ミュージカル『ビューティフル』に出演する中川晃教さんとソニンさんに対談形式でインタビューしました。11年前に初めて出会ったふたりは、今回が初共演です。有料部分では、これまでの思い出や、お互いについて感じていることなどを語って頂きました。

※アイデアニュース有料会員（月額300円）限定部分には、同い年で「兄弟みたいな存在」という中川さんとソニンさんが、かつて「すごくケンカした」というエピソードなど、インタビュー前半の全文と写真を掲載しています。6月16日（金）掲載予定のインタビュー「下」では、製作発表で平原さんが「お猿さんみたいなメンバー」とおっしゃっていたことについての2人の感想など、インタビュー後半の全文を掲載します。

＜有料会員限定部分の小見出し＞

■アッキーは多分一言ですべて通じているんだろうなというのが分かる

■僕にとっては常に走っている、前を向いて歩いている、光のような存在

■昔、すごくケンカしたのは覚えてる。覚えてる？

■2010年より前と2011年以降とではミュージカルシーンも大きく変わった

＜ミュージカル『ビューティフル』＞
【東京公演】2017年7月26日（水）～8月26日（土）　帝国劇場

＜公式ページ＞
帝国劇場　ミュージカル『ビューティフル』
http://www.tohostage.com/beautiful/

＜関連リンク＞
中川晃教オフィシャルサイト　http://www.akinori.info/
中川晃教オフィシャルTwitter　https://mobile.twitter.com/nakagawa1982aki
ソニンオフィシャルブログ「Sonim blog」　http://ameblo.jp/sonim310/
ソニンオフィシャルtwitter　https://twitter.com/sonim_official

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※中川晃教さん＆ソニンさんのサイン色紙と写真１カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは6月29日（木）です。（このプレゼントの応募は終了しました）有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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■アッキーは多分一言ですべて通じているんだろうなというのが分かる

（動画のおふたりの出会いの話の続きです）

中川：あと、ソニンちゃんが美顔器を使っていて。

ソニン：何か教えてって言われた気がする。

中川：それを俺は、本番中も借りていたと思う。「そろそろ使いたいんだけど、返して」と言われて、「ごめんごめん」って（笑）。美顔器というより、保湿兼吸入機かな。

ソニン：今もやってる？

中川：やってる！　すごくそういうものを教えてもらったりしたね。あとは、あの時ギターも弾いてたよね？

ソニン：弾いてたね。

中川：キティちゃんのギターを持っていたよね。

ソニン：Fenderのエレキギター。確かその時に初めてエレキギターを触ったと思う。その頃から自分はすごく不思議ちゃんなんだという事を分かっていたんですが、言葉に説明をつけなくても一言で通じ合える同じ感覚を持った人だなという印象がある。普段ならば「これはこういう意味なんだけれど」という不足部分を補うように説明をするんですが、アッキーは多分一言ですべて通じているんだろうなというのが分かる。だから、すごく話しやすいなと思っていました。あとは、最初の現場でもそうだったけれど、いまだに「似ている」って言われる。だから、なぜ今まで共演がなかったのかなと。逆に似ているから、共演がなかったのかな。

■僕にとっては常に走っている、前を向いて歩いている、光のような存在

――兄妹役とかあっても良さそうですよね。

ソニン：兄妹役でツイン（双子）をやりたいですね。

中川：ちょっとだけタイミングがズレていたんだよね。今ちょうどミュージカルが一つ熱くなってきているタイミングだから、逆に今でよかったという思いはあるかな。あとは、まだまだ僕の知らないところは沢山あるだろうと思っている。プライベートではソニンちゃんが留学していて、ニューヨークで得てきたものなどについて、変わっていないところ、成熟しているところ、目指しているところなど、まだ実はちゃんと聞けていないこともあるから。僕にとっては常に走っている、前を向いて歩いている、光のような存在なんだよね。

ソニン：何も変わらないよ（笑）。

中川：変わらないところも含めて色々聞きたいね。

ソニン：でも、舞台を観に来てくれるし、私も観に行っているしね。アッキーの変わっていく様子も見ているし、ライブも行ける時には行っています。私は11年前に出会った時に、友人としてすごく親しい感覚を感じていたんですが、ライブに行くとアーティストとして尊敬するところがすごくあって、彼のライブに行くと毎回泣くんです。「あの頃を思い出して」と自分に寄せてではなく、やっぱり魂が震えるんですよね。素敵な音楽とリズムと声のシャワーを浴びている気がして、理由なく自然と涙が出てくる感じ。

中川：嬉しいな。

ソニン：彼の才能の大ファンなので。私の中では友達としてもそうだし、人としてもナンバーワンなので。

中川：確かに僕も不思議なんですが、ちょっと頼りたくなるような雰囲気があるんですよ。だって、すごく体当たりで生きているから。

ソニン：（笑）。

中川：でも、どこかで、オフの時にそれこそ言葉数が多くなくても共有できたり、分かったりすることがあって、その瞬間って「妹」というか。

ソニン：歳は同じなんですけどね。

中川：自分に出来ることがあったら、かける言葉や聞く言葉、ご飯を食べることもそうだし、支え合うというか。僕も仙台出身で東京に出てきていて、兄弟みたいな存在だなと思える人はそんなにはいないから。今話を聞いていて、そういう風に思わせてくれる時があるなと思いました。まあ、僕のことを「お兄さん」とは絶対に思っていないと思いますが（笑）。

■昔、すごくケンカしたのは覚えてる。覚えてる？

ソニン：「お兄ちゃん」とは思っていないかな（笑）。でも、昔よくご飯を食べたりしていた時に、すごくケンカしたのは覚えてる。覚えてる？

中川：言い合った？

ソニン：言い合った！　私、すっごく覚えてる（笑）。

中川：僕が何か余計な事を言っちゃったの？

ソニン：多分、お互いに熱く語っていたんだと思うんですね。それで私が、彼の事を「ソウルメイト」と呼んでいたんですが、「ソウルメイトって呼ぶけどさ。ソウルメイトって何？」という話になって（笑）。何かのテーマをすごく議論していて、「私、これで嫌われるんだろうな」と思った記憶がある。

中川：全然覚えてない。

■2010年より前と2011年以降とではミュージカルシーンも大きく変わった

ソニン：それもお互い悪いところをなじりあっているようなケンカではなくて、仲がいいゆえの言い合える感じだった。お互いにまだ若かったね。

中川：そうだよね、若かったね。でも、あれから色々なことがめまぐるしく変わったね。2006年に初めて会っているけれど、2010年より前と2011年以降とではミュージカルシーンも大きく変わったし、日本の文化も色々と変わってきたよね。

ソニン：変わったね。

中川：今共演するからこそ、そういう話も出来ると思いますし、これから稽古場などで色々と話して行きたいと思います。

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