作品世界をイメージした衣装でパフォーマンス、舞台『黒蜥蜴』製作発表

『黒蜥蜴』製作発表のパフォーマンスより=撮影・岩村美佳

江戸川乱歩の長編探偵小説で、1961年に三島由紀夫が戯曲化した『黒蜥蜴』が、2018年1月9日から日生劇場で、2月1日からは梅田芸術劇場メインホールで上演されます。9月28日には、出演者のうち緑川夫人(黒蜥蜴)役の中谷美紀さん、明智小五郎役の井上芳雄さん、岩瀬早苗役の相楽樹さん、家政婦ひな役の朝海ひかるさん、雨宮潤一役の成河さん、演出のデヴィッド・ルヴォーさんが参加し、製作発表が開かれました。この製作発表の様子を取材しましたので、動画で紹介します。

製作発表は東京モード学園コクーンホールAで開かれ、東京モード学園の学生さんたちも会見を鑑賞。会場のランウェイ(ファッションモデルらが服やアクセサリーのデモンストレーションを行う舞台)では、出演者らが作品世界をイメージした衣装で、パフォーマンス行ないました。まずは、このパフォーマンスの様子をご覧ください。

こちらは、井上芳雄さん、成河さん、デヴィッド・ルヴォーさんのお話の中で、やりとりが面白かった部分です。

アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、演出のデヴィッド・ルヴォーさんが「三島由紀夫」についてや、「夢のような」ということの意味について語られた部分などの動画を掲載しています。

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■三島は『黒蜥蜴』で、「美」と「人間の不完全さ」という相反する概念を描いている

■「夢であるかのよう」とは、「あいまい」ではなく、カットしているということ

<『黒蜥蜴』>
【東京公演】2018年1月9日(火)~1月28日(日) 日生劇場
【大阪公演】2018年2月1日(木)~2月5日(月) 梅田芸術劇場メインホール
『黒蜥蜴』特設ページ梅田芸術劇場 http://www.umegei.com/kurotokage/

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■三島は『黒蜥蜴』で、「美」と「人間の不完全さ」という相反する概念を描いている

こちらはパフォーマンス終了後に、演出のデヴィッド・ルヴォーさんが「三島由紀夫」について語った部分です。

■「夢であるかのよう」とは、「あいまい」ではなく、カットしているということ

こちらは、ルヴォーさんが「夢であるかのような」ということは「あいまい」という意味ではなく、「必要でない情報を編集してカットしてしまうもの」というお話をされている部分などを収録しています。

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