TikTokフォロワー100万人突破、「やるべきことが見えてきた」JGインタビュー(上)

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

日韓合同のボーイズグループ「BEE SHUFFLE」が2017年に活動休止になった後、メインボーカルだった韓国人メンバーのジュノとギュミンによって結成された「JG」=JOONHO&GYUMIN(ジュノ&ギュミン)。抜群の歌唱力、キレキレのダンスに加え、MCで見せる流暢な日本語、漫才のようなお笑いセンスも大人気。最近は動画共有サービスTikTokのフォロワー数が急上昇! 2019年6月には100万人に迫り注目を浴びています。2019年5月30日にはギュミンさんの26歳の誕生日をお祝いする『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』が行われました。そんなジュノさんとギュミンさんにインタビュー。ステージで起きた爆笑ハプニングや、兵役による活動休止を控えての日本活動の思い出などを語ってくれました。

※編集部注:2019年7月1日に確認したところTikTokのJOONHO&GYUMINアカウントの「フォロワー」(ファン)は1.0m(1ミリオン)つまり100万人、「いいね」(ハート)は7.2m(720万いいね)となっていました。
https://www.tiktok.com/@joonho.gyumin

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

――2月のジュノさんの生誕ライブ以来ですね。

J:お久しぶりです。僕がJGのリーダー、お兄さんのジュノです(笑)。

G:僕はJGの弟のギュミンです。お久しぶりです(笑)。

――まずはギュミンさんの生誕ライブの感想をお聞かせください。

G:兵役に行く前の最後の生誕ライブだったんですが、皆さんと一緒に過ごせて嬉しかったです。いろんな方に応援してもらって胸がいっぱいになりました。

――ソロで歌われた「HAPPY BIRTHDAY」が感動的でした。

G:僕はback numberさんが大好きで、新曲が出たら必ず聴くんです。今回は歌詞が共感できるし、ファンの皆さんにもこれを歌って欲しいと言われて、ぴったりじゃん、と思って歌いました。

『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』で、back numberさんの「HAPPY BIRTHDAY」をソロで歌うギュミンさん=撮影・伊藤華織

『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』で、back numberさんの「HAPPY BIRTHDAY」をソロで歌うギュミンさん=撮影・伊藤華織

――ジュノさんの感想は?

J:いつもイベントではほぼ僕がしゃべってるんですが、今回はギュミンを立たせてあげたのが新しかったです(笑)。一緒にいるようになってから7回目の誕生日なので感動しました。友だちやギュミンのお父さんに映像メッセージをもらって準備したのも楽しかったです。

――映像を見たギュミンさん、泣いてましたね。

J:ギュミンはふだん絶対泣かないんですよ。ステージで泣くのを今日初めて見ました!

G:あれは泣いたんじゃなくて目にゴミが……。

J:うるさいわ。思い切り泣いてたやん! 舞台袖から涙が光ってるのを見て作戦大成功って思いました(笑)。

――ファンに向けての手紙の朗読あたりからうるうるきているようでしたが。

G:手紙は悲しくしたら悲しくなるし、みんなも僕も泣くと思ったから、わざと面白く書いたんです。でも映像メッセージがあるとは思わなかった。前回のジュノの誕生日のときは僕が準備したんですけど(笑)。友だちやBEE SHUFFLE時代のメンバーの映像を見て我慢してたときに最後にお父さんがバーンときて…もうダメでした。

J:ギュミンのお母さんと弟さんにもメッセージをお願いしたんですが「恥ずかしいから無理」と断られて、お父さんだけが映像をくれたんです。事前にチェックしないといけないじゃないですか。ギュミンのお父さんなのに先に見た僕が泣いてしまって(笑)。

G:ジュノは昔からそう。他のメンバーの家族からのメッセージを見て、なぜかわからないけど本人よりもっと泣く(爆笑)。

J:でも今回は先に見ておいたおかげで本番では泣きませんでした。

G:ジュノは僕より感受性が豊かでけっこう泣き虫なんです。僕がふだん泣かないのは我慢することもあるし、もともと涙があまり出ないんです。

※こちらは、2019年5月30日に行われた、ギュミンさんの26歳の誕生日をお祝いする『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』の様子を撮影した動画の(1)です。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、ライブイベントでのハプニングや、TikTokのフォロワーが100万人に迫る勢いになっている理由をどう考えているか、などについて語ってくださったインタビュー前半の全文と写真、『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』動画の(2)を掲載しています。7月2日掲載予定のインタビュー「下」では、新曲の「キズナミダ」について、兵役前の心境や、「BEE SHUFFLE」時代からの2人の関係を振り返って、ファンへの思いなどについて語ってくださったインタビューの後半の全文と写真、『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』動画の(3)と(4)を掲載する予定です。

