2018年11月24日(土)から全国で順次公開される映画『ONLY SILVER FISH』に出演される玉城裕規さんのインタビュー、後半です。玉城さんの今までの活動や、現在、興味を持っていること、2019年3月からミュージカル『ふたり阿国』に出演することなどについて伺いました。
――今年4本位舞台されていますが。
そうですね。今年は多いですね。
――21歳の時から重ねてきて、今年はどういう年でしたか?
去年は映画が4本重なって、久しぶりに舞台が続くなって感じですね。舞台は1作品が長く、楽しいですね。1か月稽古して、稽古をしたのに1週間で終わりよりは、せっかくだったら、長い方がいいです(笑)。充実している中でもやっぱり、僕は映画に憧れて、役者をめざしたので、映画が僕のなかでは頭の中にありますね。しっかり。
――それは演技をする方? ゆくゆくはディレクターをやりたいとか、もっとなにかなりたいとかあるんですか?
1個もないですね。出る側でしか考えた事はないです。
――今後のフィールドは、舞台もやりながら映画に出演する?
そうですね。そのバランスをいい感じにとりながらできれば良いなと思っております。
<取材協力>
ヘアメイク:泉脇崇(Lomalia)
衣装:瓢子ちあき
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、玉城さんの今までの活動や、現在、興味を持っていること、2019年には舞台『画狂人 北斎』やミュージカル『ふたり阿国』に出演することなどについて伺ったインタビュー後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>
■ヨーロッパツアーは、「世界を知ろう、社会科見学」みたいなものでしたね
■今年位から、お風呂に行くようになりました。温泉だったり、スーパー銭湯だったり
■歌わないですけど、大人って怖いところがあって、ぱっと(台本を)開いたらソロとか(笑)
■(過去に戻ってやり直したいことは?)高校生に戻って、好きな人に好きって…
<映画『ONLY SILVER FISH -WATER TANK OF MARY’S ROOM』>
2018年11月24日(土)より、シネ・リーブル池袋で公開 ほか、全国で順次公開
ONLY SILVER FISH 公式サイト
http://www.mmj-pro.co.jp/onlysilverfish/
ONLY SILVER FISH 公式 twitter
https://twitter.com/onlysilverfish
劇場情報
http://www.mmj-pro.co.jp/onlysilverfish/#theater
<日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』>
【福岡公演】2018年10月6日(土)~10月28日(日) 博多座(この公演は終了しています)
【東京公演】2018年11月3日(土祝)~11月27日(火) 明治座
【大阪公演】2018年12月9日(日)~12月14日(金) 梅田芸術劇場メインホール
http://makaitensho.jp/
<舞台『画狂人 北斎』>
【東京公演】2019年1月10日(木)~1月20日(日) 新国立劇場(小劇場)
http://no-4.biz/hokusai/
<ミュージカル『ふたり阿国』>
【東京公演】2019年3月29日(金)~4月15日(月) 明治座
https://www.meijiza.co.jp/news/20180720/
<玉城裕規 プロフィール>
Yuki Tamaki 1985年12月17日生まれ。2011年の舞台『少年ハリウッド』で伊達竜之介役を好演し注目をあびる。翌年、舞台『弱虫ペダル』東堂尽八役で人気を博し、2017年のドラマ「弱虫ペダルSeason2」にも同役で出演。舞台『ライチ☆光クラブ』では、作中で「奇人で変人」と描かれているジャイボ役を演じきる。辻仁成氏の初の脚本・演出作品『海峡の光』では同性愛者の役を演じ、大ヒットコミックの舞台『曇天に笑う』等で主演を務める他、2018年は、映画『ゼニガタ』や『一人の息子』に出演するなど、幅広く活躍している。
<関連リンク>
玉城裕規 Twitter
https://twitter.com/yomitama
玉城裕規 オフィシャルブログ「Ringentilire」
https://ameblo.jp/official-tamaki/
- 本屋大賞「翻訳小説部門」第1位の小説の舞台化『アーモンド』、2022年日本初上演 2021年11月21日
- 2019年以前の有料会員登録のきっかけ 2020年8月18日
- 「一癖ある人々が集い、謎が謎を呼ぶ」、舞台『+GOLD FISH』ゲネプロ写真 2019年5月15日
- 梅津瑞樹・前山剛久・杉江大志・玉城裕規ら出演『BIRTH』、初日と千秋楽を生配信 2020年10月3日
- 2019年以前の有料会員登録のきっかけ 2020年8月18日
- 「ミュージカル出演、もちろん歌わないですけど(笑)」、玉城裕規インタビュー(下) 2018年11月16日
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■ヨーロッパツアーは、「世界を知ろう、社会科見学」みたいなものでしたね
――2010年には、ヨーロッパ(イタリア・フランス・ベルギー・ドイツ)で行われたショーイベントJapan Anime Liveで人気漫画「NARUTO -ナルト-」のサスケ役を務められましたが…。
ヨーロッパツアーは、「世界を知ろう、社会科見学」みたいなものでしたね。1か月で4カ国6都市だったので、旅みたいな感じでした。新鮮だったのは、舞台をやっていても、観客が、「フ~!!」「ナルト~!」みたいに、めっちゃ喋る。「これから、決めのセリフがあるから、ちょっとしずかに」みたいな時もありましたが…(笑)。よりお客様の熱量が直接、伝わって、やってて楽しかったですね。
――だと、また、外に出たいとか、海外で体験したいとか世界で映像にしてもありますか?
