古川雄大さんが、8月7日に大阪BIGCATで、8月20日にZepp Tokyoで「Yuta Furukawa 30th Birthday Live」を開催します。どんなライブになるのか、さらに30歳を迎えての思いなどを伺いました。
――「Yuta Furukawa 30th Birthday Live」は30歳記念ライブということですが、30歳を迎えて何か気持ちは変わりましたか?(インタビューは30歳誕生日を迎えた数日後でした)
あまり変わってはいないのですが、意識的に何かスイッチが入った感覚はあります。敢えてそのスイッチを入れたような。日付が変わるタイミングは「もう30歳になったな」と思ったぐらいでしたが、もう20代ではないんだと、気合いスイッチみたいなものは入れるようにしています。今もです(笑)。
――スイッチを入れると何か変わりますか?
何だろう……もうフレッシュさが出ないので、敢えて出さなければという意識をしていかなければと思っています。
――逆に?
自然と出なくなってくるんですよね。それは、ロミジュリ(『ロミオ&ジュリエット』)を経験して思ったんです。すごく若さが大切な作品なので、そのなかで出そうとしなければ出ないものなのかなと。
――フレッシュさが必要なときに出さなければいけない?
でも、日頃からちゃんと意識していこうと思っています。
――30歳になったから大人の男にならなければとおっしゃる方もいると思うので、古川さんは敢えてフレッシュさを忘れないようにという意識なんですね。
(大人の男には)自然となってくるのかなと思いました。
――なるほど。「Yuta Furukawa 30th Birthday Live」はどういう構成ですか?
バンドで、基本的にはガチャガチャやる感じですが、色々なバージョンを作っていく予定です。例えばギターとボーカル、ピアノとボーカル等、バリエーションを増やして大人っぽさを出していく構成にしたいと思っています。
――そこは「大人っぽさ」なんですね。
求めているものと、求められているものは違うと思うんです。今回のライブで求められているものは「大人っぽさ」なのなかと思います。
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、『黒執事』や『ロミオ&ジュリエット』の経験で意識が変わってきたというお話などインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。8月1日掲載予定のインタビュー「下」では、最近の活動や、ご自身の意識の変化についてより詳しく伺ったインタビューの後半の全文を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>
■(ライブでは)僕自身が楽しまなければ、普段では考えられないテンション
■思ってもみなかった世界にいる、人生って不思議
■座長を経験して、得るものがあったから
■余裕がある人に憧れる、そうなりたい
<Yuta Furukawa 30th Birthday Live>
【大阪公演】2017年8月7日(月) BIGCAT
【東京公演】2017年8月20日(日) Zepp Tokyo
公式サイト http://music.furukawa-yuta.info/info/1566457
<関連リンク>
古川雄大 オフィシャルサイト
http://music.furukawa-yuta.info/
古川雄大 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/furukawayuta/
古川雄大【FC・音楽スタッフ】twitter
https://twitter.com/yuta_f_staff
⇒すべて見る
- 「大きい作品を背負う座長の経験を生かしたい」、古川雄大インタビュー(下) 2017年8月1日
- 「30歳を迎えて意識的にスイッチを入れた」、古川雄大インタビュー(上) 2017年7月31日
- 「30歳へ、色んなことに挑戦していきたいなと」 古川雄大インタビュー(下) 2017年1月13日
- 「ジュリエットに出会って情熱的になっていく、熱いロミオを」 古川雄大インタビュー(上) 2017年1月12日
※古川雄大さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは8月16日(水)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
※ここから有料会員限定部分です。
■(ライブでは)僕自身が楽しまなければ、普段では考えられないテンション
バンドの方が大人っぽいというのは少し矛盾しているかもしれませんが、アコースティックよりも音の数を増やすということで、前回までのような客席をあおるテンションを押さえるというか、また違った感じになると思います。ステージ上をあまり動き回らないようにしようかなと思っていますし、そのためにギターを多く持って歌いたいと思っているんです。
――相反する要素を出していくというのは面白いですね。
舞台は比較的年齢関係なく役が出来るので、役者をやる上では若い部分も大切にしていかなければいけないと、ロミジュリですごく思いました。経験していないことを出そうとしても無理じゃないですか。経験してきたことを敢えて出すということを意識して、フレッシュさを保てたらという意味なんです。
――引き出しが増えていく感じですか?
年齢を重ねるというのはそういうことなのかなと思っています。
――前回のライブに初めて行かせて頂いて、古川さんはライブではこういう感じなんだと新鮮な驚きがあって、楽しませて頂きました。
色々なスタイルがあると思いますが、僕のスタイルはこうかなという感じですね。色々と楽しんでもらえる要素を入れたいと思っているんです。単に「格好いい」で終わるのではなく、残るものを、十分楽しませる時間にすることかなと思っています。
――古川さんご自身が本当に楽しそうだなと思いました。
僕自身楽しまなければいけないと思いますし、意識的に気持ちを上げているところもあります。普段では考えられないテンションというか。
――取材でお会いする古川さんと別人のようでちょっとした衝撃でした(笑)。
このテンションでライブをするには、ずば抜けた歌唱力がないと成立しないですから(笑)。僕はまだまだそれだけでは満足させられないと思っているので、色々と試行錯誤しています。
■思ってもみなかった世界にいる、人生って不思議
――音楽活動も長くされていますが、若い頃から今のようなテンションでされていたんですか?