<有料会員限定部分の小見出し>

■J:「いつもは言えないけど、僕の弟よ、愛してる」は6回も撮り直したんです

■G:皆さんの前でなまなましいところを見せたのは初めて。めっちゃ恥ずかしかった

■G:7年間で一番恥ずかしかったのは「女装して原宿の竹下通りを歩く」罰ゲーム

■J:(TikTokは)いわゆるバズるのとバズらないのがあって、反応がいいのは…

<『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』>
【東京公演】2019年5月30日(木) 新宿ReNY(この公演は終了しています)

<『JGワンマンライブ ~Thank you for WINGS~』>
【東京公演】2019年6月18日(火) TSUTAYA O-EAST(この公演は終了しています)

<関連リンク>
JG(JOONHO&GYUMIN -ジュノアンドギュミン- )公式サイト
www.jgfb.jp/
JG(JOONHO&GYUMIN -ジュノアンドギュミン- )公式Twitter
https://twitter.com/JOONHO_GYUMIN
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https://www.tiktok.com/@joonho.gyumin
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JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

※ここから有料会員限定部分です。

■J:「いつもは言えないけど、僕の弟よ、愛してる」は6回も撮り直したんです

――映像メッセージの中でジュノさんが韓国語で「いつもは言えないけど、僕の弟よ、愛してる」と言った瞬間はぐっときました。

J:(照れまくって)はい、インタビュー終了!!

G:恥ずかしい。一度聞いただけで充分(笑)。

J:僕も二度と言いたくない(爆笑)。でもあれ、角度や表情が気に入らなくて6回も撮り直したんですよ。

JOONHOさん=撮影・伊藤華織

JOONHOさん=撮影・伊藤華織

■G:皆さんの前でなまなましいところを見せたのは初めて。めっちゃ恥ずかしかった

――ファンも参加しての早食い対決コーナーでは、頑張りすぎたジュノさんがカップラーメンを口から噴射して…

J:(頭を抱えて)オーマイガー!

G:ぜひ動画をアップしてください(笑)。

J:あれはダメ~(笑)。TV番組の早食い対決で何回か口の外に出したことはあるんですが…

G:(冷静に)毎回です。

J:実際に皆さんの前でなまなましいところを見せたのは初めてです。めっちゃ恥ずかしかった。「ギュミンは熱いの無理だからゆっくり食べるんだろうな」と油断してたら、急にMCが「ギュミンはもう半分食べ終わりました」と言って。

――途中から奇跡的に追い上げてましたものね。

J:「これはやばい。絶対負けたくない」とヘンなプライドが出て全力で食べたんです。でも喉が狭くて飲み込めなくて。何かが鼻の中に入って、そのあとそれがのどぼとけにバン!ってあたって。あれはもう我慢できなかった(笑)。

G:僕は必死に食べてたらお客さんのすごい悲鳴が聞こえたから「ジュノが食べきったんだな」と思ったら、下に千切りのラーメンが見えて。しかもお客さんの本当にすぐ目の前に!(笑)。

J:あの瞬間「あ、オレもう終わった」と思いました。「これはひどくない?なまなましすぎる。ドン引きや」と。しかも散らかったラーメンをスタッフさんが一生懸命掃除してる姿を見て…「完全に終わった」。

G:全国にアーティストはいっぱいいるけど、そんなことした人はジュノくらいでしょ。

J:ラーメン汁がTシャツの喉元にまで垂れて最悪でした。

G:みんなには見えなかったと思うけどジュノは手もラーメンだらけでした(笑)。僕が舞台袖でおしぼりをあげました。

――この話、記事にするのはNGですよね?

G:いや、出していいんじゃないですか?全然大丈夫です。面白く書いてくれれば。僕たちのファンはあたたかいから理解してくれるし。どこでも言えるネタが増えましたね(笑)。

J:とにかくあれはレジェンドでした。7年間の日本活動の中で一番恥ずかしかった。あれよりひどい失敗はなかったです。

GYUMINさん=撮影・伊藤華織

GYUMINさん=撮影・伊藤華織

■G:7年間で一番恥ずかしかったのは「女装して原宿の竹下通りを歩く」罰ゲーム

――ではギュミンさんがこの7年間で一番恥ずかしかったことは?

G:僕は女装ですね(即答)。

J:BEE SHUFFLE時代に雑誌の企画で、胸キュンセリフを競う勝負があったんです。ギュミンがみごとに最下位になって、その罰ゲームが「女装して原宿の竹下通りを歩く」でした。

G:初めて女性のブラジャーをしたんです。

J:下着って言えよ(笑)。

G:短髪で、ヒールを履いたから背が180㎝以上で肩幅もすごい。そんな人が竹下通りをワンピースを着て歩いてたら…

J:外国の人に声かけられたんだよね「GOOD GIRL」って。

G:そう、僕がめっちゃ低い声で「THANK YOU」って答えたらびっくりしてました(笑)。

J:見ますか?(と言ってスマホの動画を見せてくれる)皆さんもぜひYOU TUBEで「BEE SHUFFLE ギュミン 女装」って検索してみてください。

J&G:(動画を見ながら大騒ぎ)めっちゃデカッ! キモッ!

