カラテ ミュージカル『ソーォス！』に出演される渡辺大輔さんにインタビューしました。（上）（下）に分けてお届け致します。有料部分では本作だけでなく、俳優を目指したきっかけなどについても伺いました。

「カラテ ミュージカル」と名づけられたミュージカル『ソーォス！』のストーリーの元になっているのは、米国「ヨシダグループ」会長の吉田潤喜（よしだじゅんき）さんの半生。吉田さんは、在日コリアン二世として京都で生まれ、19歳の時にアメリカに渡り、幼いころに習った空手を教えて生計を立て、やがて日本で母親が営んでいた焼肉屋のソースをもとに「ヨシダソース」の生産を開始。18社からなる年商250億円（日本円換算）の「ヨシダグループ」を築いた人物です。

※アイデアニュース有料会員（月額300円）限定部分には、『ソーォス！』について伺った内容の全文のほか、渡辺さんが「スポーツ選手になる」と思っていた頃のことや、芸能界に進むことを決めた時のことについて伺ったお話などを、写真とともに掲載しています。6月13日に掲載する予定のインタビュー「下」では、ご自身の中でのターニングポイントになったことなどについて語ってくださったインタビューの後半の全文を掲載します。

＜有料会員限定部分の小見出し＞

■詳しくは言えませんが、関西弁を話す役も

■競泳選手として真剣にオリンピックを目指していました

■人生一度きりだからやってみたい

＜カラテ ミュージカル『ソーォス！』＞
【東京公演】2017年7月6日（木）～7月13日（木）　スペース・ゼロ（新宿）
公式サイト　http://musical-sauce.tokyo/

＜関連リンク＞
渡辺大輔オフィシャルブログ　http://lineblog.me/watanabe_daisuke/
渡辺大輔オフィシャルFCサイト「GOODLUCK」　http://watanabe-daisuke.jp/

※渡辺大輔さんのサイン色紙と写真１カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは6月26日（月）です。（このプレゼントの応募は終了しました）有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

※ここから有料会員限定部分です。

――この作品のお話を受けていかがでしたか？

とても驚きました。自分がこのような役をやらせて頂けること、素敵な作品に出演させて頂けることが光栄です。

――先日吉田さんにインタビューする機会があったのですが、強烈な魅力がある方で驚きました。

僕はまだお会いしていないのですが、聞きたいことがたくさんあります。台本を読んでいてもパワーがある方だなと思いますし、成功する方というのはこういう方なんだろうなと感じました。吉田さんのお話から周りの方々の役柄が分かってくる部分もあると思いますので、本番までにお話しする機会があると嬉しいですね。

■詳しくは言えませんが、関西弁を話す役も

――吉田さんを演じられるなだぎ武さんとは初共演ですが、印象やご一緒される事についてはいかがですか？

明るくて、面白い方という印象です。実は、フィル・ナイト以外にもう一役あるんですよ…。

――そうなんですか？

どういう役か詳しくは言えないのですが、関西弁を話すんです。関東の人間にとって、関西弁のイントネーションというのはなかなか難しくて。でも歌もそうですが、耳で覚えるのが得意なので、なだぎさんとたくさんお話しして、常に近くで聞いて、体得しようと思っています。関西の中でも、北と南や、各府県、地域などによって、実は微妙に違うじゃないですか。そういう細かい部分も含め、やるからにはしっかりこだわっていきたいと思っています。その辺をなだぎさんに……、よろしくお願いします（笑）！

――関西弁を喋る渡辺さんが見られるのは新しいですね。

あまり過度にハードルを上げたくないのですが（笑）。皆さんと色々話し合い、セッションし、作りあげていきたいと思います。

■競泳選手として真剣にオリンピックを目指していました

――渡辺さんのこれまでついてお伺いしたいのですが、まずこの世界に入ったきっかけや、やりたいと思っていたことがあれば教えてください。

実は、何に影響されたとか、この作品で俳優になろうと思ったきっかけはないんです。子ども時代はテレビドラマをよく見ていましたし、劇場で映画を見たり、ビデオを借りたりしていました。踊りも好きでよく真似をしたりもしていましたが、夢は「スポーツ選手になること」でした。特に水泳は最も競技歴が長く、競泳選手として真剣にオリンピックを目指していました。なので、役者という方向へいくとは全く思っていませんでした。ただ昔から周りの友人に「オーディションを受けたら」と言われることがあって、自分は芸能関係の仕事が出来るかもしれないのかなと思ったこともありましたけど、当時の自分は全く興味がなかったです。「スポーツ選手になるんだ！」という思いしかありませんでした。

――第二選択肢にしていたわけでもなくて、周りの声で、そういう可能性もあるのかなと。

大学２年生頃に、それがふと蘇ってきました。翌年には就職活動を控え将来を意識するようになって、改めて思い返したんです。大学で建築を学んでいましたから、両親もまさか息子がそんな事を言ってくるなんて思わなかったと思います（笑）。

■人生一度きりだからやってみたい

――それは、建築方面を目指していると思うでしょうね。

急にどういうことだと思いますよね。ましてや、芸能界。相当言われるだろうと思いました。でも、人生一度きりだからやってみたいと。色々な人との出会いを楽しみたいと思いました。

役者は、演出家やスタッフも含め現場ごとに違う方とご一緒するじゃないですか。それが面白いかなと思った、ただそれだけなんですよね。大学在学中ショーや雑誌などのモデルをしていましたが、役者としての活動は全くできていませんでした。でも、諦めずに大学卒業後もバイトをしながら挑戦を続けていたら、22歳の時にCMとウルトラマンへの出演が立て続けに決まったんです。これが転機ですね。

※渡辺大輔さんのサイン色紙と写真１カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは6月26日（月）です。（このプレゼントの応募は終了しました）有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。