俳優の平間壮一さんが、2018年12月26日(水)に、Sinagawa Club eXで、『S×?』vol.1を開催しました。Oguri(s**t kingz)さんと作り上げたスペシャルダンスショーで、ストーリー仕立てのダンスパフォーマンスを中心に、トークや歌を交えたエンターテインメント。詰め掛けた満席の観客の熱と、平間さんの愛がかけ合わさって、なんとも幸せな空気に包まれた様子が印象的なイベントでした。
2018年は、劇団☆新感線『髑髏城の七人- Season月<上弦の月>』、シアタークリエ10周年記念コンサート『TENTH』、ミュージカル『Indigo Tomato』、ミュージカル『ゴースト』に出演し、作品ごとにさまざまな魅力を発揮している平間さん。2019年の最初の作品は、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で、2017年に引き続きマーキューシオ役で出演します。
開演前のアナウンスから平間さんの生声でお届け。平間さんらしさ満載の楽しい雰囲気で盛り上がります。まずは歌からスタート。アフタークリスマスということで、クリスマスの楽曲を一曲披露。緊張しているという平間さんですが、笑顔全開で会場の空気を一気にハッピーに。続いて、過去の映像を観客と一緒にみながら、これまでの軌跡を振り返ります。お宝映像も盛り沢山で、特に活動当初のものを恥ずかしがる姿も。作品ごとに、歓声が上がっていました。平間さん自身が感じている進化や変化について、素直な言葉で伝えているのが、平間さんらしいなと思いました。「役を背負ってダンスを踊るのは、素の状態で踊るのとは違っていて、(もちろん役で踊るのが楽しくないわけではないけれど)楽しく踊れたらいいなと思って今回のイベントが成立しました」と。まだ発表になっていない今後の仕事が(現段階で)5つあるので、みなさんについてきて頂けたら嬉しいです!」と呼びかけていました。
続いてメインのダンスパートへ。映像から世界が広がってダンスに繋がっていく演出が素敵でした。映像のなかには、都会の片隅で満たされていない少年と人形が。ステージ上には映像のなかに出てきた人形(Oguri )がやってきて、眠っている少年(平間)を起こして踊りに誘います。パントマイムを交えた、コミカルな要素も入ったダンスは、温かくて楽しくて、道化のストリートパフォーマンスを見ているような感覚にも。そして、その人形は次の寂しそうな子供に受け継がれていく余韻を残し、物語は幕となります。フィナーレ的なナンバーでは格好いいダンスも見せて大いに盛り上がりました。
有料部分には、舞台を終えた平間さんに伺ったコメントと、独自に撮影した写真を掲載しています。
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、1回目のイベント終了後に平間さんに感想を伺った内容の全文と公演写真10カットを掲載しています。
<有料会員限定部分の小見出し>
■「まさかもうないよね」と煽られていたので、泣くもんかと思って頑張りました(笑)
■いつも完璧じゃなくてすみませんとは思いつつも、成長を見守って頂けたら
■自分が想像してしまうと、ダークというか、もっとすごいところまで行ってしまうんです
■続く予定です! 自分が成長しつつも、新しいものを作っていくことをやりたいです
<平間壮一ダンスイベント『S×?』Vol.1>
【東京公演】2018年12月26日(水) 品川・クラブ eX(この公演は終了しています)
公式サイト
https://a.amob.jp/mob/news/ticketShw.php?site=A&cd=1563
<関連リンク>
平間壮一 アミューズオフィシャルサイト
http://artist.amuse.co.jp/artist/hirama_soichi/
平間壮一 オフィシャルブログ
http://lineblog.me/hirama_soichi/
平間壮一&STAFF Twitter
https://twitter.com/so1_staff
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■「まさかもうないよね」と煽られていたので、泣くもんかと思って頑張りました(笑)
1回目のイベント終了後に、平間さんに感想を伺いました。
ーー(イベントが)終わっていかがですか?
踊りながら泣きそうになりました。
ーー泣かないように我慢した?
我慢しました! 前回単独イベントをやったときに泣いてしまって、「まさかもうないよね」と煽られていたので、泣くもんかと思って頑張りました(笑)。ひとつの夢が叶って、自分が足りないところもまた味わって、こういう機会を作れることが本当に嬉しいなと思いました。
■いつも完璧じゃなくてすみませんとは思いつつも、成長を見守って頂けたら
ーー会場に入ったときから、お客様の熱をすごく感じました。
(会場)が温かくて、温かいお客様に恵まれているから、こうやっていろいろとトライ出来るんだなと思いながら、いつも完璧じゃなくてすみませんとは思いつつも、成長を見守って頂けたらと思っています。がっつりと「これだ!」と見せられることがいつ出来るんだろうと、自分では思います。
■自分が想像してしまうと、ダークというか、もっとすごいところまで行ってしまうんです
ーー(イベント全体が)平間さんらしい感じがしました。ダンスもほっこりした感じが、平間さんらしいなと。
そうですね。でも、自分が想像してしまうと、いつもダークというか、もっとすごいところまで行ってしまうんですよ。明るい感じに見せつつも、実はアートの行き過ぎたものみたいな、伝わらないぐらいのところまで行ってしまうのを、みんながバランスを取ってくれるんです。
ーー逆に、今後そういうダークな面が出てくることがあるかもしれない?
あるかもしれないですね!
ーーそれも見てみたいですね。
最初は人形に袋をかぶせたいとか、そんなアイデアもあったんですよ。目から受け取るものってありますよね。感情を無くしてしまった人が、目を見るのが怖いみたいなものをやりたいと思ったんです。(みんなでいろいろ相談した)結果、こういう感じになりました。
■続く予定です! 自分が成長しつつも、新しいものを作っていくことをやりたいです
ーー今回がvol.1ですが、この先に、vol.2、vol3と続いていく構想は?
続く予定です! 出演していただけるゲストの方と何かをやって、自分が成長しつつも、新しいものを作っていくことをやりたいです。
壮ちゃんの素敵な笑顔を残してくれてありがとうございます。また続きがあったら特集組んでくれると嬉しいです。