行きました。(笑) 皆様にお楽しみ頂ける作品になると思いますので、是非、劇場に足をお運び頂けましたら幸いです。」
<扉の向こう側>
【兵庫公演】2016年11月11日(金)~13日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【東京公演】2016年11月16日(水)~11月23日(水・祝) 東京芸術劇場 プレイハウス
【愛知公演】2016年11月28日(月) 青少年文化センター アートピアホール
<関連サイト>
舞台『扉の向こう側』オフィシャルサイト https://tobira-no-mukogawa.amebaownd.com/
CUBE『扉の向こう側』のページ http://cubeinc.co.jp/stage/info/tobira.html
岸祐二 OFFICIAL WEBSITE https://kishiyuji.red/
岸祐二オフィシャルブログ『岸道』 http://ameblo.jp/yuji-kishi/
※アイデアニュース有料会員限定部分には、岸さんご自身について、「いろんな作品で若い子たちとご一緒させてもらって、その若い子たちがみんな巣立っていって売れて行くという貴重な経験」について、ヴェローナ大公役で出演する「ロミオ&ジュリエット」(2017年1月15日に開幕)について、橋本さとしさん、石井一孝さん、岸祐二さんによるユニット「MonSTARS(モンスターズ)」などについて、語ってくださった内容を動画で掲載しています。
※岸祐二さんのサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインすると、この記事の末尾にプレゼント応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは、11月24日(木)です。有料会員の方はコメントの投稿もできますので、ぜひよろしくお願いいたします。(このプレゼント応募は終了しました)
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岸祐二さんのインタビュー、とても興味深かったです。そして「扉の向こう側」拝見しました。6名の芸達者なキャストの皆さんで繰り広げられるサスペンスコメディ。それぞれ個性豊かで魅力的でとても秀逸な舞台でした。ストーリーもとっても素敵で、この作品は演劇好きの方は観ないと損します!!もちろん始めてお芝居を観る方にもとってもお勧めの作品です。この作品の悪役を演じる岸祐二さん。迫力ある悪役振りと繊細な表現は、コメディの世界をしっかりと支え、きりりとスパイスを与えてくれていました!!素晴らしかったです!!
岸さんが出演する舞台を観ていつも思うのですが、本当にこの方は演技派の役者さんだな・・・と。様々な役柄をいつも深く厚く魅力的に生きて魅せてくれる役者さんです!!