2022年7月29日(金)から8月15日(月)まで明治座で、8月19日(金)から8月28日(日)まで梅田芸術劇場メインホールで上演される、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』に、「天邪鬼-リン」役で出演する七海ひろきさんのインタビュー後編です。「下」では、配信を利用しながら宝塚歌劇団や共演者の方々の作品を観劇されているというお話や、明治座という劇場空間で感じること、コロッケさんとの稽古のこと、西岡德馬さんやコロッケさんとの共演で感じたことなどについて話してくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。
――七海さんは、舞台がお好きな印象が強いのですが、最近も、観に行ったりされていますか?
時間を見つけて観劇に行っています。最近は配信があるのがとてもありがたいです。なかなか時間が取れなかったりした時は、配信を購入しています。
――どのような演目をご覧になっていますか?
宝塚の作品もそうですし、これまでに共演した方々が出演されている作品を中心に観ています。
――配信公演は、どのように楽しんでいらっしゃいますか?
配信って、生配信のみだったり、アーカイブありの作品もありますよね。アーカイブがない作品は、見逃さないように集中しますが、アーカイブがあるものは自分の好きな場面まで戻したりできるので、そういうところが楽しいなと思っています。
――1回観て終わりではなく、アーカイブを活用されているんですね。
はい。
――宝塚は、ライブ配信ですよね。
生配信だけのことが多いので、舞台観劇と同様に画面の中でも目が足りなくなってしまって…。目を凝らして集中して観ています。
――退団も新人公演も拝見できるからすごいですよね。
新人公演は公演数も少なく、観劇すること自体難しかったりするので、配信で観ることができるのはとても嬉しいです。
――そうですよね。話は変わりますが、今回の『ゲゲゲの鬼太郎』東京公演では、コロッケさんの舞台『令和千本桜~義経と弁慶』、「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」に続いて、明治座に立たれることになります。劇場の印象はいかがですか?
劇場の空気感みたいなものを言葉で説明するのは難しいのですが、歴史のある劇場ですし、いろんな方が立たれているというのを、空気で感じる場所です。その空気を肌で感じながら立たせていただけるというのは、光栄なことです。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、コロッケさんとの稽古のこと、西岡德馬さんやコロッケさんとの共演で感じたことなどについて話してくださった内容と、お客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■「なんて素敵」と尊敬するところがたくさんある、西岡德馬さんとコロッケさん
■最初は「これを言ったら怒られてしまうのでは」と、大御所を前に緊張したことも
■コロッケさんが声をかけてくださって、一緒に取り組んだお稽古。すごく楽しかった
■今年の夏は鬼太郎と一緒に楽しんでいただけたら。とても楽しい作品になると思う
<舞台『ゲゲゲの鬼太郎』>
【東京公演】2022年7月29日(金)~8月15日(月) 明治座
【大阪公演】2022年8月19日(金)~8月28日(日) 梅田芸術劇場メインホール
公式サイト
https://gegege-stage.jp
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※七海ひろきさんの写真1カットとサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは7月15日(金)です(このプレゼントの募集は終了しました)。有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
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■「なんて素敵」と尊敬するところがたくさんある、西岡德馬さんとコロッケさん
――西岡德馬さんやコロッケさんなど、このお仕事で長く活躍されている方とご一緒されて、いかがでしたか?
カンパニー全体のことをいつも考えてくださっていて、フレンドリーにお声をかけてくださるんです。懐が深く、とても素敵で、尊敬するところがたくさんあります。
■最初は「これを言ったら怒られてしまうのでは」と、大御所を前に緊張したことも
――壁がない環境を作ってくださる、という感じでしょうか?
重鎮、大御所でいらっしゃいますから、最初は「これを言ったら怒られてしまうのでは」とか、こちらも緊張してしまい…。でも気さくに「お互い腹を割って話していこう」という空気感を皆さんの方から作ってくださるんです。
■コロッケさんが声をかけてくださって、一緒に取り組んだお稽古。すごく楽しかった
――具体的に、記憶に残っていることはありますか?
コロッケさんとご一緒したときのことなのですが、お稽古している段階で、お互いなかなかできないところがあったんです。「一緒にやろう!」とコロッケさんが声をかけてくださって。毎日時間があるときに、「本番までにできるようになろう」と一緒にさせていただいたお稽古が、すごく楽しかったです。
――おふたりにしか分からないところですね。
「何で、できないんだろうね」と言いながらのスタートでしたが、段々と、「できたできた!」となっていきました。コロッケさんとは、義経と弁慶だったこともあり、そこで絆が深まっていったのではないかなと感じています。
■今年の夏は鬼太郎と一緒に楽しんでいただけたら。とても楽しい作品になると思う
――インタビューの締めに、今回の作品を楽しみにしていらっしゃる皆さまへのメッセージをお願いします。
『ゲゲゲの鬼太郎』は、誰もが知っている作品なので、舞台では、どのようなお話になるか、私自身ワクワクしています。今年の夏は鬼太郎と一緒に、『ゲゲゲの鬼太郎』の世界を楽しんでもらえたらと思います!
※七海ひろきさんの写真1カットとサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは7月15日(金)です(このプレゼントの募集は終了しました)。有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
本当に舞台やお芝居がお好きなのだと微笑ましく思いながら配信のお話を読みました。
コロッケさんとの貴重なエピソードを教えていただけてあの心揺さぶられたお芝居を懐かしく思い出しました。
リン役を意識されたかのような赤系のお召し物に相反してクールにこちらを見つめる表情のショットがとても素敵でした。
大好きな七海さんをさらに好きになる記事をありがとうございました。
よく知っている題材の作品であっても、七海さんの舞台は元のイメージを大切にしながらも更に新しい世界に連れて行ってくれる気がします。
素敵な出会いの数々がそんな七海さんを支えているのですね。
素敵なお写真とインタビューありがとうございました。
七海さんの記事が読みたくて、今回初めて登録しました。他の記事も読んでみようと思います。
七海ひろきさんのインタビュー掲載との事で初めて読ませて頂きました。
かいさんの舞台へかける思いや、稽古場等キャストさんとの繋がり等を読んで、これからも沢山、かいさんを応援していきたいと、改めて思いました。
七海さんの「変わらないために変わり続ける」芯のある、しなやかな姿勢を素敵だなぁと思います。色々なお話も知れて、とても読み応えのある記事で楽しかったです。ありがとうございました。