ミュージカル「アルジャーノンに花束を」に主演する矢田悠祐さんにお話を伺いました。原作は、1959年に発表されたダニエル・キイスさんの同名小説で、日本でも発行部数300万部を超える名作です。アメリカ・カナダ・フランスで映画化され、日本でも2002年、2015年にテレビドラマ化されています。ミュージカルとしては、2006年に浦井健治さん主演で初演。さらに2014年に再演されています。このたび2017年再演にあたり、キャストを一新して上演されます。矢田さんはミュージカル初主演。初主演にかける思いや、作品の印象などを伺いました。
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、「王家の紋章」に続いてご一緒される演出の荻田浩一さんの印象や、今回、主演で座長として、どんな風にこの作品を引っ張っていきたいと思っているかなどについて、伺った内容をテキストで掲載しています。2月10日掲載予定のインタビュー「下」では、矢田さんのこれまでや目指すことになどに伺ったお話を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>
■歌声で選んでくださったそうで、すごくありがたい
■「王家…」の荻田さんの印象は、設計図を明確に持った方
■台本を覚えたりするのは当たり前にやることとして…
■僕は太陽みたいな座長のタイプではないと思うんです
■(小林)遼介さんが気にかけてくださって、嬉しかった
<ミュージカル「アルジャーノンに花束を」>
【東京公演】2017年3月2日(木)~3月12日(日) 天王洲 銀河劇場
【兵庫公演】2017年3月16日(木) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
<関連サイト>
ミュージカル「アルジャーノンに花束を」公式ホームページ
http://www.algernon-musical.com/
矢田悠祐オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yatayusuke/
- 「めっちゃ大変だった!」って終わってから言います(笑) 矢田悠祐インタビュー(下) 2017年2月10日
- ミュージカル初主演「アルジャーノンに花束を」、「早く歌いたい」矢田悠祐インタビュー(上) 2017年2月9日
※矢田悠祐さんのサイン色紙と写真1カットと合わせて、抽選でアイデアニュース有料会員3名さまにプレゼントします。有料会員の方がログインすると、この記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは2月24日(金)です。このプレゼントは終了しました。ご応募くださったみなさま、ありがとうございました。
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■歌声で選んでくださったそうで、すごくありがたい
――難しいことに挑戦するのってお好きですか? 「難しくても、やれば、練習すれば」とお話されたので。
どうだろう……。このお仕事をはじめてまだそんなに時間が経っていないですから、何かしらやったことがないことが出て来ますよね。これまでにもやれば出来るようになるんだと思う経験もありました。でも、歌は好きなので!
――矢田さんは歌の印象があります。
本当ですか!? ありがとうございます。
――この役に結びついたのも、プロデューサーさんが矢田さんの声を聞いてとのことですよね。
歌声で選んでくださったそうで、すごくありがたいと思っています。
■「王家…」の荻田さんの印象は、設計図を明確に持った方
――演出が荻田浩一さんです。「王家の紋章」に続いてご一緒されますがいかがですか?
「王家の紋章」の稽古場で見ていたときの印象ですが、すごく自分のなかの設計図というか、作品の今の時点での完成図を明確に持っていらっしゃる方だなと思いました。それをすごくわかりやすく伝えて頂けます。この作品ではどういう作り方になるかまだわかりませんが、色々と話し合ってやりたいです。質問すれば何でも答えてくださると思うので、やりやすいのではないかと思っています。
――完成図を明確に持っている演出家は、矢田さん的にはやりやすいですか? 例えば一緒に作っていくタイプとか、演出家にもいろんなタイプの方がいらっしゃいますよね。
ひとりひとり皆さんそれぞれ全然違うので、何がいいとは一概には言えないですが、僕は荻田さんのやり方がすごくやりやすいんじゃないかなと思います。
――心強いですね。
これまでに2回上演されている作品なので、ある程度骨組みは出来ていると思います。それにどう自分がハマっていくかが大事だと思います。
■台本を覚えたりするのは当たり前にやることとして…
――ブログに「(この作品への)準備を進めます」と書いていたのですが、稽古までの準備はどんなことをされますか?
稽古がはじまるまでに台本を覚えたりするのは当たり前にやることとして置いておいて、初演のときに浦井さんが自分で足を運んで、施設に見に行ったりされていたので、僕も考えていたんです。でも、荻田さんに伺ったら、足を運ぶこと以外にも色々こういう題材を扱った作品などを見ておくのは勉強になるんじゃないかとおっしゃって頂きました。
■僕は太陽みたいな座長のタイプではないと思うんです
――「王家の紋章」で浦井さんとご一緒されて、いろんなことを学び、自分もこうなりたいと思う素敵な人だとも書いてありました。今回主演で座長ですが、浦井さんに限らず、たくさんの座長を見て来られたと思いますが、座長としてどんな風にこの作品を引っ張っていきたいと思っていますか?
僕が思う座長は、すごく太陽みたいな人というイメージなんです。こういう方が真ん中に立つ人なんだなと。ただ、自分が座長と考えると、今までにやったことがないですし、あまりそういうタイプではないと思うんです。もちろんそんなことを言っていられないので、たくさんコミュニケーションを取らないといけないですね。取れば取るほどお芝居がやりやすくなっていくと思うので、コミュニケーションを大切にして、早く打ち解けたいと思います。
――共演はほとんどが先輩方ですね。
そうですね。しかも今回はほとんどがご一緒したことがない方ばかりです。チラシ撮影で何人かの方とお会いしました。
■(小林)遼介さんが気にかけてくださって、嬉しかった
――印象に残っている方はいますか?
(小林)遼介さんと連絡先を交換したんですが、チラシ撮影のときに、「連絡先を交換しよう」と言ってくださる方って珍しいなと思いました。「何でも聞いてね」と気にかけてくださって嬉しかったです。皆さんとたくさんお話ができたらと思います。
――今回キャストが一新されているので、作っていきやすいですか?
そうですね。今まで2回やっている作品ですが、今回また新しい「アルジャーノンに花束を」になると思います。皆さんと一から作っていけるんじゃないかと思います。
※矢田悠祐さんのサイン色紙と写真1カットと合わせて、抽選で、アイデアニュース有料会員3名さまにプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは2月24日(金)です。このプレゼントは終了しました。ご応募くださったみなさま、ありがとうございました。
素敵なインタビューをありがとうございます。
動画では、初々しくどこかもどかしい感じ矢田さんが見れて可愛くてよかったです。
歌が素敵な矢田さんがこの役に決まって本当に嬉しいです。
インタビューを読んで、太陽みたいな座長のタイプではなくても、今座長として、沢山コミュニケーションを取って稽古を頑張っているのかなと浮かんできました。
新しい「アルジャーノンに花束を」期待と楽しみでいっぱいです!
(下)の記事も楽しみです。