小西遼生さんの無観客生配信ライブBroadcasting LIVE『MUSEUM vol.2-FLOWERS-』が、2020年6月21日(日)に開催されました。ライブ配信現場に伺って撮影&取材をしてきましたのでご紹介します。ライブ演奏されたのは、すべて新曲を含む小西さんのオリジナル楽曲。会場全体の世界観とともに、すべてが一体化した“小西遼生ワールド”を堪能する時間になりました。なお、8月14日(金)と8月15日(土)には、KONISHI RYOSEI Broadcasting LIVE 2020 SUMMER 「LIVING-夏の心音-」が開かれることが、7月31日に発表されました。
生配信ライブを行っていた天王洲アイルKIWAは、小西さんがこれまでにもライブを開催している場所で、昼間は天井やガラス窓から自然光が降り注ぎ、夜は照明による空間演出が美しい、さまざまな顔を持つライヴハウスです。16:30スタートの第1部と、20:00スタートの第2部では、異なる景色を作り出していました。同じ会場で今年2月に開催されたライブ『MUSEUM』では、会場じゅうに様々な額縁が飾られていましたが、今回のサブタイトルは-FLOWERS-。様々な白い花が飾られていて、小西さんは「いろんな曲を聞きながら、いろんな色に染めていってほしい」と思いを込めていると話していました。前回の額縁も、今回の花も、小西さん自身が会場装飾をされていて、世界観を自身で演出。ライブのメインビジュアルや、新曲の歌詞が書かれた“ポエトリーカード”、その他のグッズなどのデザインもされたり、その感性があちらこちらに溢れ出ています。これらのすべてを、軽やかにフリーダムに作り上げていくところが“小西遼生らしさ”だと思います。
そして、ライブでは“家族のよう”と称するミュージシャンたちとのセッションが見どころ。小西さんは中央に、ミュージシャンがその四方を囲む形でセッティングされ、ソーシャルディスタンスを取った配置で演奏していました(ヴァイオリン:会田桃子さん、ドラム:赤迫翔太さん、ピアノ:榊原大さん、ベース:えがわとぶをさん)。そして、配信カメラは合計8台という贅沢さ。会場の天井から俯瞰で撮るカメラや、手持ちで小西さんを撮り続けるカメラ、ミュージシャンひとりひとりを撮るカメラなど、さまざまなアングルが盛り込まれた映像になっていました。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、アップテンポな曲、バラード、何度も歌い続けてきている曲、新曲など、さまざまに楽しめる曲が盛り込まれていた今回の曲目のなかで、特に印象的だった曲やシーンをテキストと写真で紹介したルポの全文を掲載しています。
<有料会員限定部分の小見出し>
■昼間の回、天井から降り注ぐ光の向こうへ羽ばたいていく鳥が見えるように
■スタッフの方々に、笑いながら「画面止まってもいいから拍手して」と
■2ヵ月の自粛期間中に生まれた新曲は、『喜びの歌』と『FLOWERS』
■自由に同じ場所で共に音楽を楽しむ未来を願いつつ、ポジティブに
<Broadcasting LIVE『MUSEUM vol.2 -FLOWERS-』>
2020年6月21日(日) ※この公演は終了しています
https://konishiryosei.com/contents/323753
セットリスト:
1st
1 たが為に
2 Morning star
3 MUSEUM -幻想的に非合理的な夢を-
4 空想改革
5 光れ
6 COME AWAY
7 A bird gets sunshine
8 6月の雨(pf only)
9 HIGH SOUL
10 ま、いっか
11 此の世は、夢。
12 Ding-dong
13 幻
14 喜びの歌
15 TIC TAC
16 FLOWERS
2nd
1 たが為に
2 Morning star
3 MUSEUM -幻想的に非合理的な夢を-
4 空想改革
5 光れ
6 COME AWAY
7 飛魚
8 短い夢(pf only)
9 HIGH SOUL
10 SUPER HERO
11 此の世は、夢。
12 想い出だらけ
13 幻
14 喜びの歌
15 TIC TAC
16 FLOWERS
【最速情報】無観客有料配信LIVE開催決定!!
