「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」出演、中川翔子さん単独インタビュー(下)

中川翔子さん=撮影・橋本正人

2016年7月22日に開幕する「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」にアリーナ役で出演される「しょこたん」こと中川翔子さんへのインタビューの「下」です。アイデアニュース有料会員限定部分では、中川さんが5月から6月にかけて出演されたミュージカル「ブラック メリーポピンズ」などについて伺ったお話を紹介します。

中川翔子さん=撮影・橋本正人

中川翔子さん=撮影・橋本正人

■松浦司さんはコントローラーで動かせそうな「まぎれもなく勇者様」

――勇者役の松浦司さんは、どんな方ですか?

初めて会った時に、もう勇者のコスチューム、装備をしてたので「わぁ、まぎれもなく勇者様だ」と思いました。コントローラーで動かせそうな位、すごく凛々しくってオーラがあって、離れてても黙ってても勇者様だってわかるし、主人公顔だって思ったんですけど、装備を取ると普通の大阪のあんちゃんだなって(笑)そのくらい愛されキャラで、みんなにいじられて。テーマパークで活躍され、すごく関西弁の乗りのいいお兄ちゃんって感じです。

■風間俊介さんは皆を率先してドラクエ愛を発揮してくださっている

――テリー役の風間俊介さんは、どんな印象ですか?

風間さんは座長ですね、リーダーというか。そしてドラクエ愛がすごい。今回のショーが決まってから、Ⅰから全部のシリーズやりなおしてドラクエならではの動きを研究して。たくさん大人数のメンバーがいるんですけど、皆を率先して指揮して「もっとこの方がドラクエっぽいよ」とか指示して、誰よりも熱量の高いドラクエ愛を発揮してくださっているので、安心して付いていきますって感じなんです。実際の風間さんはすごく優しくって、ホイミ(呪文)とか使いそうな感じなんですけど、テリーはきりっとしたクールな二枚目キャラなので、そのギャップがまた面白いですね。

■トルネコって実際にいたんだっていうくらいな芋洗坂係長さん

――トルネコ役は芋洗坂係長さんですが…

トルネコって実際にいたんだっていうくらいに、おなかもすごかったから「何か入れてるんですか」って聞いたら、本当のおなかだったからビックリしました。トルネコって重要なキャラクターですよね。シリーズの中でも一人で「トルネコの大冒険」ができちゃうくらいのキャラだし、シリアスだけじゃなく、笑いの要素があるからこそドラクエってのもあるので、トルネコは素早くって太っちょで、芋洗坂さんしかできないと思いました。トルネコが率先して笑いの渦に、踊りの波に巻き込んでくれるので、そこはもうお楽しみにって感じですね。

中川翔子さん=撮影・橋本正人

中川翔子さん=撮影・橋本正人

<ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー>
【さいたま公演】2016/7/22(金)~2016/7/31(日)さいたまスーパーアリーナ
【福岡公演】2016/8/5(金)~2016/8/7(日)マリンメッセ福岡
【名古屋公演】2016/8/12(金)~2016/8/14(日)名古屋 日本ガイシホール
【大阪公演】2016/8/18(木)~2016/8/22(月)大阪城ホール
【横浜公演】2016/8/26(金)~2016/8/31(水)横浜アリーナ
料金(税込) S席:大人9,500円/こども7,500円、A席:大人7,500円/こども5,500円
キャスト 勇者:松浦司、テリー:風間俊介、アリーナ:中川翔子、トルネコ:芋洗坂係長

<関連ページ>
ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー 公式サイト
中川翔子 Official Website しょこたんねっと
中川翔子 オフィシャルブログ
中川翔子 Twitter

<アイデアニュース関連記事>
「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」出演、中川翔子さん単独インタビュー(上)
「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」出演、中川翔子さん単独インタビュー(下)
来た見た書いた(2) 逃げ場なく物語にのまれる「ブラック メリーポピンズ」
新生「ブラック メリーポピンズ」を作る気持ちで 小西遼生インタビュー

<プレゼント>

中川翔子さんの「サイン入りチェキ写真」をアイデアニュース有料会員(月額300円)3名さまに抽選でプレゼントします。応募締め切りは7月30日(土)。当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。応募は以下のフォームからお願いします。応募の際に記入いただいたメッセージは、コメントのページ(⇒こちら)に掲載します。(このプレゼント応募は終了しました)

