加藤和樹さんのライブツアー『Kazuki Kato ~Thank you for coming! 2~』全64公演が、2020年10月28日から2021年1月24日まで全国24ヶ所で開催されており、11月17日(火)には新宿 BLAZEの東京公演から、全国ツアーの第2ターンがスタートします。このうち、2020月11月9日に神戸 VARIT.で開かれた公演を取材しました。開演前に加藤さんにライブについての想いを伺ったところ「来てくださる方たちが、LIVEに行くという選択をしてくれたことに感謝したいと思います。制限されたことが多いなかで、きちんと互いに感染予防をしてこの日を楽しみにしてくれていた今日ぐらいは、このライブで、普段たまったものを出してもらって、また次の日からの日々の糧にしてもらえたらと思います」と話されました。ライブの様子をテキストとアイデアニュース独自撮影の写真で紹介します。
今回のツアーは、2020年6月から8月に予定していたライブを再編成し、ミュージカル『ローマの休日』の全国公演の合間に実施するというハードスケジュールの公演が加藤さんの強い思いで実現したもの。11月9日の神戸でのライブは1日3公演の3部制で、その前日の岡山公演も3部制、さらにその前日の広島公演も3部制と、超ハードな日々が続いています。神戸 VARIT.のステージには、向かって左側にギター、センターにマイクスタンド、そしてセンター後ろには「Kazuki Kato Thank you for coming 2」と描かれた大きなロゴが掲げられていました。
会場はステージから客席の間も十分間隔を取り、客席も前後左右間隔があけられ、入場時には検温やアルコール消毒の実施、接触確認アプリCOCOAの確認、お客さまは全員がマスクを着用し、さらに最前列のお客さまにはフェイスシールドを配って、付けていただいていました。また、声をあげての声援は遠慮していただき、客席からの応援は拍手などで。公演中もトークの場面では通路の扉を開けて換気するなど、新型コロナウイルスの感染防止対策が徹底されていました。
ライブ1曲目、ステージに登場した加藤さんは、拳を突き上げタオルを振り回しながら「Ultra Worker」を熱唱。MCでは「まずは感謝を言わせてください。この状況下の中で『来る』という選択をしてくれて、本当にありがとうございます。今回のツアーは、とにかくみんなに会いに行く、そして歌を届けるというツアーになっています」と、ツアー開催への想いを語りました。
そして、話題は食べ物へ。会場近くのお店で買った紅芋シュークリームの話や前日に食べた焼肉の話など、「神戸は食べ過ぎてしまう。あかん」と関西弁も交えながら神戸グルメについて熱くトーク。
続いて、2020年6月に発売されたミニアルバム「Addicted BOX」から「Tell Me Why」。疾走感のあるメロディに乗った力強い歌声が会場に響きました。客席で声を上げることはNGになっているため、観客は手を前後に振ってサビを盛り上げます。次の「Shining star」では、JUMPしたりタオルを回したり、盛り上がりがさらにヒートアップ。そして、続く「片想い」では、先の2曲とは打って変わって切ない恋心を哀愁たっぷりに歌い上げました。
<『Kazuki Kato ~Thank you for coming! 2~』神戸公演 >
2020年11月9日(月) 神戸 VARIT.(この公演は終了しています)
第1部セットリスト:
1 Ultra Worker
2 Tell Me Why
3 shining star
4 片想い(VerA)
5 Faith
6 靴あと。~見上げた空、もっと広くて~
7 いのちの歌
8 秋恋
9 ordinary days
10 Laugh&Peace
※アイデアニュース有料会員限定部分には、ライブルポの全文と写真を掲載しています。
<有料会員限定部分の小見出し>
■包みこむような温かな歌声が印象的だった弾き語りの「faith」「靴あと。」
■「来年は15周年。帰ってこられる、こういう時間をもっと大切にしたい」
■質問や相談に答えるコーナーも。再演したい舞台は『罠』で、警部さんの役
■ラストは「Laugh&Peace」 ♪ 今 僕らが共にいられること 偶然なんかじゃない
<『Kazuki Kato ~Thank you for coming! 2~』>
・2020/10/28(水) 水戸 LIGHT HOUSE (この公演は終了しています)
・2020/10/30(金) 柏 PALOOZA (この公演は終了しています)
・2020/11/2(月) 名古屋 ダイアモンドホール (この公演は終了しています)
・2020/11/3(祝火) 岐阜 club-G (この公演は終了しています)
・2020/11/4(水) 浜松 窓枠 (この公演は終了しています)
・2020/11/7(土) 広島 セカンド・クラッチ (この公演は終了しています)
・2020/11/8(日) 岡山 IMAGE (この公演は終了しています)
・2020/11/9(月) 神戸 VARIT. (この公演は終了しています)
・2020/11/14(土) 甲府 CONVICTION (この公演は終了しています)
・2020/11/17(火) 新宿 BLAZE
・2020/11/19(木) 大阪 Banana Hall
