大沢たかお・古川雄大・村井良大ら出演『INSPIRE陰陽師』、12月31日開幕・配信

一千年の時を超え、平安を生きた安倍晴明が現世に顕現する舞台『INSPIRE陰陽師』が、大晦日の2020年12月31日（木）から 2021年1月6日（水）まで、日生劇場で上演されます（1月1日は休演）。12月31日（木）午後5時からの公演と1月3日（日）午後5時からの公演は、ライブ配信されます（翌々日の23:59まで配信）。出演は、大沢たかお、古川雄大・村井良大（ダブルキャスト）、田口トモロヲ、山本耕史、松岡広大、鈴木仁、山本千尋、長澤樹、ほかのみなさんです。大沢さん、古川さん、村井さん、田口さん、山本さんが登壇して12月27日に開かれた生配信イベント「スペシャルトークライブ」のオフィシャルレポートの内容を紹介します。

左から田口トモロヲさん、山本耕史さん、大沢たかおさん、古川雄大さん、村井良大さん

＜STORY＞

平安時代。謎の日食が続く京の都。この異常現象を祓うべく、陰陽師・安倍晴明（大沢たかお）が立ち上がる。当代きっての歌人蝉丸（山本耕史）が見守る中、月姫との婚礼を明日に控える盟友の藤原兼家（古川雄大/村井良大）と共に臨んだ御霊会で悲劇が起こった──。渦巻く悲しみ、後悔、嫉妬の念……。

時は令和。千年の時を経て、再び謎の長期日食に襲われる。人々の心に棲みつく陰の気。それを利用しようとする、謎の存在・芦野道隆（田口トモロヲ）。彼に傾倒する心理カウンセラー・河瀬景子（山本千尋）。このままでは世界は闇に包まれてしまう。この未曾有の危機を防ぐことができるのは、彼しかいない。

一千年の時を超え、平安を生きた晴明、現世に顕現す──。月姫と瓜二つの少女（長澤樹）も現れ、混沌に陥る世界で、蝉丸の導きにより、安倍晴明と藤原兼家の運命が再び交錯する。北斗（松岡広大）、南斗（鈴木仁）ら式神たちの協力を得て、晴明は繰り返される悲劇を食い止めることができるのか？

こちらは、12月29日にYouTubeの「梅田芸術劇場チャンネル」に掲載された「【12/31初日】舞台『INSPIRE陰陽師』舞台映像」です。

【12/31初日】舞台『INSPIRE陰陽師』舞台映像

＜スペシャルトークライブ＞

本作で初の“陰陽師”に挑戦する大沢さんは「平安時代の陰陽師・安倍晴明を演じる大沢たかおです。平安時代で有名なこの安倍晴明が今の令和時代に登場したらいったいどうなる？というところが楽しめる作品で、一生懸命に稽古しています」と語り、ダブルキャストで送る“藤原兼家”役の古川さんは「藤原道長のお父さんにあたる役で、この作品のなかでは時間を動かしたりもして、安倍晴明の親友という役で登場します」、村井さんは「兼家という役は令和時代にも魂というか、想いを受け継ぐ存在が登場するので、そこを注目していただきたいです」と、それぞれが思い描く“藤原兼家”と注目ポイントを語りました。

“芦野道隆”役の田口さんは「“芦野アカデミー”というスピリチュアル団体を主催しており、闇に魅入られたカリスマ性をもつスピリチュアリストを演じています」、歌人・蝉丸役の山本さんは「平成の頃から晴明様のお使いをしていて、身の回りの世話をしたり、時にはびわを弾いたり、歌をしたりと、令和まで27代に渡り晴明様の言いつけをまもって1000年の間、晴明様を探し続けてやっと出会えたというのが令和時代まで続いてきますので、そういう設定を楽しみにしていただけると思います」と話し、安倍晴明との掛け合いシーンについて期待を膨らませました。

本作の見どころについて、山本さんは「見どころはたくさんありますけど劇場に入ってきてまず目を引くのがLEDの装置ですごく綺麗。映像がずっと動き続けていて街の様子が変わっていく、風や街の空気感も感じられる。そしてファイバービームという舞台ではなかなか体感することはないような装置も使われています」とアピール。

田口さんは「ファイバービームは客席でキャスト、スタッフのみんなで演出を確認した時に『やばい…やばい…やばい！』というざわめきが起こりました。今回は“目”が楽しい舞台になっていて照明演出も見どころになっているので皆さんも楽しみにしていてください」と迫力の演出について語り、村井さんは「立体音響が今回採用されているんですけど劇場内のいたるところにスピーカーが配置されていて自分も色んな舞台を観ている中でこれだけ多くのスピーカーが置いてある舞台は観たことがないです。四方八方にスピーカーがあるので後ろから音が近づいてきたり、音が立体的で音の流れを感じることの演出になっている。舞台を平面的に観るのではなくお芝居を一緒に体感することが出来るので臨場感も感じていただけると思います。このシステムは実際にトニー賞で音響デザイン賞も受賞しているシステムで観て聴いて楽しい作品になっていると思います」と、目だけでなく耳でも楽しめる作品になっていると話しました。

＜舞台『INSPIRE陰陽師』＞
2020年12月31日（木）～ 2021年1月6日（水）　日生劇場（1月1日は休演）
チケット：S席13,500円　A席11,500円
公式サイト
https://inspire2020.jp/

＜配信『INSPIRE陰陽師』＞
【12月31日（木）17：00 公演】　1月2日（土）23:59 まで配信
【1月3日（日）17：00 公演】　1月5日（火）23:59 まで配信
チケット（Go Toイベント適応）：
公演パンフレット・水琴鈴・エコバッグの郵送サービス付き視聴券　6,000円
公演パンフレット郵送サービス付き視聴券　4,400円
視聴券　3,200円
https://inspire2020.jp/#ticket-livestream

＜キャスト・スタッフ＞
出演:
大沢たかお／古川雄大・村井良大（ダブルキャスト）／田口トモロヲ／山本耕史
松岡広大、鈴木仁、山本千尋、長澤樹、ほか
スタッフ:
脚本:ブラジリィー・アン・山田、岡本貴也、寺⻄南都
演出:山田淳也（David J.Production）
イリュージョンデザイナー:HARA
振付:辻?本知彦
ステージディレクター:大田高彰（インターグルーヴプロダクションズ）
企画協力:阿部秀司

＜関連サイト＞
『INSPIRE陰陽師』公式Twitter
https://twitter.com/inspireOMJ2020

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