アイデアニュースの会員登録は⇒ここをクリック

<ここからはアイデアニュース有料会員限定記事です> 会員登録は⇒こちらから
■「ブラック メリーポピンズ」は周りの方に、いっぱい手助けしてもらった
■初舞台なのに、とても幸せな作品にお邪魔できて、すごいラッキー
■ライブとも全く違う、体調のキープが何より大事なんだなと
■子供たちが喜ぶことをするのが、いままでもこれからも1番のモチベーション

■「ブラック メリーポピンズ」は周りの方に、いっぱい手助けしてもらった

――中川さんは先ごろ、ミュージカル「ブラック メリーポピンズ」にアンナ役で出演されましたが、共演した小西遼生さんは上演前のアイデアニュースのインタビューで「作品に挑む気持ちとしては新しく中川さんが入ってくることで、新たな気持ちで取り組めると思います」と仰っていました(⇒記事はこちら)が、実際どんな感じでしたか?

私はミュージカル初めてで、再演だからキャストの仲の良さとかそういうものにどうしようと思っていたんですが、むしろ再演で良かったなと思いました。本当に家族みたいに皆さん仲が良くって、前作のアンナ役だった音月桂さんも打ち上げに何回も駆けつけるくらい、すごい仲良しでビックリしました。それに「ここでこの位移動するんだよ」とか、「ここで盆が回るから」とか、覚えなきゃいけないことがいっぱいで必死だったんですけど「大丈夫、こうすればいいから」と周りの方が心配してくれて、いっぱい手助けしてもらったからこそ、覚えやすかったというか。マネもできないから、純粋に自分の体当たりでやるアンナをやろうと。ゼロから作り上げるよりも、むしろやりやすかったかもしれない。

■初舞台なのに、とても幸せな作品にお邪魔できて、すごいラッキー

――アイデアニュースに掲載した達花和月さんによる「ブラック メリーポピンズ」の公演評では、「中川さんのアンナは、強い意志を持つ女性と感じられるのに、何かに怯えているような、一人の人物なのに輪郭が何故かブレて見えるような、無意識下で抱える心の闇が垣間見える人物像を見事に体現していた」と書かれていました(⇒記事はこちら)。

おてんばに、男の兄弟たちをボコボコにして「だからダメなのよ」とかガンガン暴れられたのは、すごくスカッとして毎回楽しかったです。そこが乗ると後半も乗ってくるとかが段々掴めてきて、心を殺して過去を思い出さないように本当は全部知ってるけど、忘れてるからこそ、心を押し殺してる。でもなぜだろうと核心に近づいていくほど痛みが強くなってくる。その心を殺している演技が難しかったなぁと思ったんですけど、それも含めてやっていくうちに毎公演が全然違うし、会場が変わるごとにお客さんも一文字も聞き逃さないように、前のめりに気持ちを持って見てくださってるのが、シーンとしてても伝わってくるので、殆ど毎回スタンディングオベーション頂いたのが初舞台なのに、とても幸せな作品にお邪魔できたんだな、すごいラッキーだなと思いました。

■ライブとも全く違う、体調のキープが何より大事なんだなと

――歌もお上手ですし、またミュージカルにも

でも、ホントに大変だなと思いました。稽古の時間は、ごはんも食べられないくらい時間もないし、喉のケアとかしながら、他のお仕事も並行してやっていたから大変でした。すごく気をつけたので大丈夫だったんですけど、ライブとも全く違う、体調のキープが何より大事なんだなと勉強になったし、それと並行でドラクエの稽古も始まり出して、多分今年が人生で1番忙しかったかもって思いました。だから、経験値になったと思います。

中川翔子さん=撮影・橋本正人

中川翔子さん=撮影・橋本正人

■子供たちが喜ぶことをするのが、いままでもこれからも1番のモチベーション

――今度のビジョンなど教えてください。

まずは「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」をケガなく40公演全部乗り切ること。でもそれが終わったら、こんなにワクワクしてドキドキして嬉しいことってないんじゃないかなって思ってるので、この夏燃え尽きちゃいそう。どうなんですかね、生きてるのかなって感じで想像がつかないんですけど。やっぱり歌うことがとっても好きって言うのは改めて思うので、子供たちが喜ぶことをするのが、いままでもこれからも1番のモチベーションなので、子供たちが笑顔になれる、子供たちの思い出に彩りを添えられるようなことをしていきたいですね。テレビも楽しいし、絵を描くのも好きだし、ミュージカルやってみてお芝居も楽しかったし、もっともっと全てのスキルをあげていきたいですね。

あー、これが終わったら免許取りたいかも。もし今仕事をやめたら何にもないなと思って。車とか調理師免許とか。でも危ないかな~。

中川翔子さん=撮影・橋本正人

中川翔子さん=撮影・橋本正人

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA