「4人の個性を歌の面でもっと力強く出したい」、「Adam’s」インタビュー(上)

「Adam's」の4人(写真左から大田翔、上原理生、山田元、木暮真一郎のみなさん)=撮影・伊藤華織

2017年12月14日(木)に開催される『上原理生 leading 4Men「Adam’s First Live -Encore-」』 に出演する上原理生さん、山田元さん、大田翔さん、木暮真一郎さんにインタビューしました。上下に分けて2日連続で掲載します。4人は、ヴォーカルユニット「Adam’s」を2016年9月に結成。2017年2月のファーストライブを経て、12月14日に『上原理生 leading 4Men「Adam’s First Live -Encore-」』を開きます。メンバー全員が180センチ以上の高身長で、それぞれ得意分野を持つ、個性派揃いの4人の今の思いを伺いました。

「Adam's」の4人(写真左から大田翔、上原理生、山田元、木暮真一郎のみなさん)=撮影・伊藤華織

「Adam’s」の4人(写真左から大田翔、上原理生、山田元、木暮真一郎のみなさん)=撮影・伊藤華織

――ライブのお稽古はもう始まっていらっしゃるんですか?

上原:昨日から、

大田:昨日から始まってますね。

――曲目やコンセプトなどはもう決まっているのでしょうか?

上原:時期的なものもあるので、クリスマスソングをやろうか、みたいな。

――あ、サザンは今度も入るんですね?

(一同笑)

上原・山田:ホワイト・ラヴァーズ(『♪白い恋人達』)!

上原:メドレーでこれをやってみようか、みたいな。

――ところで、12月のライブは、「First Live」を受けての「Second Live」ではないのですね?

上原:何でなんだろうね?

山田:んー、…何でなんですか?

(一同笑)

山田:前回のセットリストに加えてちょっと季節的なものを入れたりとかしているので、「Encore」なのでしょうか?

(スタッフ):今年2月に開催した東京、横浜での3公演がお陰様でご好評いただいたので、前回ご覧になれなかった方にも是非早い内に、出来れば年内にバージョンアップをしたものをお届けして観ていただきたいと思いまして。

上原:バージョンアップして。ありがたいですね。

木暮:「再演」みたいですね。

――ある意味再演、ですね。「セカンドライブ」ではない訳を理解しました。

上原:僕らも謎が解けたね(笑)。

(一同笑)

大田:思ったより早く次が来た!っていう事かもしれません。

山田:そうですね。年内に出来るとは思ってなかったですね。

上原:そうだね。思ってなかった。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、2017年2月のライブについてのファンの方の反応や、ご自身でどう思ったかなどについて伺ったインタビュー前半の全文と4人のソロの写真を掲載しています。12月8日掲載予定のインタビュー「下」では、4人が出演された『レ・ミゼラブル』『ビューティフル』『リトルマーメイド』『スカーレット・ピンパーネル』などについて伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■上原:僕のお客さんも「元がかっこよかった。王子、王子」って(笑)

■山田:それぞれに強みがありますから。翔くんのテノール、素晴らしい

■大田:前回、MC部分でちょっと最初の頃は噛み合ってないというか…

■木暮:空気感が「アイドルのお誕生日会」みたいで楽しかったと(笑)

<上原理生 leading 4Men「Adam’s First Live -Encore-」>
【東京公演】2017年12月14日(木) 18:30 開演
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
http://www.shibu-cul.jp/
「Adam’s First Live -Encore-」のページ(東京労音)
https://ssl.alpha-prm.jp/ro-on.jp/service/app/event/detail/355/

<関連リンク>
「Adam’s」(オーチャード)
http://orchard-net.com/wordpress/?page_id=4210
上原理生 オフィシャルサイト Theatre De Rio
https://dermond1029.wixsite.com/theatre-de-rio
山田元 Official Twitter
https://twitter.com/genyamada97
大田翔 Official Twitter
https://twitter.com/ota_sho_34
木暮真一郎 Official Twitter
https://twitter.com/kogushin

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「Adam's」の4人(写真左から大田翔、上原理生、山田元、木暮真一郎のみなさん)=撮影・伊藤華織

「Adam’s」の4人(写真左から大田翔、上原理生、山田元、木暮真一郎のみなさん)=撮影・伊藤華織

※ここから有料会員限定部分です。

■上原:僕のお客さんも「元がかっこよかった。王子、王子」って(笑)

――「Adam’s」を結成されたのが昨年の9月で、今年の2月にファーストライブを開催されて、その際のファンの方の反応はいかがでしたか?

上原:評判良かったですよ。

木暮:すごい良かったです。

山田:うん。

大田:すごく喜んでくださって、手応えがありました。

上原:4人の歌と姿、なのかな? 「内容がすごく良かった、是非次もやってください!」「これからもやってください」という声をたくさんいただいたので、成功したのかな?っていう感触がありましたね。

木暮:うん。

――みなさんそれぞれにファンの嬉しいお気持ちを受け止めていらっしゃるんですね。

木暮:実は、僕のお客さんだったはずなのに、元さんや翔さん、理生さんのファンになっちゃうってパターンが結構あって(笑)。

山田:あったあった(笑)。僕も、僕を観に来てくださったんだけど、翔くんがすごい良かった、みたいなことが(笑)。

木暮:嬉しいね(笑)。

大田:お互いにね(笑)。

上原:僕のお客さんも「元がすごいかっこよかった。王子、王子」って言ってたりとかね(笑)。

山田:有り難うございまーす(笑)。

上原理生さん=撮影・伊藤華織

上原理生さん=撮影・伊藤華織

■山田:それぞれに強みがありますから。翔くんのテノール、素晴らしい

――『First Live』の時に感じたのは、皆さんの曲のジャンルの守備範囲の広さでした!

上原:そのようなお声はたくさん戴きましたね。

山田:それぞれがもう、強みがありますからね。クラシックに強かったり。

――前半はポップスラインナップだなー、と思って聴いていると、突如カンツォーネが入ったり!

木暮:あれがもう、すごかったですね(笑)。

――私、立ち上がって「Bravo!」と叫びそうになりました(笑)。

上原:あー、して欲しいな~!それ(笑)。もう翔がね、炸裂させたよね。

山田:ねー。テノールがね、素晴らしい。

上原:スパークしてたね。

木暮:そう。

大田:これ(『♪Caruso』)が終わるまで、結構ドキドキが治まらない(笑)。これがね、今回ちょっと真ん中位まで来てるんで。

上原:あぁ!

山田:あの時は『♪白い恋人達』の次だったんですよね。僕たち2人(山田さん、木暮さん)がポップスを歌って、その後だった。

上原:そう、今回はMCの次だよ(笑)。

大田:おぉ…、何? ナニッ?!

(一同笑)

山田元さん=撮影・伊藤華織

山田元さん=撮影・伊藤華織

■大田:前回、MC部分でちょっと最初の頃は噛み合ってないというか…

――それはやはり大田さんのMCの次、ということで?

大田:違う違う(笑)。それは…。

山田:基本MCは大田翔で!

大田:なんでですか!?(笑)。

木暮:司会者(笑)。

上原:上手いもんね(笑)、司会。

――大田さんのMCは楽しかったです(笑)。曲の紹介の時の「ディズニー、ディズニー、ディズニーときて…」。

上原・大田:「その流れに、…乗らずに」(笑)。

――それです!(笑)。お客さん、待ってらっしゃると思いますよ?

山田:(笑)。同じくだりをね。どこかで出来るのかな、この流れ(笑)。

上原:いや、出来ますよ!

山田:出来ちゃう、また同じところで出来ちゃう(笑)。

大田:わ~~~!

上原:宣伝広報担当ですから、うちの。

山田:そうだね。

大田:おかげさまで、クリアファイルは完売しました。

(一同拍手)

――前回ライブのグッズが「完売」ということは、新たなグッズが販売されたり…?

大田:まだわからないですけど、作りたいなと。

上原:ようやく僕の髪の毛も伸びてチラシに近づいて来たんで。

木暮:前回短かったの?

上原:そうなのよ。アメリカ兵演ってたからね。

大田:サイゴン仕様。

上原:今はアンジョルラス仕様(笑)。グッズも作りたいですし、ファーストライブでも好評だった「ハイタッチでお見送り」も今回もやらせていただきます。

――それでは、今回の『Encore』で、チャレンジしたいことをおひとりずつどうぞ!

上原:じゃ、だれから行く?

大田:じゃあ、いいですか? 今の流れからなんですけど、前回(東京、横浜)3公演同じ内容で続けてやってまして、やっぱり歌はそれぞれ自分で磨いてきてるんで、その時の力を出し切れたと思うんですけど、MC部分でやっぱりちょっと最初の頃は噛み合ってないというか…。

上原:うん、そうだね。

大田:やっぱりそういうところに僕ら慣れてなかったな、って反省したんですよ、僕自身が。

山田:ストイックだ…(笑)。

木暮:(笑)。ストイック!

上原:ほぉ!(笑)。それで?

大田:(笑)。言わなきゃいけないこともあるし、だからといって、ただそれをその通り喋っていても面白くないし、その時々のお客さまの反応も違うし。

上原:そうね。

大田:こういう事か、って思って。でもどんどんやって、3回目の横浜の時はかなり噛み合ってきたかなぁと思ったんで、次はさらにこう、何かいけるんじゃないかなと思って。

上原:フレキシブルに。

大田:そこはちょっと僕たちで、こう、「笑い」も提供出来たらいいなと(笑)。

(一同爆笑)

上原:歌についてじゃないんだ?(笑)。

大田:歌はもう歌うしかないから。ひねり様ないんで。

上原:(爆笑)。そうだね、そうだね。もう、さすが広報宣伝部長!

