ちっちゃな へぇ~(5) 小学生でも作れる簡単な「バレンタイン用チョコマカロン」

小学生の娘が作ったマカロン=撮影・きたあつこ

女子2人のママである私は、ここ数年「友チョコ作り」が一大イベントになっています。最近のバレンタインは、好きな男の子にチョコをあげるのではなく、お友達と「友チョコ」交換するのです。お友達はクラス全員だったりするので、多ければ30~40セット作ることもあります。今年はお子様と一緒にマカロン作りに挑戦してみませんか? もちろん、自分へのご褒美用、本命用にもバッチリです。ポイントだけ押さえれば意外と簡単に作れる「マカロンの作り方」を小学4年生の次女と共に、ご紹介したいと思います。

小学生の娘が作ったマカロン=撮影・きたあつこ

小学生の娘が作ったマカロン=撮影・きたあつこ

オーブンの中の抹茶マカロン、キレイなピエができると嬉しい=撮影・きたあつこ

オーブンの中の抹茶マカロン、キレイなピエができると嬉しい=撮影・きたあつこ

チョコマカロン=撮影・きたあつこ

チョコマカロン=撮影・きたあつこ

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、マカロンの作り方を「ここだけ守れば失敗しない」というポイント付きで、写真と一緒に詳しく説明しています。抹茶、ココアを使った、食用色素を使わないマカロン生地とクリームのアレンジレシピも紹介しています。

<有料会員限定部分に書いている内容>

■粉砂糖と書いてあっても、裏を見るとコーンスターチやオリゴ糖入りのものも

■砂糖は上白糖よりグラニュー糖がおすすめ

■メレンゲ作りのポイントはボウルとハンドミキサーの…

■ツヤのある美しいマカロンの為の「マカロナージュ」

■キレイなピエ(マカロンの周囲にあるフリル)を出すポイントは

■アレンジレシピ、食用色素を使わないチョコマカロンと抹茶マカロン

用意する道具=撮影・きたあつこ

用意する道具=撮影・きたあつこ

※ここからアイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分です。マカロンの作り方を「ここだけ守れば失敗しない」というポイント付きで、写真と一緒に詳しく説明しています。抹茶、ココアを使った、食用色素を使わないマカロン生地とクリームのアレンジレシピも紹介しています。

※ここから有料会員限定部分です

■用意するもの

<マカロン生地の材料(天板2枚分)>
アーモンドプードル(アーモンドパウダー) 70g
粉砂糖(粉糖・シュガーパウダー) 130g
卵白(M~Lサイズの卵2つ分の白身) 70g
グラニュー糖(なければ上白糖) 20g
※粉砂糖の裏をよく見てみると、コーンスターチやオリゴ糖入りのものがありますが、なければそれでも作れます
※グラニュー糖を使う方が純度が高く甘味が少なくメレンゲには最適です。焦げにくい性質もあります
※卵は冷蔵庫から出したばかりの冷たいものでOKです

<ガナッシュクリームの材料>
生クリーム 60g
チョコレート 80g
※チョコレートはミルクでも、ダークでもお好みで。今回はダークチョコレート使用。

<道具>
はかり、粉ふるい、ボウル×2、ハンドミキサー、ゴムヘラ(スパチュラ)×2、絞り袋×2、クッキングペーパー、オーブン、鍋

用意する道具=撮影・きたあつこ

用意する道具=撮影・きたあつこ

■作り方

1、アーモンドプードルと粉砂糖を合わせて、ふるいにかけます。※A

2、卵白泡立て用のボウルは油分や水分をしっかり落としたものを使用し、そこに卵白を入れ1分ほど泡立てたら2~3回に分けてグラニュー糖を入れ、ピンと角が立つまで、しっかり泡立てます。ハンドミキサーで4~5分かかりました。※B

しっかりしたメレンゲ=撮影・きたあつこ

しっかりしたメレンゲ=撮影・きたあつこ

3、※Aと※Bを合わせます。まずゴムベラを縦に使って切るように混ぜます。全体が混ざったら、ゴムベラを横に使い、今度はボウルに生地をなでつけるようにして大きな気泡を潰します。生地を持ちあげてトロトロと落ちるまでやります。今回は5~6回程度。これはマカロナージュという工程で、生地をなめらかにし、ツヤを出します。やりすぎると乾燥しにくく、高さが出ませんし、足りないとツヤがなく、絞り跡が残ります。

