「綺麗事ではないリアリティが感動に繋がる」、中川晃教・伊礼彼方対談(下)

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

中川晃教さんと伊礼彼方さんのインタビュー後半です。昨年のミュージカル『ビューティフル』での共演を経て、今回は密に関わる役を演じるおふたりに、その思いやお互いへの思いなど伺いました。稽古場での居方や関わり方など、遠慮なく言い合えるふたりならではのエピソードまで飛び出しました。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

――昨年のミュージカル『ビューティフル』の共演を経て、お互いのいろんなことを知り合ったと思いますが、約一年経って今度は深く関わりあう役で共演するというのはいかがですか?

中川:彼はすごく真面目なんですよ。すごく考えているんです。自分の伝えたいことをいっているだけじゃなくて、結構引いているときがあるんです。

伊礼:こう見えてバランサーだもん。

中川:演出家がいう言葉に対して、ちゃんと何をいいたいのかを的確に、なんならわかりにくいことを噛み砕いて整理してくれたりするんです。演出家的なところ、役者として当然読み込めるところ、現場や空気的なところで時間のなかでやるところ、歌やダンスなどの細かい分野、何が彼の一番司っているものなんだろうかと興味があって。ひとつではないかもしれないけれど、何かひとつあるよね? 俺だったら音楽、歌、ピアノ、いいも悪いもそれしかないところがあって。例えば、ミュージカルや芝居の話をするときに、経験のなかでもちろんキャッチするけれど、そうではないところで、キャッチしたいけれどできないところがたくさんあって。

伊礼:具体的に考えたことなかったけど、しいて言えば社会に出たのが早いんだよね。学校に行く理由を見つけられなくて、尾崎豊みたいなことをいってるけれど、バイクで湘南に行ったり。社会に出ていろんな大人と話していくなかで、精神的な成長が早かったんだと思う。あとは、バイトでずっとホールに出ていたこともあって、サービス業の人間関係や接待を通して得たこととか。例えば2〜3テーブル同時に起こっていることを、一瞬で理解して反応する。その能力が伸びたんじゃないかな。だから、自分が接待しながら、何かが割れた音がすると、そこから逆算してこういうことが起こるとか、瞬時に計算をするようになる。そういうことを15歳から10年ぐらいやってるの。とにかく人間が好きで、みんなが気持ちよくいられる空間を作るのが好き。だから中途半端は嫌だし、だからといってピリピリしすぎるのもよくないと思うし……お前がいうなって!?

全員:(笑)。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、稽古場でのリアルなやりとりから、追求しようとしているリアリティの意味などについて話してくださったインタビュー後半の全文と写真を掲載しています。

<有料会員限定部分の小見出し>

■伊礼:ギリギリに来るから「お前もうちょっとはやく来いよ」っていった

■中川:「ちゃんと俺のことを見ろよ」という芝居。この前あったなって(笑)

■中川:プライベートから大切に考えて、命を賭けているのがすごくわかる

■伊礼:REDにもWHITEにも出せない色、BLUEはリアルを追求している

■中川:「誰が愛をくれるんだ? それは君達でしょう」と最後にオーディエンスに

<ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』2018>
チームBLUE:中川晃教、伊礼彼方、矢崎広、spi、太田基裕、阿部裕、畠中洋、ほかのみなさん
チームWHITE:中川晃教、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一、太田基裕、阿部裕、畠中洋、ほかのみなさん
【東京公演】2018年9月7日(金)~10月3日(水) シアタークリエ
【秋田公演】2018年10月8日(月・祝) 大館市民文化会館
【岩手公演】2018年10月11日 (木)~12日(金) 岩手県民会館
【愛知公演】2018年10月17日(水)~18日(木) 日本特殊陶業市民会館 中ホール
【大阪公演】2018年10月24日(水)~28日(日) 新歌舞伎座
【福岡公演】2018年11月3日(土)~4日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
【凱旋公演】2018年11月10日(土)~11日(日) 神奈川県民ホール

<関連リンク>
『ジャージー・ボーイズ』のページ
http://www.tohostage.com/jersey/
中川晃教オフィシャルサイト
http://www.akinori.info/
中川晃教オフィシャル Twitter
https://twitter.com/nakagawa1982aki
伊礼彼方オフィシャルサイト
https://ireikanata.com/
伊礼彼方オフィシャル Twitter
https://twitter.com/kl_official_

ジャージー・ボーイズ 関連記事:

⇒すべて見る

中川晃教 関連記事:

⇒すべて見る

伊礼彼方 関連記事:

⇒すべて見る

※中川晃教さんと伊礼彼方さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは10月6日(土)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

※ここから有料会員限定部分です。

■伊礼:ギリギリに来るから「お前もうちょっとはやく来いよ」っていった

中川:よくわかったね(笑)。変なピリピリは嫌なんだよね。

伊礼:芝居しながらいろんなことが見えてきちゃうんだよね。

中川:結構神経質だよね。

伊礼:そう。なるべくそのスイッチを使わないようにしているけれど。

中川:本当なら使いたくない?