大田翔さん=撮影・伊藤華織

大田翔さん=撮影・伊藤華織

■木暮:空気感が「アイドルのお誕生日会」みたいで楽しかったと(笑)

木暮:さすがです(笑)。ファンの方や来てくれたお客様の意見で、歌はもちろん良かったんだけど、何よりこの4人の空気感を観てるのが楽しかった、っていうのがすごい多かったんですよ。「お誕生日会」じゃあないですけど…。

上原・山田:お誕生日会?!

木暮:(笑)。なんか“アイドルのお誕生日”みたいな表現だったんですけど、「Adam’s」として集まると、普段は各々やってる役柄とはまた全然変わるじゃないですか。それで、普段とは違う緩やかな和んだ雰囲気で4人が「わちゃわちゃ」してるのがすごい楽しかったっていう意見があったんです。で、ファーストライブの後、2月からこの3人(山田さん、大田さん、木暮さん)で一緒に飛鳥Ⅱでのショーをやったり、『レ・ミゼラブル』で共演(上原さん、大田さん)したりとか、今僕も『スカーレット・ピンパーネル』で2人(上原さん、木暮さん)だし。

上原:そうだね、一緒になる機会がすごい増えたよね。

木暮:そう、で、この2人(山田さん、大田さん)も一緒にライブやってたりして、よりいっそうお互いのことが分かって、その「わちゃわちゃ」が、より「わちゃわちゃ」(笑)出来るかなっていうのがあるんで、それを曲やMCに反映させて、お客様に楽しんでいただけたらなと思います。

山田:確かに、前回の3回の公演を通してだったり、仕事でそれぞれ一緒になったりとかして、お互いの信頼感みたいな厚みが結構増してて、ま、いじり合いとかもより面白くなるでしょうし(笑)。

(一同笑)

山田:まぁ、(大田さんへ視線を向けつつ)いじり合いというのはMCだけじゃなくてね(笑)、歌の面でも、グループとしてかなりまとまりが良くなってくるんじゃないかな、と思って。それを使ってというか、「Adam’s」のライブ自体を、こう、全体的なクオリティを高めていけたらいいなって思います。

上原:その話聞けてよかったな。でもそうですね、今回の「アンコール」公演を観てくださる方の中には、2月の公演を観て、また来てくださるお客さんも絶対いらっしゃるから、すごくこう、多分「Adam’s」を愛してくれてると思うんですね。だから(メンバーに向かって)楽しみたいね、今、話を聞いてより一層、お客さんと楽しさを共有したいなっていうのをすごく思いました。それと昨日思い出しも兼ねて稽古して思ったのが、今回はもっと4人の個性を歌の面でもっと力強く出したいなって。前回はとにかく本当にファースト・ステップだったから、まずは成功させることが大事だったけど、「アンコール」公演で2月にやった曲も再びやったりするので、もう1回出来るんだから、さらにこうバージョンアップして別の次元に行けるように、それぞれの歌、持ち味をもっと引き出したいなって。ソロの曲であったりもそうですけど、それが4人で一緒に歌ったときに、それぞれこう、個性が際立ってるんだけれど、ちゃんとハーモニーになっていたら、すごい面白いだろうなって思って。そこを色濃く出したいなと思っていますね。

――「First Live」を拝見したときに、ソロ曲にしろ、佇まいやひととなりにしろ、皆さんそれぞれに個性的で見事に“カブらない”と感じましたが、ところが4人揃って歌われると、バシッとベクトルが揃って綺麗にキマって、そこがたまらなく魅力的だと思いました。

上原:有り難うございます。

――今お話をお伺いして、その感覚を更にガッツリ感じられそうでワクワクしています!

山田:そうですね(笑)。

木暮真一郎さん=撮影・伊藤華織

木暮真一郎さん=撮影・伊藤華織

※「Adam’s」の4人にサインしていただいた色紙と4人が写った写真1枚を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは12月21日(木)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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“「4人の個性を歌の面でもっと力強く出したい」、「Adam’s」インタビュー(上)” への 4 件のフィードバック

  1. Moe より:

    革命家と海の王子様とスイート・テノールとノッポの小僧くんという最高に素敵なユニット、大好きです。歌もトークも楽しみです。理生くん率いるAdam’sに栄光あれ❗

  2. なかちゃん より:

    遠方に住んでいるため東京までライブに行けないのですが、記事を読んで行きたくて行きたくて…となりました。これだけでもほんと雰囲気が良い4人だと伝わってきます。
    いつか全国まわってきてほしいなぁと思います。

  3. ロキロキ より:

    Adam’sのファーストライブ行きました。とてもステキなライブでした。理生さんと翔さんの「Caruso」素晴らしかったです。また聴けるなんて、ものすごい贅沢なひととき‼︎
    皆さんの素敵な歌声に包まれる時間を楽しみにしています。

  4. りさちー より:

    素敵なインタビュー記事・お写真をありがとうございます!
    4人の「わちゃわちゃ」した感じがとても伝わってきました!
    記事にもありましたが、お一人の方を見に行ったのに今ではAdam’s全員を応援しています(笑)
    決定しているアンコール公演だけでなく、セカンドライブやCD発売など今後の活動にも期待してます!

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