最初から楽しませようというスタンスでやっていたと思います。MCも自分で台本を作っていましたし、ここではこのエピソードを話そうとか、こういう流れなればいいなとか、決めてやっていましたから。
――ライブのときは違うスイッチが入るんですか?
そうですね。違うスイッチを入れています。
――曲も作られていますが、いつ頃から作りはじめたんですか?
高校生ぐらいから趣味程度でやっていました。仕事にする意識ではやっていなかったです。
――ダンスをはじめた頃ですか?
そうですね。同じ時期ですね。
――ダンスや歌を作りはじめた頃を思うと、今の状況はいかがですか?
思ってもみなかった世界にいるなと思います。まず、人前で歌うことを仕事にするとは思っていなかったので、人生って不思議だなと思います。
■座長を経験して、得るものがあったから
――古川さんに初めてお会いしたのは、2010年に『ファントム』で海宝(直人)さんとの撮影をさせて頂いたときなんですが、まだ可愛らしい雰囲気があって、海宝さんの方がお兄ちゃんみたいな雰囲気で。
そうなんです。海宝くんの方がひとつ年下なんですが、しっかりしているんですよね。
――それから何度も取材をさせて頂いていますが、今年のロミジュリや、最近の雰囲気が「お兄ちゃん」って感じになられたなと。
本当ですか? 良かったです! 年を重ねて色々と。
――ご自分でそういう意識はありますか?
少しあります。座長を経験して、得るものがあったからだと思います。カンパニーのケアじゃないですが、そういう意識で作品に取り組むスタンスを学べた、そこで得たものが、少し生きているのかなと思います。
――昨年の『黒執事』や『ロミオ&ジュリエット』の経験で意識が変わってきた?
はい、変わりました。
■余裕がある人に憧れる、そうなりたい
――取材させて頂くのは半年ぶりですが、何というか、余裕みたいなものを感じるなと思いました。
そうありたいというのはあるかもしれません。いっぱいいっぱいにならないように、何をするにしても、余裕がある人に憧れていますし。そうなりたいなと思っているので。
――それは先輩方を見ていてそう思ったりするんですか?
自分が周りが見えなくなってしまうタイプだからだと思います。先輩を見てそう思うこともありますが、自分からそう考えるように発信しているんだと思います。
――こうだから、こうありたいという、自己分析ですね。
そうですね。
――いつ頃からそう考えるようになったんですか?
ずっと思ってきたのかもしれません。それがいい方向に働く場合も、悪い方に働く場合もありますし、色々と経験して、何となく正解がわかってきた感覚があります。余裕でいたいという思いが裏目に出て、やる気がないとか、態度が悪く見えてしまう場合の方が多かったんです。
――誤解されてしまうことが多かったんですね。
これまではマイナスにしか働いていなかったんですよね。そうではなくて、悪い方に働かないように、きちんと切り替えをするようになりました。
――なるほど。それが、プラスの方向に見えたらいいですよね。
そうですね。これまでは、プラスに見えていなかったんだと思います。
※古川雄大さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは8月16日(水)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
記事拝見させていただきました。
その中でも何をするにしても余裕がある人に憧れるしそうなりたいという言葉にとても感銘を受けました。
色々経験してこられたからこその言葉に感動しおこがましいのですが、私もそうなりたいなと思いました。
素晴らしい記事をありがとうございました。
雄大さんの記事が読みたくて会員になりました。
とっても素敵な写真とインタビューで読みながら笑顔になってしまいました。
音楽活動を取り上げてくださるインタビューは少ないので嬉しいです。
ファンでありながらもマイナスに感じてしまっていた部分の本当の気持ちを知れて良かったです!
BD当日にお祝い出来ず残念ですが、インタビューを拝見してバースデーLIVEが益々楽しみになりました!
これまでの心境や今の気持ちなど、内容から頼もしさも感じられたりと、
某パーク時代から応援しているファンとしては、いろいろと感激でした(涙)
また、お写真がどれも素敵すぎて嬉しい限りです!
掲載いただきありがとうございます。
そして、是非とも欲しいです~
次回も他のメディア媒体では無いアタックの仕方の古川雄大さんのインタビューを待っています。
古川さんの記事とても素敵でした。
ファントムのところお話なんて今ではなかなか聞けないので、少しですが聞けて嬉しかったです。
お写真も素敵で、古川雄大とヒョウ柄は最高の組み合わせですし、とても綺麗で惚れ惚れしました。
ありがとうございました。
今度のLIVEがますます楽しみになりました!
30の節目を迎えて、さらに素敵になった古川さんを見るれるのがうれしいです(^^)
これからも応援しています!
雄大くんが30才になって変わった意識が、このインタビューから伝わって、とてもよい記事だったと思いました!次回も期待しています!
古川くんの30代最初のこの1年、ライブに始まり舞台もたくさん控えていてとても楽しみにしています。
充実した1年になることを祈っています。
とても素敵なインタビューとお写真、ありがとうございました。
いい記事を読ませていただきました
ありがとうございます
ゆーたが、しっかり考えて成長し続けてるのが伝わってきました。テニミュの頃から応援し続けてて良かったなぁ…と感慨深いです♪これからも、ゆーたらしく進んで行って欲しいです。それと、やはり岩村さんファン目線で嬉しい内容です!お写真も素敵なもの有難うございます(^ー^) 今後も、楽しみにしております。
朝から素敵なお写真に癒されました。
本人のやる気スイッチ、面白かったです。
これからもいろいろな面を引き出してください。