コメディタッチのSF小説などで知られる小説家・森奈津子さんの作品を原作とした舞台「森奈津子芸術劇場 第一幕 ~パトス編~ 『哀愁主人、情熱奴隷』『いなくなった猫の話』」が、7月28日(金)から8月1日(火)まで、東京の紀伊國屋ホールで上演されます。この舞台に、抽選でアイデアニュースの読者10名さまをご招待します(有料会員以外の方もご応募できます)。応募締め切りは、7月24日(月)です。この記事の末尾の応募フォームからご応募ください。※このプレゼント募集は終了しました。
1公演2本立てで上演される今回の舞台のうち、『いなくなった猫の話』に出演される女優の杉本彩さんは、公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」の理事長でもあり、2016年3月には「それでも命を買いますか? -ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ-」(ワニブックスPLUS新書 Amazonのページは⇒こちら)を発行するなど、動物愛護の活動でも知られています。
アイデアニュースでは、大のネコ好きのフォトグラファー・ライターの岩村美佳さんに、杉本彩さんへのインタビュー記事を執筆していただきます。インタビューは、7月24日と25日に掲載する予定で、今回出演する舞台『いなくなった猫の話』についてのお話のほか、杉本さんと動物愛護の活動についてもお話をうかがっていますので、ご期待ください。インタビューの全文は、アイデアニュース有料会員(月額300円)限定公開となります。
<『いなくなった猫の話』のストーリー(公式ページなどから)>
紅桜共和国第一宇宙空港近くの古いビル、一階のバー『微睡亭』。カウンター越しに物憂げに立っている店主の小夜に、常連客が、その日の仕事の愚痴をぼやいている。酔いつぶれる直前で、常連客が帰った後、小夜は一人、炭酸水をチェイサーに、ジンを飲み始める。3杯目に差し掛かる頃、店の扉が開いた。小夜は、「悪いね、今日はもう、おしま…」と言いかけて言葉を飲み込んだ。そこに立っていたのは、年老いた猫系ハイブリッド。見るなり、影郎を思い出したからだ。人工子宮から造られるハイブリッドは、美しくて、人間よりも運動能力が高くて、知能だって変わりないのに、いや、変わりないからこそ、高級な愛玩動物か、生きている玩具か、美しい奴隷として扱われた時代があった。「あたし…昔、ハイブリットの男の子を育てたことがあるんだ…」。古いビルでバーを営む小夜が、なぜ猫系ハイブリッドを育てていたのか、語られる話からのエンディングに切なさと涙が溢れます。
こちらは、『いなくなった猫の話』に出演される杉本彩さんの動画です(公式ページより)。
森奈津子さんは、セクシュアリティをテーマにした作品を数多く発表している事でも知られており、今回1公演中に2本立てとして上演されるもうひとつの舞台『哀愁主人、情熱奴隷』は、女性とメイド型ロボットとの関係をコミカルに描いた森さんの小説『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』を原作とした会話のズレから爆笑を生むコメディです。(舞台では男性と執事型セクサロイドの話として上演されます)。
<森奈津子芸術劇場 第一幕 ~パトス編~ 『哀愁主人、情熱奴隷』『いなくなった猫の話』>
【東京公演】2017年7月28日(金)~8月1日(火) 紀伊國屋ホール
(7月28日は「前夜祭」としての『哀愁主人、情熱奴隷』上演とトークイベントで、杉本彩さんは出演しません)
【出演者(予定)】『哀愁主人、情熱奴隷』:伊藤孝太郎、加藤ひろたか、野尻大介、『いなくなった猫の話』:杉本彩、野尻大介、鈴木ハルニ、伊藤亜斗武、村上健斗、木下政治
※この作品は15歳未満入場不可です(映画のR-15と同程度のセクシュアルな表現があるため、15歳未満の入場をお断りしています)
【公式サイト】http://www.zuu24.com/mngg_pathos/
【公式twitter】https://twitter.com/mngg_zuu
<関連リンク>
杉本彩 オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/sugimoto-aya/
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- 「どれだけ保護しても根本的問題を正さないと終わらない」、杉本彩インタビュー(下) 2017年7月25日
- 「近所のペットショップは…と都合よく解釈する人がいる」、杉本彩インタビュー(上) 2017年7月24日
- 森奈津子芸術劇場、爆笑の『哀愁主人、情熱奴隷』と切ない『いなくなった猫の話』 2017年7月17日
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※「森奈津子芸術劇場 第一幕~パトス編~『哀愁主人、情熱奴隷』『いなくなった猫の話』」公演に、抽選でアイデアニュースの読者10名さまをご招待します(有料会員以外の方もご応募できます)。この下のフォームから、観劇ご希望の公演の日時を選んで、ご応募ください(席はお選びいただけません)。応募締め切りは7月24日(月)です。当選された方には、7月25日(火)にお名前を書いた当選メールを送信しますので、観劇当日に、劇場受付で、当選メールをプリントアウトしたものを見せるか、当選メールが表示されたスマホなどの画面をお見せください。お名前を確認の上、チケットをお渡しします。※このプレゼント募集は終了しました。
※杉本彩さんのインタビュー記事は、7月24日(月)に「上」を、7月25日(火)に「下」を掲載する予定です。インタビューの全文は、アイデアニュース有料会員(月額300円)限定となります。