そうですね。もう1回ヨーロッパに行きたいなって思います。ベネチアとか、すごくキレイでした。すごく空気が良かったんですよね。人も素敵でしたし、街並みが、キレイでしたね。なんかもうただただ良かったですね。街を歩いているだけで刺激になるので、「この仕事を頂けて本当に幸せでした!!!」って感じでした(笑)。
――では、出るのであれば、アメリカというよりは、ヨーロッパの方?
そうですね、ヨーロッパの方が、興味がありますね。生まれが沖縄なので、基地もあったり、意外に(アメリカが)身近に在る感じなんですよね。そこよりは、身近にない所に興味がありますね。
■今年位から、お風呂に行くようになりました。温泉だったり、スーパー銭湯だったり
――役者としてではなくて、個人としてやりたい事や興味を持っていることとかありますか?
今年位から、お風呂に行くようになりました。温泉だったり、スーパー銭湯だったりだとかに行くことが増えましたね。サウナと水風呂とかに入ります。
――何か、きかっけになるような事はあったんですか。
先輩とか、共演者の方とかとお風呂に行くようになってからですかね。行くと次の日とか、本番の時でも、身体が軽かったり、癒されたりするので。
――(舞台『魔界転生』博多座公演で訪れた)博多にも何か所か銭湯があるんですね。
あります、あります。行く前に調べましたもん。「ここと、ここにあるんだな」って調べてからいきました(笑)。
――大衆向けの銭湯とかにも、行かれるんですか?
そうです、そっちの方が多いです。休憩処や食事処があるところとかにも行きます。そちらの方が広いですし…。しっかりした温泉は、サウナとかが無かったりするじゃないですか。それはそれで、プライベートな時はそれでいいんですが、仕事などに携わっている時には、サウナがあるところが良いですね(笑)。
■歌わないですけど、大人って怖いところがあって、ぱっと(台本を)開いたらソロとか(笑)
――それでは、今後の活動についてお伺いしたのですが。
来年も舞台が多いです。作品もそうですし、役も、今までやったことのない作品が多くて、自分らしさを出しながらできれば良いですね。温かい目で観て頂けたら嬉しいです。
――今考える、自分らしさってどんなところですか。
窮屈っていうものをなるだけなくしたい、自由にのびのびとやりたいという感じです。そこは意識してやっていきたいなと思います。年明け、1月に(宮本)亜門さん演出の作品『画狂人 北斎』をやって、その後、ミュージカル『ふたり阿国』があります。もちろん歌わないですけど。
――歌わないんですか?
もちろん歌わないんですけど(大爆笑)。でも、やっぱ不安はありますね。大人って怖いなっていうところがあって、ぱっと(台本)開いたら、ソロとか書いてあって(笑)。その2つがメインであります。
■(過去に戻ってやり直したいことは?)高校生に戻って、好きな人に好きって…
――『ONLY SILVER FISH 』のように、過去に戻ってやり直したいことはありますか?
たくさんありますね~。高校時代ですかね。自分で、好きな人に好きって言えばよかった。はっはっはっはっ(笑)。やっぱ、伝えるって大事だなって思います(笑)。
――わかります。
はっはっはっはっ(笑)。後悔しちゃう(笑)。最近、寒くなって人肌恋しくなってくる時期で。はっはっはっはっ(笑)。
――最後に、ファンの方へ公開のへのコメントをいただいても良いでしょうか。
観てくださる皆さんがどういう捉え方をするのかっていうのが、僕自身すごく楽しみです。人間って後悔だったりしながら生きていくもので、振り返られないから今生きている一日一日を大事に生きないといけないので、振り返られるっていうのは、人間の醜さが出ているなって思います。これだっていう答えのない作品で、皆様がどうとらえられるかは人それぞれなので、気軽に観て楽しんでいただけたらなと思います。
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普段、なかなか雑誌などのインタビューで聞けないようなお話が聞けて楽しかったです。
素敵なインタビューをして頂きまして、伊藤華織さま、ありがとうございました!
素敵なお写真と記事で最後まで楽しく読ませていただきました!ONLY SILVER FISH、確かに一回観ただけでは謎だらけでした(笑)繰り返し観に行っては友人らと推理する時間もまた楽しいです♪
来年も舞台のお仕事が続くとのことで、今後も色々な玉城さんのお芝居を拝見できると思うと楽しみでなりません…!
今後一層のご活躍を心よりお祈りいたしております。
写真も記事も凄く素敵でした。
最近、玉城裕規さんのファンになったので、色々な事が知れて良かったです。
とても素敵な記事でした。映画も、来年控えている舞台も楽しみです。これからの益々のご活躍をお祈りしています。
いまからOnlysilverfishもふたり阿国もたのしみです!
寒い季節になってきたので、玉城さんを見習って銭湯を開拓してみたいと思います!