「ずーっと三島さんが見てるなーって思いながら」成河インタビュー(下)

成河さん=撮影・伊藤華織

2018年6月28日~7月22日まで、東京・DDD青山クロスシアターで上演される、ベッキー・モードさん作の一人芝居『フリー・コミティッド』。全38役を演じる成河さんのインタビュー後半です。

成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

――演出家としての千葉哲也さんはどんな方でしょう?

千葉さんはちょっと特別ですよね。ご自身が演者でいらっしゃいますし、なんていうのかな…「俺は演出家だ!」って一番思っていない演出家(笑)。自分は演出家だって思ってらっしゃらないので、ご自身がただあくまでも自分が演劇に携わるときの一番ニュートラルな居方のままでいたいという方ですね。すごく印象的だった事があって『BLUE/ORANGE』(2010年)の頃かな、「どうして演出やろうと思ったんですか?」って僕が聞いたときに「自分は、例えば“この題材をこういう風にメッセージとして届けたい”とか、“この作品をどうしても蘇らせたい”とか、そんなことどうでもいいんだ」と。「ただ目の前でキチッと人と人とがコミュニケーションを取れてない状態がすごく我慢が出来ない」んですって。「僕は目の前にいる人がコミュニケーションを取れる空間を創る」と。

千葉さんとは役者共演も何度かあるんですが、実は役者として千葉さんが稽古場でされていることとそれは全く一緒なんですよ。稽古場での千葉さんの居方は人によってはただの口うるさい先輩だったりね(笑)。いろいろとすごく心のこもった指導をしてくださるので、公私ともにきちんとコミュニケーションが取れていない状態を嫌う人ですね。そして彼は「コミュニケーションさえ取れていればいい作品は生まれるんだ」と。ちょっとその話聞いて感動しましたよ!(笑)。で、やっぱりそこまである意味では演出家としてのステータスだったり名誉だったり、評価され得る場所を捨ててまで、その仕事をしてる人って居ないと思うので。

――そうですね。

でも千葉さん「演出家は頼まれるからやってるんだよ」ってそうおっしゃるけど。

――主体的にやっていらっしゃるわけじゃなく(笑)。

主体的じゃないです(笑)。でも、いざ現場では、やっぱり人をキチッとコミュニケーションを噛み合わせようと思うとすごい能力を発揮してくださるので。そこに全幅の信頼を置いています。コミュニケーションといっても今回ひとりですけども(笑)。

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■(千葉さんは)役者に伝わる言葉っていうことに対しては、ちょっとプロフェッショナル

■世代それぞれ、創られる作品も変わっていくでしょうし、それがすごく面白い

■雨宮が明智に言われた「そんなことだろうと思った」は、ホントに忘れられない台詞

■『黒蜥蜴』は観終わった後「フッザケんなッ!!!」って、本当は言える作品

■『フリー・コミティッド』、38役の「壁」を越えて、一緒に物語を味わいましょう

<『フリー・コミティッド』>
【東京公演】2018年6月28日(木)~7月22日(日) DDD 青山クロスシアター

<関連リンク>
『フリー・コミティッド』公式 HP  https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2018/free_committed/
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成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

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■(千葉さんは)役者に伝わる言葉っていうことに対しては、ちょっとプロフェッショナル

ただなんでしょうね、人と人とのコミュニケーションっていうのが、例えば作品と人とのコミュニケーションであったり、演者と観客とのコミュニケーションであったり、そう考えていくと、演出家っていう仕事の中で、ものすごく大切な要素の半分くらい、彼はずっと見つめているのかなぁという気がしますね。その分「それ以外のことは知らん」というね。評価に直結するような演出家の企みだったり、野心だったリっていうのがびっくりするほど無い方なので。やっぱり誰よりもものすごい優れた役者さんなので、役者に伝わる言葉っていうことに対してはちょっとプロフェッショナルなんじゃないですか。

――同じ役者というフィールドにいらっしゃるので、役者に一番通じやすい“共通言語”をお持ちなのでしょうね。

そうですよ、だからなんかこう、役者に魔法は掛けやすい人ですよね。「こいつにはこう言っとけば、こっちに行くだろう」っていう計算も含めて、キチッと言葉を選べる人なので。「こういうタイプの奴にはこう言っといた方が効くから」っていうことも含めて(笑)。役者をもう熟知していらっしゃる。

成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

■世代それぞれ、創られる作品も変わっていくでしょうし、それがすごく面白い

――先日お誕生日を迎えられて37歳になられました。今どんなことをお考えでしょう?

