白井晃が俳優として出演、『三文オペラ』1月23日にKAAT神奈川芸術劇場で開幕

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』より

2018年1月23日(火)からKAAT神奈川芸術劇場ホールで、舞台『三文オペラ』が上演されます。主役のマクヒィスは、SOPHIA・MICHAELのヴォーカル・俳優の松岡充さんが演じ、KAAT芸術監督の白井晃さんも俳優として登場します。

『三文オペラ』はドイツの劇作家、ブレヒトの戯曲で、第一次世界大戦後のワイマール共和国(ドイツ共和国)のベルリンで、1928年8月に初演された作品。「銀行設立に比べれば、銀行強盗などいかほどの罪でありましょう」などの台詞で社会や道徳を風刺したこの作品は評判を呼び、映画にもなっています。『三文オペラ』初演翌年の1929年10月には世界恐慌が起こってナチスが台頭、ドイツは第二次世界大戦へと向かいます。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』より

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』より

今回の『三文オペラ』は、近未来を舞台にした作品として描かれ、出演者は、マクヒィス役の松岡充さんのほか、吉本実憂さん、AKB48の峯岸みなみさん、宝塚歌劇団元宙組トップスターの貴城けいさん、ナイロン100℃の村岡希美さん、マクヒィスの盟友タイガー役には高橋和也さんら。そして2007年10月に世田谷パブリックシアターで上演された音楽劇『三文オペラ』の演出を担当している白井晃さんは、マクヒィスと対立する乞食商会の社長ピーチャム役を演じます。

演出は、劇作家・翻訳家としても活躍している演出家の谷賢一さん。音楽監督は、ロックバンド・ドレスコーズで活躍し、文筆活動や映画出演等にも活動を広げる志磨遼平さんです。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』より

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』より

【あらすじ】KAAT神奈川芸術劇場ホームページより

マクヒィス(松岡充)は、乞食商会社長ピーチャム(白井晃)のひとり娘ポリー(吉本実憂)をみそめ、その日のうちに結婚式を挙げる。それを知ったピーチャムとピーチャム夫人(村岡希美)はなんとか別れさせようと、マクヒィスと長年の親友同志である警視総監タイガー・ブラウン(高橋和也)を脅し、マクヒィスを逮捕させようとする。両親の企みをポリーから聞いたマクヒィスは、逃げると称して娼館に立ち寄るが、そこで昔なじみのジェニー(貴城けい)に裏切られ、逮捕されてしまう。牢獄に入れられたマクヒィスをたずねたポリーと、マクヒィスといい仲になっているブラウンの娘ルーシー(峯岸みなみ)が鉢合わせすると、二人の嫉妬の口論を利用し、マクヒィスはまんまと脱獄するが……。

公式ページに掲載されている動画から、松岡充さんと白井晃さんの分を共有させていただきます。

<KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』>
【神奈川公演】2018年1月23日(火)~2月4日(日) KAAT神奈川芸術劇場ホール
公式ページ
http://www.kaat.jp/d/sanmon

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