伊礼:この世界に入ってだいぶ消したの。

中川:そこから来ているんだね。最初に出会った頃から、一緒に現場を経験すればするほどわかってくるんだよね。変な気をつかいそうになるんですよ。でもその気を使っちゃダメなんだろうなと思うから。僕は普段ジムに行ってから稽古場にくるので、結構ギリギリになるんですが、彼方くんからすると、稽古が始まる前のなんでもないときからそこにいて稽古がはじまったときの入り方と、到着してすぐに入るのとでは違うのね。それはわかっていて、コミュニケーションが大事なんだなというのをすごく感じるんですよ。

伊礼:ギリギリに来るから「お前もうちょっとはやく来いよ」っていったんだよね。ここはいろんな人が動いている現場だから、決められたルールがあるじゃないですか。自分がやっていることは別で、もっとはやくやればいいんです。せめて10〜15分でもはやく来いと。そうしたら少しでもコミュニケーションが取れたり、この空気に馴染んだりできる。僕はそういうことをすごく大事にするタイプ。なにげない会話ができたりすることが、すごく役に活かせたりするので、来いよって話したんです(笑)。

中川:一見そういうことが意外だったんです。稽古しているときなどのすごく理知的で、律儀な感じとか、目の前のことに対して答えていることと、全体のなかで自分が答えていることの物事の見方なども、だんだんわかってくるじゃないですか。すごく気持ちが彼のところに向いていないと、キャッチしきれないようなことがあって、何をいわんとしてるのかを知りたいと思うから。それは自ずとどうしてこうなっているんだろう、どうしてこういう風な感じで今いるんだろうということをわからないと、コミュニケーションが取れなくなっていく。それを感じて今回の稽古場に挑んでいるので、彼が早く来いといったことに対して、なるべく15分前に入ったり。だからといって会話しないことも多いんだけど。

伊礼:会話しなくても、そこにいるだけで、それぞれのことがわかるというか。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

■中川:「ちゃんと俺のことを見ろよ」という芝居。この前あったなって(笑)

――気持ちの準備時間みたいなことですよね。

伊礼:そうなんです。相手をみたりすることで、アップの仕方ひとつ見るだけでも、そこで感じ取れることがあったりするんですよ。真面目なんだなとか、努力は裏切らないんだなとか。だから今があるんだなというところも見えると、それがトミーとフランキーの関係に繋がったりするから、それを大事にしてるんだよね。

中川:そう! そういうところがトミーなんだよね。めんどくせぇ!

全員:(爆笑)。

伊礼:結局それがいいたいのか!

中川:「お前ちゃんと俺のことを見ろよ」「それは俺にまずいえよ」という芝居があるんですが、その瞬間などに、これこの前あったなって(笑)。「まず俺の目を見ろよ」「15分前に入れよ」って(笑)。「何で15分前に入らなきゃいけないのか」とは、フランキーはいえないんですよ。こいつが俺を見出してくれているから「うん、わかった」となる。「彼は僕に一晩で12ドル払っていた。150ドル受け取っていたのに」というセリフがありますが、お金のことをいいたいんじゃなくて、「よくもまぁ、でもこれがトミーだから」と。彼がすべてを動かしているから、それに合わせなければ、当然何やってるんだといわれるだろうし。

伊礼:主役に嫌な思いさせてるなぁ(苦笑)。悪かったな……。

中川:いやいや、そこは役作りという意味では、繋げられるんだよね。それがトミーとフランキーの関係にうまく繋がっていくようなところですごく助かってる。

伊礼:結局はやく来たところで、僕らはあまり会話しないんですよ。一方的に見たりはするけれど。意外とどこかに行ったりして、他の人達と喋っていたりする。若い子達が主役と喋っているのを初めて見て、アッキーと喋れてあいつは今嬉しいんだろうなとか、どんな話してるんだろうなとか、盗もうとしているのかなとか思っていて。

中川:「俺が15分前に入れっていったから話せただろ」って思ってるんだ(笑)。

全員:(笑)。

伊礼:だから、トミーなところがあるんだよね(笑)。そうやっていわれると、もし敵対する役だったら何も求めずに、彼を見ないようにシャットアウトしてるかも。

中川:そうだよ。

伊礼:そうしてるのかもね。

中川:『ビューティフル』のときそうだったもん。

伊礼:本当!?