37歳なんですね。何ひとつピンとこないですよ(笑)。こう言うとなんかすごい格好つけたヤツ風でイヤですけど、年齢なんて所詮数字なんでね(笑)。数字に何かこうは、とは思わないですけど、やっぱり20代の人とか、今だったら22~23歳で活躍して出て来てる方が多いので、そういう人たちと接することで初めて「わ!」って思いますよね(笑)。あ、違うんだなって。全然違うんだなって。別に今年37になったからの話じゃないですけど、この1~2年でそれがやっとわかって。ちょっと愉しいですね。なんか違わない気がしてたけど全然違うわ!と思って(笑)。

――ものの考え方とか?

ものの考え方も違いますし、好きなもの嫌いなものも違いますし、正しいと思っていることも違いますし、倫理観も違いますし、何故こういう仕事をやっているかの動機やモチベーションも違いますし。だからって、じゃあ、むこうが間違ってるとは思えないですしね。

――それぞれの価値観はあると思います。

世代それぞれでしょうね。時代がそれを要請したんでしょうから。そうするとやっぱり必然的に創られる作品も変わっていくでしょうし、それがすごく面白いです。特に30代、大きく分けると30代以下20代中盤くらいの人は温度が低いというか、熱血漢ではなくなっていますね。でもそれは表面温度がそうなのであって、特にモノを創っている人たちは、接してみると内部温度は非常に高いことが分かります。どちらかというと僕なんかは表面温度を高めていくことで、何もない自分をすら誤魔化していた世代だったりするので(笑)。でもそれがまた面白かったりする。それが作品の何かこう、説明もつかないようなヘンなエネルギーに繋がったりね。そういう作品を創ってきた先輩方を見てきた、ギリギリそういう世代だったので。だからやっぱり、ちょっと間空いて今の20代なんて、そういう表面温度に関してなんか問題にもしないですよね(笑)。でもやっぱり面白いですよね、ちゃんと付き合うと、グッツグツしてますから、みんな。裏返しですから、単なるね。

――じっくり若い方のお話を聞くと、ものすごくいろんなものが出てきますね。

そういう意味で言うと、自分が37歳だからどうこうっていうよりは、所謂日本の経済状況であったり、文化状況であったり、国際状況であったりというのが、年代年代ごとに変わっている、そして自分は“この層の人間”なんだなっていうことを、すごく意識するようにはなりました。なので同世代の人間への、そういう意味での…なんていうのかな、仲間意識っていうのが逆に強まりますし。「俺らはこうだよね」っていうのはやっぱりありますからね。

――「彼らとここが違うから、自分たちはこうだったんだな」って思う、ということですね。

もう、思います思います。で、その世代が今30代中盤、後半にかけていって、何か役を任されるようになっていくわけですよね。そのときにいよいよ選択を迫られる、ということを感じています。僕たちはどちらかというと、先輩たちが厳しかった世代なので「いいからやれ!」と「いいから聞いとけ!」と言われながら、虎視眈々と考えを巡らせて来たわけですけど、それがいよいよこの世代この歳になって「じゃあ任せるから好きにやってごらん」って言われるということですよね。まぁ、会社に勤めてらっしゃる方も多分みんなこの世代はそうだと思うんですけど。そういうのが「ものづくり」にとってはやっぱりものすごく影響するので。そういう意味ではちょっとね、ピリッとはしてますよ(笑)。だからちゃんと喋んなきゃいけないし(笑)。なんとなくこの歳になってね、「わかんないっスよー!」とかって言って「カワイイー!」とか言われてたらヤバいでしょ!(笑)。

成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

■雨宮が明智に言われた「そんなことだろうと思った」は、ホントに忘れられない台詞

――『黒蜥蜴』を演じられていかがでしたか?

雨宮、面白かったですね。いろいろやりながら思ってましたけど、研究してらっしゃる方でもそういう結論に辿り着く方は多いですが、雨宮は言動にも台詞にもいちばん三島由紀夫が自分を込めていたりする部分があったりするので、そういう意味ではすごく襟を正しながらというか(笑)。

――他の登場人物たちと比べると、纏う空気が違った気が…。

倒錯しているわけですからね。一番人間臭いところがありますし。

――この男ヤだなーと感じたかと思うと、彼の黒蜥蜴への想いを観て、こんな面もあるんだ!と思ったり(笑)。

その対比がものすごくある役で…あ!思い出しましたよ、いっぱいいろいろ。久し振りに聞くから、もう!(笑)。その対比がものっすごく見事で、三島由紀夫さんがそれは完璧に書かれていて、その人間的な生々しい部分に相対して、“黒蜥蜴と明智”という崇高なもの、真っ白なもの、人ではないもの、人形である「美」というものと、そこから外れてしまう「醜」。だから「美醜」ですよね、美醜をキッチリ描いているので。そして「美」は果てる訳です。しかし「醜」は生き延びる訳です。そういうお話なので、メッチャ良く出来てるなと思って。面白いですよね。