KONISHI RYOSEI Broadcasting LIVE 2020 SUMMER 「LIVING-夏の心音-」
2020年8月14日(金) 20:00 START
2020年8月15日(土) 1部 16:30 START / 2部 20:00 START
詳細は下記より
https://konishiryosei.com/contents/332379
<関連リンク>
小西遼生 公式サイト
https://konishiryosei.com/
小西遼生 オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/ryosei-konishi/
小西遼生オフィシャルinstagram
https://www.instagram.com/ryosei_konishi_official/
小西遼生&スタッフ公式Twitter
https://twitter.com/ryosei_konishi
- 「顔を上げて 光あびて 歌を歌おう」、小西遼生『MUSEUM vol.2-FLOWERS-』現場ルポ 2020年7月31日
- 有料会員登録のきっかけ 2016年2月12日
- 【動画】ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』ゲネプロ動画公開 2022年9月26日
- 「冒険的な挑戦」、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』小西遼生・伊礼彼方(上) 2022年9月25日
- 「ふたりともお調子者」、小西遼生・伊礼彼方(下) 2022年9月25日
※ここから有料会員限定部分です。
当日生配信後、一週間のアーカイブがあり、何度も見て楽しんで欲しいからと、MCを少なめに、曲数を多めに構成。アップテンポな曲、バラード、何度も歌い続けてきている曲、新曲など、さまざまに楽しめる曲が盛り込まれていました。そのなかで、特に印象的だった曲やシーンをご紹介します。
■昼間の回、天井から降り注ぐ光の向こうへ羽ばたいていく鳥が見えるように
『たが為に』からスタート。小西さんが“悲しい少女の物語を花に例えて作った”と語ったスローナンバーです。「繋いだ手と手を離さないで」という言葉が心に届きます。ライブのリード曲でもある『MUSEUM〜幻想的に非合理的な夢を〜』では、全員がギアを上げて、アップテンポなリズムでライブの空気を一気に動かしていきます。会田さんのコーラスと共に歌う『COME AWAY』はドラマチックで、気だるい雰囲気が独特なナンバー。ふたりの声が合わさると、官能的な魅力が広がり、小西さんの魅力が存分に生かされる曲だなと思います。
ライブ前半のハイライトは、『A bird gets sunshine』から『6月の雨』。『A bird gets sunshine』は、特に昼間の回では、天井から降り注ぐ柔らかな光の向こうへ羽ばたいていく鳥が見えるようでした。その向かった先には希望がありますように。この日にぴったりのナンバー『6月の雨』は、ピアノ1本で聞かせます。今は共にいない愛した人を思う歌。ライブでは聞き入って涙する方も多い名バラードです。少し雨も降っていた6月のこの日に聞くと、いっそう胸に響きました。
■スタッフの方々に、笑いながら「画面止まってもいいから拍手して」と
中盤はアップテンポで盛り上がるナンバーが続きます。スタッフの方々に「手を止めて、画面止まってもいいから拍手して」と笑いながら呼びかけ、現場でも皆さんが徐々に応えて、声を出していきました。さらに、画面の向こうの観客に向けて、家でも盛り上がってと、手拍子などを求めて煽っていきます。『此の世は、夢』はリズミカルでお洒落な、踊りたくなるナンバー。スウィングしてリズムがスピードアップしていくラストは、5人の呼吸が重なり、音の渦に吸い込まれていく快感がたまりません。
■2ヵ月の自粛期間中に生まれた新曲は、『喜びの歌』と『FLOWERS』
