ミュージカル『メンフィス』製作発表、山本耕史・濱田めぐみらが歌唱披露

ミュージカル『メンフィス』製作発表より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『メンフィス』が、2017年12月2日から12月17日まで、東京の新国立劇場中劇場で上演されます。出演者のうち、山本耕史さん、濱田めぐみさん、ジェロさん、米倉利紀さん、伊礼彼方さんの5人が参加して11月2日に開かれた製作発表から、歌唱披露の部分を3分以内に編集して紹介します。

歌唱披露の曲は、ジェロさん扮するデルレイの「Underground」、山本さん扮するヒューイ・カルフーンの「The Music of My Soul」、伊礼さん扮するボビーの「Big Love」、濱田さん扮するフェリシア・ファレルの「Colored Woman」、米倉さん扮するゲーターらによる「Say A Prayer」、そして全員での「Steal Your Rock’n Roll」です。

ミュージカル『メンフィス』は、1950年代のメンフィスで、当時はタブーとされた黒人の音楽であるブルースを、ラジオやテレビ番組に紹介した実在の白人ラジオDJ、デューイ・フィリップスの半生をモデルに描いた作品で、2010年にトニー賞作品賞を含む4冠を受賞た名作ミュージカル。日本では2015年に初演され、今回の再演は主演の山本耕史さんが演出も担当しての新上演となります。

<ストーリー>(公式ホームページより)

人種差別が色濃く残る1950年代、テネシー州メンフィス。黒人専用のナイトクラブを訪れたブラックミュージック好きな冴えない白人青年ヒューイ・カルフーン(山本耕史)は、瞬く間にそこで歌うフェリシア・ファレル(濱田めぐみ)の歌声の虜になる。しかしクラブの経営者でフェリシアの兄デルレイ(ジェロ)も従業員のゲーター(米倉利紀)も白人である彼のことを快く思っていない。

ある日、デパートで働くヒューイがレコード売り場で、禁じられているブラックミュージックを流したところ、レコードが面白いように売れる。この騒動で仕事はクビに。しかし音楽が人の心を動かす様を見たヒューイはラジオ局に乗り込み、そこで働くボビー(伊礼彼方)の制止を振り切り、メンフィスの町中にブラックミュージックを流してしまう。これが思わぬ反響を呼び、気を良くしたプロデューサーのシモンズ(栗原英雄)は、ヒューイをラジオDJとして採用する。

一方、歌手としての成功を夢見ていたフェリシアも、ヒューイのラジオ番組に出演したことで、スターダムへの階段を上り始める。ヒューイとフェリシアの間には愛が芽生えはじめるが、デルレイ達だけでなくヒューイの母グラディス(根岸季衣)も二人の関係に理解を示さない。周囲の反対を押し切って愛を貫こうとする二人は街で暴漢に襲われ……。

<ミュージカル『メンフィス』>
【東京公演】2017年12月2日~17日 新国立劇場 中劇場
公式ページ http://hpot.jp/stage/memphis2017

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