――いやいや可愛らしいじゃないですか。モデルさんみたいですよ。

G:もういいって!本当に黒歴史です。しかも映像が今も残ってるという。もう誰か消してくれないかな。

J:このあとギュミンは何回も女装したんですよ、家で。

G:やってません!

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

■J:(TikTokは)いわゆるバズるのとバズらないのがあって、反応がいいのは…

――最近はTikTokのフォロワー数が100万人に迫る勢いですね。

J:そうなんです。どうしてこんなに伸びてるんだろう。ありがたいというか運がよかったというか。やりだしたタイミングがよかったんだと思います。あとはファンの皆さんがすごく宣伝してくださった。海外のK-POP好きの方々がInstagramに載せてくださって、そこから2万規模とかでどんどん広がっていきました。

G:僕も韓国の友だちから「なんでお前TikTok でめっちゃ有名になってるの?」と連絡がきました。検索するとオススメとして僕が出てくるって。

――流行るためには何か秘訣があるんでしょうか?

J:今までに何十個も動画をあげてきて、いわゆるバズるのとバズらないのがあって。「みんなこういうのが好きなんだな」ってことがわかってきたんですが、一番反応がいいのは自然体、素の姿なんです。考えすぎたりキメすぎたりすると逆にダメ。軽いノリで楽にやったほうが受けるみたいです。

G:というと簡単に撮ってると思われるかもしれないけど、実際は20回、30回撮った中から選んでるんですよ。

J:そう。10秒、11秒の撮影に1時間かかったり、3つ撮るのに3時間かかったりしています。楽しく軽く楽な気分でやるけど、何十回も踊って、いいのが出るまで何回も撮る。いいのが撮れなかったらまた次回。そこはこだわりを強くもってやってますね。

――運やタイミングだけじゃない。しっかり努力されてるじゃないですか!

G:たしかに急にフォロワー数が伸びてからは責任感が出てきました。

J:CDのリリースイベントで地方を回るときも「TikTokを見て来ました」という方がいますし、徐々にファンが増えてる感じはしますね。ただ、番組やメディアで僕たちに興味を持ってくださった方が実際にライブ会場にいらっしゃるまでには結構時間がかかるんです。TVの冠番組をやりながら実感したんですが、半年から1年はかかる。だからTikTok もそれくらいかかるんじゃないかと思ってます。

――そういう意味でも盛り上がっている今、兵役による活動休止はもったいないですね。

J:そうですね。でも「早く行って早く帰ってくるのもありかな」って、今は前向きに考えています。

――この状況は1年前は想像できなかった?

J:ぶっちゃけ1年前はこれから先どうやっていくんだろうっていう不安がたくさんありました。ツアーのことで頭がパンパンでしたし。でも11月にTikTokを始めたあたりから自分たちがやるべきことが見えてきたんです。「僕たちがライブを楽しくやってる姿をファンの皆さんがブランド化してくれた」と言ったら大げさなんですが「JGのライブ、すごく楽しいよ~」ということが皆さんに認められて、それが他の人たちにまで広がって。それによって僕たちも変わっていきました。

――具体的にはどんなふうに?

J:ライブで自分たちのかっこいい姿を見せることも大事なんですが、それよりも大事なのはお客さんがどれくらい楽しめるか。そこがポイントだと思うようになったんです。それからはお客さんと一緒にできることを増やして、みんなで声を出せるような歌を歌って。終演後に楽しい気持ちで帰ってもらうことを一番に考えるようになりました。「俺らのコンセプトはこんな感じや」ということを意識しながらステージに立つことで、いろんなことがよくなっていったような気がします。

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

JOONHOさん(左)とGYUMINさん=撮影・伊藤華織

※こちらは、2019年5月30日に行われた、ギュミンさんの26歳の誕生日をお祝いする『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』の様子を撮影した動画の(2)です。『GYUMIN BIRTHDAY LIVE 2019』全体から4つの動画を作成しインタビュー「下」に(3)と(4)を掲載する予定です。

※JOONHOさんとGYUMINさんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは8月1日(木)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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“TikTokフォロワー100万人突破、「やるべきことが見えてきた」JGインタビュー(上)” への 3 件のフィードバック

  1. リエ より:

    笑ったり感動したり、とてもいいLIVEだったなぁと記憶が蘇りました😊
    ありがとうございます!

  2. かっこ より:

    読み応えのバッチリでした‼︎
    アイデアニュースさんの写真、大好きです♡
    動画もたくさん、上げて下さって感激です。
    これからもJGをたくさん掲載してくださーい♡
    素のふたりの表情の写真やインタビューをいつもありがとうございます♡

  3. yuri より:

    あの日の記憶が蘇る読み応えのあるレポありがとうございます^^ ギュミナが女装した日にたまたま遭遇してしまった唯一のファンなんです!懐かしい^^ TikTokやライブ作りへの思いが知れて感激でした^^

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