「もう一つのロミオとジュリエット」と言われるベッリーニのオペラ、『カプレーティとモンテッキ』が、2021年11月13日(土)と11月14日(日)の2日間、NISSAY OPERA 2021『カプレーティとモンテッキ』として、日生劇場で上演されます。13世紀のイタリア・ヴェローナを舞台に、対立するカプレーティ家とモンテッキ家の間で引き裂かれる恋人たちの悲劇を、ベルカント・オペラの名手ベッリーニが描いた作品。指揮は鈴木恵里奈さん、演出は日生劇場芸術参与の粟國淳さんが担当し、演奏は読売日本交響楽団。出演は、11月13日(土)公演が、山下裕賀、佐藤美枝子、工藤和真、須藤慎吾、狩野賢一、11月14日(日)公演が、加藤のぞみ、オクサーナ・ステパニュック、山本耕平、田中大揮、デニス・ビシュニャのみなさんです。『カプレーティとモンテッキ』では1830年の初演時からロメーオ役を女性が担当しており、男性が担当するヴァージョンもありますが、今回は山下裕賀さんと加藤のぞみさんがロメーオ役を担当します(緊急時に対応するアンダースタディのロメーオ役は金子紗さん)。11月13日(土)公演の出演者が登場したゲネプロ(11月13日公演ver.)の様子を、序曲の前半部分の音楽と第1幕の映像を使ったアイデアニュース独自撮影の動画で紹介します(歌唱音声は入っていません)。この動画は、2021年11月末日までの限定公開です。
【2021年12月1日追記】動画の掲載期間が過ぎましたので、NISSAY OPERA 2021『カプレーティとモンテッキ』の動画は削除しました。ご了承ください。
<ストーリー>
13世紀のイタリア、ヴェローナ。カプレーティ家とモンテッキ家という二つの一族が、政治的立場の違いから相対立していた。モンテッキ家当主ロメーオは、カプレーティ家の令嬢ジュリエッタと愛し合っており、彼女の父であるカプレーティ家当主カペッリオに対し、二人の結婚を契機とした両家の和平を申し入れる。しかし、自身の息子を殺した相手であるロメーオへの復讐心を募らせていたカペッリオは、その申し入れを拒絶する。ロメーオと結ばれたいジュリエッタは、一計を案じるが…。
<出演>
■2021年11月13日(土)
ロメーオ:山下裕賀
ジュリエッタ:佐藤美枝子
テバルド:工藤和真
ロレンツォ:須藤慎吾
カペッリオ:狩野賢一
■2021年11月14日(日)
ロメーオ:加藤のぞみ
ジュリエッタ:オクサーナ・ステパニュック
テバルド:山本耕平
ロレンツォ:田中大揮
カペッリオ:デニス・ビシュニャ
<カヴァーキャスト>
ジュリエッタ:宮地江奈
テバルド:糸賀修平
<アンダースタディ>
ロメーオ:金子紗弓
<スタッフ>
台本:フェリーチェ・ロマーニ
作曲:ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
指揮:鈴木恵里奈
演出:粟國淳(日生劇場芸術参与)
管弦楽:読売日本交響楽団
美術:横田あつみ
照明:大島祐夫(A.S.G)
衣裳:増田恵美(モマ・ワークショップ)
舞台監督:山田ゆか(ザ・スタッフ)
演出助手:橋詰陽子
合唱指揮:大川修司
副指揮:水戸博之、喜古恵理香
コレペティトゥア:平塚洋子、星和代、矢崎貴子
主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
協賛:日本生命保険相互会社
<NISSAY OPERA 2021『カプレーティとモンテッキ』>
【東京公演】2021年11月13日(土)・11月14日(日) 日生劇場(東京都千代田区有楽町 1-1-1)
※各日14:00開演(開場は開演の30分前)
※上演時間は約3時間(休憩含む)予定
※全2幕 原語(イタリア語)上演・日本語字幕付
公式サイト
https://opera.nissaytheatre.or.jp/info/2021_info/I-Capuleti-e-i-Montecchi/
<チケット>
一般発売:2021年7月21日(水)10:00~
学生券発売:2021年10月13日(水)10:00~※
S席:10,000円
A席:8,000円
B席:6,000円
学生席:3,000円※(全て税込)
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※ 学生席は日生劇場電話予約のみの取り扱いで席数に限りがあります。対象は28歳以下で法令で定められた学校に在学中の方のみ有効。窓口にて学生証をご提示頂きます。
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