――物語のラストで、雨宮くんが早苗さんの偽者の彼女と2人のシーンで「憑き物落ちた?」というくらい、スコーン!と抜けていたのが印象的で。

あれはもう辛辣な話ですよ。偽者が生き延びて、本物が死に絶えるというお話ですから。それを三島由紀夫が「さぁ、どう思いますか?」って言ってるので。「本物なんてないんですから。本物の代役って無いですから。ほらご覧なさい、醜いものばかりが生き延びている世の中でございます」っていうことを、日生劇場にいらっしゃるお客さまにむけて言うっていうのが、大変なことするなーと思って(笑)。演劇としてそういう意味で面白い公演だったなぁ。

――美しくて繊細で耽美な世界なんですが、それに似つかわしくない、ドロっととぐろを巻いた「ナンダコレハ?」感をお持ち帰りしました(笑)。

三島由紀夫が書いた、いちばん頭のいい台詞だと思うのは、雨宮が明智に最後に言われた「そんなことだろうと思った」。ホントにこれは忘れられない台詞です。そこまで悟った状態の明智が、美しいもの、本物が知りたいっていうことなんか全部わかっている明智が「君たちはそんなことだろうと思ったよ」って言う。で、これはある意味では三島由紀夫が全世界に言ってるんですよね(笑)。「君たちは、どうせそんなことだろうと思ってる、僕は」って、三島由紀夫がこう言って自死する訳です。

だから、日生劇場で最後までビクビクしてましたよ。ああいったものをキチッと商業に乗せてたくさんのお客さまに見せたときに、同時に危険性もあって、どこまでのものが、何が果たして伝わっているのだろう?って。もちろん100人に1人200人に1人でいいんですけど。もう気持ち悪いぐらいの、言葉にしたらもうそのまんまハッキリ資本主義批判を言っているので。すごい批判精神を煽るための演目じゃないんですよ。そこが三島由紀夫の面白くて狡くて、もう酷いところだなぁと思って。資本主義批判をものすごい商業演劇にバーンと乗せながら「さぁ、どうする? ほらね、そんなことだろうと思った」って言うのが「ヒッデーーー!!!」と思って。その面白さですよね(笑)。

成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

■『黒蜥蜴』は観終わった後「フッザケんなッ!!!」って、本当は言える作品

――観る側としては、組み伏せられて地面に突っ伏した状態で「さぁ、どうする?」って泰然とした三島由紀夫に問われて「くっそーーっ!!!」みたいな。

そうそう(笑)。だからもちろん観劇に正しさなんかないですけど、観終わった後「フッザケんなッ!!!」って、本当は言える作品だし、言っていいんですよ。「笑って泣いて美しい、うつくしい…っざけんな馬鹿野郎!」って言って劇場を後にしてもいい作品ですよね(笑)。もちろんそうならなくてもいいんですけど。だから、惜しいのはああいう風に演劇とかたくさんの人が集まる場所の宿命ですけど、圧倒的大多数の人たちがうっとりして「きらきらしてきれいだった」って言ってると、「ほんとにそうかなぁ」と思う人たちが置いていかれてしまう。それって実は残念で「本当にそうかなぁ。だってヒデェ話じゃん!」って思っている人が、絶対に100人に1人、10人に1人何人か居るはずなんですよね。で、そういう人たちは、もう全然正解なので(笑)ヒッデェ話なので。我が事として考えたら「お前、ふざけんなよ。じゃ、どうしろっつの?!」って。自分は死んどいて「そんなもんだろうと思った」って酷いだろって。こう“そこからずーっと三島さんが見てるなー”って思いながら、公演をしてました。

――ある明確な答えを提示してくれる作品ではなくて「さぁ、こういう状態だよ。どうする?」って問いかけてくる(笑)。

そう。でもある意味では答えはハッキリ言ってますよね。「もう、そうなんだから」っていうことを(笑)。本物の宝石は死んだんだから、と。

――観劇後の作品の表面から感じられる耽美さとは違和感のある「ナンダコレハ?」感の理由がわかった気がします。

そう、だからやっぱり残っていく作品なんです。やればやるほどいろんなものを提示出来る作品なので。商業的じゃない演目でそこだけをものすごく色濃く提示することも出来るでしょうし。または商業の中でいろんな人にいろんな感じ方をさせることも出来るでしょうし。面白いんだなぁって改めて思いました。三島由紀夫の『黒蜥蜴』。