2ヵ月の自粛期間中に生まれた新曲は、『喜びの歌』と『FLOWERS』。外に出かける唯一の時間は散歩で、自然や季節の移り変わりの美しさをこれまで以上に感じたといいます。その時間のなかで生まれた『喜びの歌』は、緩やかで温かいスローナンバー。この世のすべてに愛を語りかける祈りを感じます。「顔を上げて 光あびて 歌を歌おう 喜びの歌を 声をあげて 奏で届け どこまでも」と歌います。顔を上げるという能動的な一歩が、喜びに繋がる時を生む、その時間に思いを巡らせました。壁に照らされた黄色に光るライトは、歌詞に出てくる太陽や月でしょうか。自然の美しさを表すような、優しくカラフルに煌めく照明の美しさも際立っていました。
最後の曲『FLOWERS』は、優しくも怖くもある“言葉”に思いを込めたナンバー。小西さんは「優しさを持って、皆さんのそれそれの胸のなかに、あなた色の花を咲かせてほしい」と語りかけました。ゆったりとした時間が流れる広大な場所で、色とりどりな花々が咲く様が、脳裏に浮かびました。ふんわりと柔らかな音がポロンポロンと紡ぎだされていきます。きっと、それぞれの場所で聞く観客のみなさんの心に、優しい花々を咲かせたのだろうと思います。
■自由に同じ場所で共に音楽を楽しむ未来を願いつつ、ポジティブに
小西さんのライブは、ミュージシャンの皆さんがとてもリラックスして、その時間を楽しんでいることが印象的です。それぞれの音色が個性的で、自由自在に音のなかを泳いでいて、大人の課外活動のようなワクワク感がいいなぁと思います。MCでも小西さんが「楽しい。みんなに会えたことがやっぱり嬉しい」と話していましたが、現場で拝見していて一番感じたことも、人と人がともに時間を過ごして音を作っていく喜びです。第1部が終わった直後、「楽しかったー!!!」と叫んでいた小西さん。そして、ミュージシャン、スタッフの皆さんも共に笑いあう姿は、エネルギーに満ち溢れていました。
まだまだ制約のある今だからできる挑戦をして、スペシャルな時間を楽しんでほしいと、ポジティブに歌を届ける。アーティストと観客が、自由に同じ場所で共に音楽を楽しむ未来を願いつつ、様々な場所へ届けることができる、配信ならではのエンターテインメントの、さらなる可能性も感じました。
現場ルポ、ありがとうございます。
私も配信ライブ観ました。まずバンドメンバーと小西さん、お花と、白で統一されていて綺麗だなぁ〜!って思ったのが印象的でした。それから小西さんの曲は個性的ですが、優しい人が書く歌詞だなといつも思っています。特に新曲のFLOWERSは、伝えたいメッセージを隠すのではなくて小西さんらしい言葉でふんわり包み込むようなイメージで書いてらっしゃって、(私の主観ですが…)心が洗われるような曲でした。
お写真もいつもながら、とても素敵ですね。綺麗です!
現場ならではのお写真も、小西さんの様子も読むことができて嬉しいです。
今月もまたライブがあるので、夏休みの予定として楽しみにしています。
いつもありがとうございます。
いつもながらの素敵な写真をありがとうございます!
6月のLIVEの様子が蘇りました(((o(*゚▽゚*)o)))
また今月のLIVEレポートお願いします!!
毎回素敵な記事をありがとうございます。
会場には行けないけれど、カメラが8台で小西さんロックオンカメラがあるとか、その場にいるような想像ができる記事でとてもうれしいです。
写真もアップとかライブ感あふれるショットで楽しく思い出していました。
可能ならばまた次回もよろしくお願いします
いつもいつも素敵な記事をありがとうございます。
現場での感想!それが知りたかった!なので、すっごくうれしい記事です。
いろいろと思い出すと共に、次の配信ライブが楽しみで楽しみでたまらなくなってきました。
いつもながら素敵なお写真と、うんうんと何度も頷かずにはいられないレポートをありがとうございます (*´人`*)
小西さんはみんなに楽しんで貰えるようにとライブを創ってくださいますが、ライブ中の小西さんご自身も楽しまれているお姿を観られる事が何よりも幸せです。
愛のある記事と素敵な写真をありがとうございました
ライブの楽しさが蘇りました
素敵な記事をありがとうございます。地方在住の身にとって、いつ生の舞台に再会できるのか全く分からない悲しい状況で、こんな風にライブを配信してもらえて、そして小西さんが本当に心を込めて作り上げてくださることの有り難さをしみじみと感じながら、アーカイブを何度も見ました。そして、岩村さんの素晴らしいレポと写真で更に味わい深いものになりました。本当にありがとうございます!!次のライブも是非(^-^)
いつも素敵な記事と写真ありがとうございます。
早く終息して生で楽しみたいですね。