2018年8月4日(土)から東京、兵庫、熊本、愛知で上演される 日生劇場ファミリーフェスティヴァル2018 物語付きクラシックコンサート『アラジンと魔法のランプ』に、アラジン役で出演する工藤広夢さんにインタビューしました。上下2回に分けて掲載します。
――今回はタイトルロールですね!
そうですね、初めてです。
――「物語付きクラシックコンサート」は、演奏の間の要所要所でお芝居が入るイメージですが、どんな雰囲気になるのでしょう?
僕もまだ台本をいただいたばかりなんですけど、ちょっと案内役のような。お客様と役者陣を繋げるような役割でもあったりするので、すこしミュージカルとは違うかな? とは思っています。
――公式サイトでは「魔法使いからお姫様を救え!」と紹介されていますね。
おおもとがそれで、そこにプラス、お客様にピアノだったり、オペラだったり、音楽の知識も伝えるというのが含まれるところが、やっぱりちょっと違います。普通の物語だけじゃない、っていうのが。
――お芝居で感情を伝えるというところ以外にも、解説などもあるのですね。ちなみに音楽の知識というか、ご経験の方は?
知識は、まったくないです(笑)。
――フライヤーには「アラジンがピアノに初挑戦!」と書かれていて、ピアノ演奏もひょっとしたら…?
(笑)。それはまだわかってなくて、台本を見てドキドキしている段階です。ただ、そんな弾けるような実力はないですから、どうなることやらって感じですけど(笑)。
――ピアノは初めて?
習っていた経験はあるんですけど、続かなくて。1年くらい通ってやめちゃいました(笑)。
――お話の中で、ダンスのシーンはあるのでしょうか?
ちょっとしたものはあると思います。アラジンの他にもうひとつ、プラスアルファでやる役もあるので。
――アラジンだけではなく、もう1役あるんですね!
そうです、それで踊るかな? って感じです。
――では、ダンスもバッチリ拝見出来ますね。ちなみに、歌の方も?
物語の中で歌うシーンはいくつかあります。
――では、ダンスと歌とお芝居と。
そうです。あとはお客様をどう、僕が盛り上げるかというところです。
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、初経験づくしとなる『アラジンと魔法のランプ』への思いをたっぷり語ってくださったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。7月3日掲載予定のインタビュー「下」には、高校時代に水泳選手として伸び悩んでいた時期に出演したミュージカル『赤毛のアン』のことや、2018年3月から出演した『メリー・ポピンズ』、2018年11月から出演する『TOP HAT(トップ・ハット)』などについて語ってくださったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>
■ストーリーテラーみたいな役は、大きな舞台では初めてなので、すごく楽しみ
■ファミリーミュージカルは絶対大人も観るので、その点でもすごく重みがある
■新日本フィルハーモニーの演奏で歌う。まさか、こんな機会をいただけるとは
■魔法使い役の方とピアノで渡り合い、オペラ歌手の方たちとお芝居。ドキドキ
<日生劇場ファミリーフェスティヴァル2018 物語付きクラシックコンサート『アラジンと魔法のランプ』>
【東京公演】2018年8月4日(土)~ 8月5日(日) 日生劇場
http://www.nissaytheatre.or.jp/schedule/aladdin_2018/
【兵庫公演】2018年8月11日(土) 兵庫県立芸術文化センター
http://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertDetail.aspx?kid=4300911311&sid=0000000001
【熊本公演】2018年8月18日(土) 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
http://www.kengeki.or.jp/audienceperform/2018_aladdin
【愛知公演】2018年8月25日(土) 春日井市民会館
http://www.kasugai-bunka.jp/archives/20519
<公式サイト>
日生劇場ファミリーフェスティヴァル2018 物語付きクラシックコンサート『アラジンと魔法のランプ』
http://famifes.nissaytheatre.or.jp/info/2018_info/aladdin/
<関連リンク>
『むぅの夢日記』工藤広夢公式ブログ
https://ameblo.jp/mu-noblog-0305
工藤広夢 Twitter
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- 2019年以前の有料会員登録のきっかけ 2020年8月18日
- 「水泳大会で予選落ちして落ち込んでいた時…」、工藤広夢インタビュー(下) 2018年7月3日
- 「初タイトルロール」、『アラジンと魔法のランプ』工藤広夢インタビュー(上) 2018年7月2日
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※工藤広夢さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは7月16日(月)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
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■ストーリーテラーみたいな役は、大きな舞台では初めてなので、すごく楽しみ
――いわゆる客席いじり?
そうですね、客席いじり(笑)。
――やることがいっぱいですね。
物語を進めるっていう役割は、僕が東京に来てから初めてなので、すごく楽しみです。
――上京以前には、そういう役割のご経験があったんですね。
ストーリーテラーみたいな役は、自分の劇団とかでやったことはあるんですけど。上京して大きな舞台に立ち始めてからは、アンサンブルでの役割が多かったので、すごく久しぶりだし、やっぱり仙台でやってきたときとは重みも違うので。日生劇場ですから規模も全然違いますし。もう、その点では初めてといっても過言ではないです。
■ファミリーミュージカルは絶対大人も観るので、その点でもすごく重みがある
――「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」は、お客様の中には子供さんもいらっしゃると思います。いままで子供さん向けのお芝居のご経験は?