・2020/11/23(祝月) 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
・2020/11/24(火) 仙台 MACANA
・2020/11/25(水) 郡山 HIPSHOT JAPAN
・2020/11/27(金) 札幌 SPiCE
・2020/12/1(火) 高松 DIME
・2020/12/2(水) 徳島 club GRINDHOUSE
・2020/12/5(土) 新宿 BLAZE
・2021/1/14(木) 鹿児島 SR HALL
・2021/1/16(土) 長崎 DRUM Be-7
・2021/1/17(日) 福岡 DRUM Be-1
・2021/1/20(水) 新横浜 NEW SIDE BEACH
・2021/1/22(金) 長野 ライブハウス J
・2021/1/23(土) 金沢 AZ
・2021/1/24(日) さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK
公式サイト:
https://www.katokazuki.com/live/contents_type=52
<関連リンク>
加藤和樹 Official Web Site
http://www.katokazuki.com/
加藤和樹 オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/katokazuki-blog/
加藤和樹 Twitter
https://twitter.com/kazuki_kato1007
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■包みこむような温かな歌声が印象的だった弾き語りの「faith」「靴あと。」
ライブ中盤には「faith」と「靴あと。~見上げた空、もっと広くて~」の2曲をギター弾き語りで熱唱。アコースティックギターの音色がやさしく響き、伸びやかな歌声には会場を包みこむような温かさがありました。
■「来年は15周年。帰ってこられる、こういう時間をもっと大切にしたい」
そして「いのちの歌」「秋恋」を歌い終えた後は、再びMCタイム。「さっきも言いましたが、神戸に来たのが2年前で、やっぱ歳を重ねていくごとに思い出が増えていくことは、すごく素敵なことだなと最近感じるんですね」と、振り返る加藤さん。先月36歳の誕生日を迎えたという話に会場から拍手が送られると、「来年はアーティストデビュー15周年になります。今までで積み上げて来た中で、いろいろなファンの人たちに出会いました。出会ったタイミングは、皆さんそれぞれ違うと思います。作品やライブを通して新しく行く場所もありますが、こうして帰ってこられる、こういう時間をもっともっと大切にしていきたいなと思います」と、ファンへの想いを語りました。
■質問や相談に答えるコーナーも。再演したい舞台は『罠』で、警部さんの役
ライブ終盤には事前にファンから質問や相談を募って、加藤さんが答えるトーク企画も実施。「再演したい舞台は何ですか?」という質問に対しては、『罠』と回答。「これまで3回再演をしている作品ですが、年齢を重ねたら、自分がやっていない役、(カンタン)警部さんの役をやってみたいです」と説明。さらに「おすすめの体操、ストレッチを教えてください」「年を重ね疲れやすくなったので、体力のつけ方を教えてほしいです」など健康に関する質問には「おすすめは、縄跳びです」。「最近楽しかったことは?」との問いには「もちろん、このツアーです!」と弾けるような笑顔を見せました。
■ラストは「Laugh&Peace」 ♪ 今 僕らが共にいられること 偶然なんかじゃない
ラストの曲は、ファンに向けて加藤さんが作詞した「Laugh&Peace」。歌詞にある「今 僕らが 共にいられること 偶然なんかじゃない」というフレーズは、この状況下だからこそ、より一層胸に響きました。最後は「まだまだ大変な状況は続きます。でも、みんなで一歩ずつ乗り越えていきましょう。そして、またこの場所で会いましょう!どうもありがとう!」の言葉で締めくくられ、約70分のライブは終演。
ミュージカルでの歌唱とはまた違う、アーティスト・加藤和樹の魅力を十二分に堪能できるステージで、やはり生で聴く音楽は素晴らしいと実感した今回のライブ。観客ひとりひとりの顔を目にしっかりと焼きつけるかのように、会場の端から端まで見渡して歌っていた加藤さんの姿が印象深い、贅沢な時間でした。
ライブレポありがとうございます。
ライブしている和樹の笑顔はやっぱり最高ですね。早く参加したい!
全国で感染が拡大していますが、どうか最後まで無事に開催できますように!
ライヴの事を記事にしていただき感謝しかありません。大変な中でツアーを敢行されている姿に元気をいただいていますので、記事を読みながら思い返しています。本当にありがとうございました。
ライブレポ…素敵な記事を本当にありがとうございます♪
自分が参加出来たライブの想い出と重ね合わせて読ませていただきました。
色んな選択肢がある中、迷いながらもライブの開催をして下さったこと、こちらこそ感謝の想いでいっぱいです。
和樹くんのあたたかい笑顔と歌声に包まれたとても素敵な空間…幸せな想い出しかありません。
この先の開催地でもこの幸せが連鎖していきますように。そして、ラストまで無事に完走できることを願っています。