ゴムベラを縦に使って切るように混ぜます=撮影・きたあつこ

次女が、ゴムベラを縦に使って切るように混ぜています=撮影・きたあつこ

マカロナージュ(大きな気泡を消す)=撮影・きたあつこ

マカロナージュ(大きな気泡を消す工程)も挑戦する次女=撮影・きたあつこ

4、絞り袋に生地を入れます。容器に絞り袋の口を開けて写真のようにセットしておくと簡単です。

絞り袋に移します=撮影・きたあつこ

絞り袋に移します=撮影・きたあつこ

5、オーブンの天板にクッキングペーパーを敷き、その上に絞り袋に入れた生地を好きな大きさに絞ります。

マカロン生地を絞ったところ=撮影・きたあつこ

マカロン生地を絞ったところ=撮影・きたあつこ

6、表面を指で触ってくっつかなくなるまで、室内で30分~1時間ほど自然乾燥させます。しっかり表面を乾かさないと、マカロン特有のピエ(マカロンの円周にできるフリル)ができないことがあります。

手にくっつかなくなるまで室内で乾燥させます=撮影・きたあつこ

手にくっつかなくなるまで室内で乾燥=撮影・きたあつこ

7、中に挟むガナッシュクリームを作ります。
生クリーム60gを50度程度に温めます。沸騰しないように、鍋の周りに小さな気泡が出てきたら火を止めてください。一口大程度に刻んだチョコレート80gを温めた生クリームに入れてゴムヘラでゆっくり混ぜます。粗熱が取れたら、絞り袋に移してください。

温めた生クリームに、一口大のチョコを投入=撮影・きたあつこ

温めた生クリームに、一口大のチョコを投入=撮影・きたあつこ

ガナッシュクリーム=撮影・きたあつこ

ガナッシュクリーム=撮影・きたあつこ

8、オーブンを190度に予熱します。しっかり190度になったら、マカロン生地の天板を入れます。2分程度で高さが出て、3分半程度でピエ(マカロンの円周にできるフリル)ができたら、オーブンを開けずに130度に設定しなおし、20分ほど焦げないように乾燥焼きします。オーブンによって温度差があると思いますので、ピエがでるまでは、しっかり見守ってください。また、途中でオーブンを開けたりして急激に温度が下がると、マカロン上部のひび割れの原因になります。

高く盛り上がり、ピエが出てきました=撮影・きたあつこ

高く盛り上がり、ピエが出てきました=撮影・きたあつこ

10、冷めたらマカロンをクッキングペーパーからはがして、2個1組になるよう、大きさや形でセットを作り、ガナッシュクリームを挟んで、2つを合わせます。乾燥しないようにタッパーなどに入れ冷蔵庫で保存します。1日置いて、しっとりした方が私は好みです。冷凍もできるので沢山作ったら冷凍保存してくださいね。

小学生の娘が作ったマカロン=撮影・きたあつこ

小学4年生の次女が作ったマカロンたち=撮影・きたあつこ

■アレンジレシピ、食用色素を使わない「チョコマカロン」「抹茶マカロン」

<チョコマカロン>

上記定番マカロン生地に、ココア(純ココア)小さじ4(8g程度)を入れると、チョコマカロン生地になります。作り方1、アーモンドプードルと粉砂糖を合わせて、ふるいにかけます、の部分で一緒にココアもふるいにかけてください。あとの工程は一緒です。クリームはご紹介したガナッシュクリームでも、生クリーム60gにホワイトチョコレート80gを溶かしたホワイトクリームを挟んでも、美味しくできあがります。

チョコマカロン=撮影・きたあつこ

チョコマカロン=撮影・きたあつこ

<抹茶マカロン>

上記定番マカロン生地に、抹茶 小さじ2(4g程度)を入れると、抹茶マカロン生地になります。作り方1、アーモンドプードルと粉砂糖を合わせて、ふるいにかけます、の部分で一緒に抹茶もふるいにかけてください。あとの工程は一緒です。クリームは、チョコマカロンで紹介したホワイトクリームや抹茶クリームがいいですね。抹茶クリームは、生クリーム60gに、ふるった抹茶3gを入れて、沸騰しないよう温め、砕いたホワイトチョコレート80gを溶かして作ります。

オーブンの中の抹茶マカロン、キレイなピエができると嬉しい=撮影・きたあつこ

オーブンの中の抹茶マカロン、キレイなピエができると嬉しい=撮影・きたあつこ

何度か作ると、マカロナージュの最適な感じや、自分のオーブンの最適温度などがわかると思います。ちなみに今回使用オーブンはヘルシオでした。是非、おうちでキレイなピエのあるマカロンを作ってみてください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA