「今を生きる」をテーマにしたミュージカル『Play a Life』、11月16日開幕

TipTapオリジナルミュージカル「Play a Life」

2014年8月に亡くなった名優、ロビン・ウィリアムズ主演の映画「今を生きる」(1989年)。その映画「今を生きる」をきっかけに出会って結婚した夫婦と、その映画が好きだと答えた教育実習生の3人によって描かれるミュージカル『Play a Life』が、2016年11月16日(水)、東京の「すみだパークスタジオ 倉(そう)」で開幕します。席数約160の濃密な空間で、3人の出演者の歌と演技と、ピアノとチェロの生演奏によって、「今を生きる」というテーマが、つむぎだされてゆく、オリジナルミュージカルです。

TipTapオリジナルミュージカル「Play a Life」

TipTapオリジナルミュージカル『Play a Life』

この作品は、「黒猫」「青猫」「白猫」の3チームで、それぞれ3人が出演して上演され、計9人が出演します。ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」でフェルゼンを演じ、2017年1月開幕のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」にはティボルト役で出演する広瀬友祐(廣瀬友祐)さんも、「青猫」チームでこの作品に出演します。

TipTapオリジナルミュージカル「Play a Life」公演フライヤーより

TipTapオリジナルミュージカル『Play a Life』公演フライヤーより

<あらすじ(公演概要より)>

高校の教育実習で担当教員に好きな映画を尋ねられてロビン・ウィリアムズの「今を生きる」と答える教育実習生。彼女の答えは担当指導教員に昔を思い出させた。彼が妻と出会ったきっかけを作ったのが「今を生きる」だった。

ロビン・ウィリアムズのファンであった二人は、ロビンがアカデミー賞にノミネートされた時にロビンの映画特集をしていた名画座で出会い、恋をして夫婦になった。彼女は映画に憧れて教師に、彼は俳優を志した。いつの間にか妻は教師をやめて、彼は高校の非常勤講師を務めるようになっていた。そして二人の生活の間には1匹の猫。ひょんなことから教育実習生の恩師が小学校の教師だった妻だとわかる。

何が夫婦の生活を変えたのか? 妻が教師を辞めた理由は? 夫が教師になった理由は? “今を生きる”というテーマが物語の結末を導き出して行く。

この作品をプロデュースする「TipTap」は、2006年に早大ミュージカル研究会OBが中心となり結成された劇団「TipTap」を母体にしたミュージカルプロデュースカンパニー。2011年に初演された「Count Down My Life」は、2013年にはニューヨークのtheatre80で上演され、2015年12月に『Play a Life』を初演。旗揚げ10周年となった2016年には男女二人ミュージカル「Marry Me A Little」を上演。そして2015年に好評を博した『Play a Life』を、2016年11月16日から再演することになりました。

作・演出の上田一豪さんは、東宝演劇部所属。2012~2013年に、文化庁在外研修制度でニューヨークに留学し、作・演出の「Count Down My Life」がニューヨーク国際フリンジフェスティバルでアンサンブル賞を受賞。帰国後「End of the Rainbow」「Working」「Marry Me a Little」などブロードウェイ作品を数々演出し、「End of the Rainbow」では出演者の鈴木壮麻さんが読売演劇大賞の男優賞を受賞。2017年には、シアタークリエで3月21日から上演される「キューティ・ブロンド」の演出が控えています。

<TipTap 『Play a Life』2016年>
【東京公演】2016年11月16日(水)~11月21日(月) すみだパークスタジオ 倉
http://www.tiptap.jp/TipTap_HP/original.html

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