出たことはあります。半分以上が子供で、幼稚園か小学校低学年とか。でも、そういう舞台って、やっぱり一緒に親御さんが観に来るんですよね。
――そうですね。
ファミリーミュージカルって絶対大人も観るので、大人と子供、半々になるので。お客様の年齢の幅が広がるから、その点でもすごく重みがあるなと毎回思います。なのでファミリーだから、っていうのはあまり考えていないですね。
■新日本フィルハーモニーの演奏で歌う。まさか、こんな機会をいただけるとは
――お稽古に入られる前ですが、作品に取りかかる前にこんな準備をしよう、みたいなことはありますか?
いつもミュージカルに出ていて、いろんなジャンルの共演者の方が居ますけど、オペラをやっている方たちとご一緒するのは初めてなので、オペラについてはちょっと調べたいなと思っています。劇中でもオペラの曲に触れるということはあるので、僕自身、その劇中で触れる曲の理解を深めたいなと思っています。
――先程、劇中で歌われるとおっしゃいましたが、今回は新日本フィルハーモニーさんの演奏で歌われるということになるんですよね!
いや、ほんとに僕が!(笑)。ダンスを頑張ってきて、まさか、こんな機会をいただけるとは思っていなかったです。
――ミュージカル俳優さんとはいえ、なかなかこういう機会はないんじゃないでしょうか。
はい、そうですね。
■魔法使い役の方とピアノで渡り合い、オペラ歌手の方たちとお芝居。ドキドキ
――『アラジンと魔法のランプ』のお話は、『アラビアンナイト』そのままとは違うと思いますが、どんな展開なのでしょう?
劇団四季さんがやっている『アラジン』を観たことがあるんですけど、役名とかは違いますけど、おおもとのストーリーは似ている部分があるなぁ、って思っています。なので、いわゆる『アラジン』を知っている方だったら、すんなりとストーリーは入ってくると思います。
――ベースはそれほど変わらないのですね。
そうですね、役名はもちろん違いますけど。
――主人公のアラジンの名前は、さすがにどの作品も同じですが、お姫様の名前は作品ごとに変わったりしますね。今作は「アマービレ姫」
はい(笑)。
――アマービレ姫が魔法使いにさらわれて、アラジンが救うわけですね?
さらわれるという形ではないんですが、今回は「ピアノの呪い」というか、そういうものでちょっと心を支配されているお姫様を、僕が「ピアノの力」で救い出すというようなお話なんですけど。…僕、いまピアノを語るのが、ちょっと恥ずかしかったです。弾けないのに(笑)。
――(笑)。ピアノの呪いからお姫様を救うんですね。それで魔法使いドロローソ役が女優の金子あいさんと、ピアニストの宮谷理香さんのお2人なんですね。
ドロローソっていうのが、いわゆる『アラビアンナイト』でいう、「悪い魔法使い」ですね。
――女性が魔法使いを演じるんですね。
そうなんです。僕もびっくりしました。
――『アラビアンナイト』では、魔法使いはお姫様に求婚していましたが…。
ドロローソがお姫様に求婚します。そこは一緒ですね。
――男役の魔法使いを女性が演じるのは面白い演出ですね。アラジンは見目麗しいドロローソと渡り合わなきゃいけない(笑)。
そうです、しかもピアノで!(笑)。稽古が始まってどんな風にお芝居が創られていくのか、まだわからないですけど。少人数ですし、オペラ歌手の方たちとお芝居をする感覚も、僕自身まだわからないので、その点もすごくドキドキしている部分ではあります。
――観客としても、どういう構成で、お芝居と音楽と音楽の解説をミックスさせていくのかというところが、大変興味のあるところです。
そうですね。やっぱり台本を見ていると、難しい言葉っていうか、専門用語的な言葉を使うみたいで。
――音楽用語とか?
そう、音楽用語が出てくるので、小さいお子さんもいらっしゃるでしょうし、僕がしっかりそれを伝えられたらなとは思ってます。
――そしてお客様は、この作品を楽しみながら、音楽の知識も学べちゃう! という感じに。
そうなるのは僕次第ですよね(笑)。頑張ります、はい!
※工藤広夢さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは7月16日(月)です。(このプレゼントの応募は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
音楽の知識も広がりそうで面白いコンサートですね。
チケット代もお求めやすい価格でいいかも☆
ミュージカルで、素晴らしいダンス、歌、お芝居は観ています。初タイトルロールで、ピアノで渡り合ったり、オペラ歌手の方たちとお芝居をするのは楽しみです。新日本フィルハーモニーの演奏で歌われるのも楽しみです。
アラジンにもうプラスアルファあるとのことで楽しみが増えました。客席いじり、期待しています!笑
新日本フィルハーモニーさんの演奏で広夢くんの歌を聴けること本当に楽しみです。
日生劇場の赤い絨毯が背景になっているカットは何より華やかで素敵です!
努力家のひろむくんのファンです。
ダンスも素晴らしくて、
必ず完璧な結果を残すひろむくんを尊敬します。
これからも応援しています。