――演劇と興行の関係に悩まれたとブログに綴られていたのは…。

そうそう、まさしく今話したそのことです。

――「三島ワールドの闇」っていう言葉も。

闇ですよ! 今まさしく「じゃ、なんなんだよ!?」っていう。戯曲本の最後の巻末で、あとがきみたいなものがあって「俺は馬鹿八千人に支持されたい」って書いているんですね。『黒蜥蜴』は三島由紀夫の作品としては後期です。ようするに「チヤホヤされてんだよ、俺は。馬鹿どもにチヤホヤされてんだよ俺だって」って言ってあれ書いてんですよ。あったまくるっしょ!(笑)。

――たしかに(笑)。

「これだったら、馬鹿共よろこんでくれるんだろ? チヤホヤすんだろ? でもなぁ、世の中こんなもんだからな」って言ってボーンとやって自死されちゃうっていうのが「なんだこの人?」っていう。

――正攻法で反論したいけど、でも角度を変えて考えてみると「イヤ全くそのとおり」って。

そうなんですよ! そうなんです。正攻法も言えるし、言ってるし、その裏も言うし。煙に巻いて煙に巻いて翻弄して翻弄して。その中にはすごく作り物ではない、三島さんご自身のものすごくプライベートな葛藤だったりっていうのが、すごくこう必然性として見えてくる感じがするんですね。借り物でない感じが“切実な痛み”みたいなものが。

――世間を斜めに見ながらも、どこかからキリキリとした悲鳴が聞こえてくるような感じで。

そうですよ「どうよ? そんなもんだろう?」ぐらい軽いもんじゃないんですよ、彼にとっては。自分のお腹に刃を当てながら言ってるんですよ。「そうなんだよ、そんなもんなんだよ。どうせそんなことだろうと思ったよ」って今にも掻っ切る勢いで言っている、このエネルギーがあるんで(笑)。

――そこを知っていると、言葉の重さが一層…。

そう「そんなことだろうと思った」恐ろしい台詞ですよ。もちろんそれで笑ってくださるお客さまも正しいんですよ。それでまた笑えるということが。ものすごい話ですしね。

――最初は笑いながら観ていても、次第に笑いが乾いていくような…。

そうなんですよ(笑)。

成河さん=撮影・伊藤華織

成河さん=撮影・伊藤華織

■『フリー・コミティッド』、38役の「壁」を越えて、一緒に物語を味わいましょう

――興味深いお話をありがとうございました。では最後になりましたが、どんな作品になるか非常に楽しみな『フリー・コミティッド』について、お客さまに向けて一言お願いします。

そうですね。38役ということで表に出させていただいてますけど、それ以上に核心にあるお話が、完全に僕たちに届き得る人間の成長の物語です。人生の中で本当に大切な瞬間が描かれていると思うので、38役の「壁」を、皆さんが越えやすいようにその部分を一生懸命工夫していくので、そんな壁は軽々と越えて、一緒にその物語を味わいましょう。

※『フリー・コミティッド』成河さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは5月31日(木)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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“「ずーっと三島さんが見てるなーって思いながら」成河インタビュー(下)” への 3 件のフィードバック

  1. resonance より:

    『黒蜥蜴』のお話をまた聞けることが出来てとても嬉しかったです。(達花さん、話を振って下さって感謝します!)成河さんの三島観をとても興味深く、共感しながら拝読しました。天国の三島由紀夫さんがきっと膝を打って大笑いしながら喜んでいらっしゃると思います。それから『フリー・コミティッド』では私は成河さんの一人芝居を観劇させていただくのも初めて、現代の(ちょっと前ですが)アメリカ人役も成河さんも初めてなので本当に今からワクワクしています。上演時間が90分というのも成河さんが出演する舞台の上演時間としては初めてです(笑)。「馬鹿八千人」のうちの一人の私はノンストップでフリー・コミティッドの世界に何度も巻き込まれる初体験を心待ちにしております。

  2. nonomi より:

    成河さんの38役を見れるのがとても楽しみですが、それにこだわらず、それを含めた話を味わいたいと思います。
    読み手側としても、思いがけず成河さんの黒蜥蜴の熱い解説、感想、見方を知れて、とても刺激になったし、深いなぁと思いました。
    とても読みごたえのあるインタビューでした。

  3. めいこ より:

    成河さんのお話はいつも興味深いです。黒蜥蜴を観劇しましたがわからないことも多く抱えたままでいましたが、少しスッキリしました。
    フリーコミティッドも先入観を持たずに観て、物語を楽しみたいと思います。

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