2019年の「父の日」は6月16日の日曜日、今回のYouTubeで学ぶ英語では、養子になった子どもたちが語るお父さんと子どもの関係についての素敵な言葉を学びましょう。
ここで話し合っている子どもたちは、アメリカのMullenさん夫妻の養子として、エチオピアからやってきた男の子と中国からやってきた女の子です。ちょっと舌足らずな英語の発音なので、すべてのセリフがキャプションで出ていますが、早さがあるので読んで意味を取ろうとすると、間に合わないという人もいると思います。耳だけで意味をとるつもりで、( )の中に単語を入れてください。
女の子:Hey, Levi, there’s a very special day coming.
男の子:Yeah, Lia, that’s what I ( 1 ) too.
ふたり:It’s called, “Father’s Day. ”
女の子:I’m really ( 2 ) that I have a dad.
男の子:Yeah, he’s ( 3 ) .
女の子:You can say that again.
男の子:Yeah, he’s ( 3 ).
ふたりの話の続きを聴いてください。今度は( )の中にフレーズないし文章が入ります。
男の子:Our story is not a secret.
女の子:When we were just little tiny babies,
男の子:We didn’t have a father.
女の子:We were fatherless.
男の子:I don’t really remember it very much.
女の子:( 4 ) We were pretty young.
男の子:But we ( 5 ) a loving family.
女の子:Now, we’re fatherfull.
ふたり:My dad really loves me.
ふたりのお父さんはどんなお父さんだと言っていますか? 特に、太字の部分を、自分だったらどう訳すかと考えて聴いてみてください。
女の子:Our fatherlessness is in the past.
男の子:My dad is not a pretended dad,
女の子:or a partial dad,
男の子:or anything less than my “really” dad.
女の子:And I’m his “really” daughter,
男の子:and I’m his “really” son.
ふたり:It’s a pretty good deal, actually.
このビデオを撮った後、Mullen一家は新たに養子を迎えました。ふたりには新しい”realy” borther ができます。Lucaです。Levi、Lia、Lucaの三人の名前を組み合わせたのが、YouTubeチャンネル「LeLiLuVideos」というわけです。
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※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、聴き取りの答えと解説・私訳、Levi、Lia、Lucaで撮った別のビデオを載せています。ぜひご利用ください。ご自身の訳をコメント欄にお寄せください。質問もお待ちしています。
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■聴き取りの答えと解説
■Happy Anonymous Superhero’s Day! (AKA Happy Mother’s Day!)
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■聴き取りの答えと解説
- 1.heard (動) hear の過去形 What I heard (=the things which I heard )で「僕が聞いたこと」となります。
- 2. glad (形)嬉しい happy とほぼ同じですが、glad の方が感謝する気持ちをあらわすことが多いです。 cf. I’m glad that the weather was good. 天気が良くて嬉しい
- 3. irreplaceable (形) かけがえのない、取り換えがきかない cf. replaceable (形)交換可能な inという「無」や「非」の意味を表すためにつける接頭辞が、rで始まる言葉の前につくときの異形がir なので、in +replaceable → irreplaceable となっています。
女の子:Hey, Levi, there’s a very special day coming. ねえ、リーヴァイ、すごく特別な日がやってくるね。
男の子:Yeah, Lia, that’s what I heard too. そうだよ、リア、ボクもそう聞いたよ。
ふたり:It’s called, “Father’s Day. “ 「父の日」って言うんだよね。
女の子:I’m really glad that I have a dad. お父さんがいてくれて、あたしとっても嬉しいな。
男の子:Yeah, he’s irreplaceable. うん。お父さんはかけがえがないんだ。
女の子:You can say that again. いいこと言うわね。
男の子:Yeah, he’s irreplaceable. そう、お父さんはかけがえがないんだよ。
- 4. Me either. その前に誰かが行ったことと「私も同じ、私もそうです」と言いたいときに使うme too はよく知っていると思いますが、 同意したい内容が否定文の場合にme either を使います。 cf. I love cats ! Me too ! / I don’t like snakes. Me either.
- 5. are adopted into adopt (動)養子にする 他動詞なので受け身の形の文章が作れます。 cf. be adopted into 〇〇family 〇〇さん一家に養子に迎えられる
男の子:Our story is not a secret. ボクたちの話は秘密じゃないんだ。
女の子:When we were just little tiny babies, あたしたちが小っちゃい赤ちゃんだったとき
男の子:We didn’t have a father. ボクたちにはお父さんがいなかった。
女の子:We were fatherless. あたしたちお父さんのいない子だった。
男の子:I don’t really remember it very much. あんまりその時のこと覚えてないや。
女の子:Me either. We were pretty young. あたしも。あたしたち若かったからね。
男の子:But we were adopted into a loving family. でも、ボクたち、すごく愛してくれる家族に引き取られたんだ。
女の子:Now, we’re fatherfull. 今はあたしたちfatherfullなのよ。
ふたり:My dad really loves me. お父さんは愛してくれる。
養父母がいることや、血の繋がらない兄弟姉妹と暮すことは、このふたりにとって何の問題もないようです。だって、本当にホントの家族になっているんですから。訳はつけませんので、ぜひ、自分で考えてください。ヒント:pretended は「うわべだけの」という意味の形容詞です。pretend ふりをする、という動詞もあります。
女の子:Our fatherlessness is in the past.
男の子:My dad is not a pretended dad,
女の子:or a partial dad,
男の子:or anything less than my “really” dad.
女の子:And I’m his “really” daughter,
男の子:and I’m his “really” son.
ふたり:It’s a pretty good deal, actually.
■Happy Anonymous Superhero’s Day! (AKA Happy Mother’s Day!)