中川:そのかわり、彼方くんが向いている方向に相手がいるからいいんだけどね。それに対して感情的には思わないよ。

伊礼:じゃあ、俺はプライベートから作ってるんだ。

中川:入り込む役だと自分もそうなるっていってたじゃん。

伊礼:そうだね。役に引っ張られてる、って前からよく言われる。

中川:だから今回はちょっと変わってきています。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

■中川:プライベートから大切に考えて、命を賭けているのがすごくわかる

――作品ごとに関係性も変わっていくんですね。

中川:プライベートから大切に考えている人だから、向き合ったときに生まれる感動、作品のなかでできることに、命を賭けているのがすごくわかるんです。だから、神経質ないい意味のところも、スイッチをオフにしなければ耐えられないんだろうなというくらいにどこか柔らかいところも、強固なところも愛おしいよね。

伊礼:本当かよ!? 俺達プライベートでご飯に行ったりしないからかもね。

中川:行った方がいいことはわかるんだけど、意外と苦手なんですよ。

伊礼:俺も基本的にそうだからね。だから稽古場での時間をとにかく大切にしてるの。

中川:俺なんて食事もしなければ、稽古場に入るのもオンタイム。舞台上でも、稽古場でも、「ヨーイドン」となったときに何がその人から出てくるのか全てキャッチしたいという人だから。でもね、違うの。彼方くんのいう通りなの。稽古場が一番大事。それは教えられているなと思う。ありがとう。

伊礼:偉そうなこと言いながら反面教師でもあるんですけどね。今回の僕は自然に、可愛いなぁ、あそこダメだなぁ、やっぱり俺が教えてやらなきゃダメだなって、トミーの気持ちが生まれてくるの! プライベートと役が繋がっているのは、やっぱり歌を聞いた瞬間に自分が惚れ込む感情。「My Mother’s eyes」などを聞いていても、「ほらみろ!」って自分自身に対しての確信が持てる(笑)。

――そこも含めて全部トミーとして生きられるんですね。

伊礼:だってここはベースが備わっているじゃないですか。環境というか、みんなが力を持っているから、すごく恵まれたカンパニーだなと思いますし、それが幸せです。

中川:スタートラインが高いんだよね。

伊礼:そう。スタッフさんみんなそうだからね。

中川:そういってもらえるのは初演をやってきた身としては嬉しいよね。

伊礼:素晴らしいよね。

中川:そう思ってくれているというのは、僕らが初演でやってきたことが、(再演にあたり)邪魔をするものではなくて、作品として立ち上がっているものを見せてくれているっていうことだよね。一緒に肩を並べて作っていこうとしている仲間同士として共有しようとしている。そこに向き合ってくれているけれど、さらに上を行こうとしてくれているというのを感じさせてくれるのは、彼方くんしかしないだろうね。

伊礼:相思相愛だね。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

■伊礼:REDにもWHITEにも出せない色、BLUEはリアルを追求している

――やはりふたりは相思相愛だと確かめ合ったところで、最後にお客様にメッセージをお願いいたします。

伊礼:お客さんは初演を見ている方が多いでしょうから、チームBLUEとしてはこっちが試される感じはありますが、プレッシャーも大きいぶん度肝を抜いてやるという思いはあります。僕とspiが入ることによって、純日本人ではないハーフが入ることによって、よりブレンドされるわけです。そうすると今までにない動きが、違和感なく滑らかになっているということを、どこまでお客さんが感じてくれるかが楽しみです。

それは何なのかというと、リアルなんです。エンターテインメントですが、そのなかにものすごいリアルを追求している。藤田さんもリアルと理解してくれていますし、REDにもWHITEにも出せない色ではあると思います。今回自分が確信を持てているのはそこなんです。絶対にイタリア人と思ってもらえるんじゃないかなという説得力。説得力に増す芝居なんかないんです。どんなに上手くやっても、説得力がなければそれで終わり。そこが特にミュージカルをやる時の僕ら日本人の弱いところでもあると思う。日本人が時代劇をやったらピシッと合うのと同じですよね。そういう感覚をこの新生チームでは味わってもらえるんじゃないかと思います。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

■中川:「誰が愛をくれるんだ? それは君達でしょう」と最後にオーディエンスに

中川:自分も含めてですが、やっぱり形だけになってしまってはダメだから、まず見た目というところからすれば、ぴたっとハマっています。見た目だけでなく、内側にある、なぜトミーが、ニックが、フランキーが、ボブがその言葉を吐くのか、そのリアリティとの両方が、他のチームにはないBLUEチームの特徴だと思います。そこを武器にしているところがわかるんです。

「Who Loves You」の歌詞がぴったりだなと思うんです。オーディエンスにも愛される終わり方、こんなにも破茶滅茶で、トミーは自分でいってるよね。

伊礼:「ジョー・ペシがいってる。君ほどめちゃくちゃなヤツはいない」っていうところだね。

中川:「顔を出したら3秒で追い出されるだろう」って笑ってハケていく。まさに破茶滅茶なこの人間。ニックも、フランキーも、ボブも、一見綺麗事のように見えて、綺麗事ではない物語と思えるところが、リアリティだと思うんです。それをすべてひっくるめて、“誰が愛をくれるんだ?”と。それは君達でしょうと最後にオーディエンスに迫って行く。その愛というところに、もし最後に答えがあるんだとすれば、この歴史を作ってきた男達に感動するんだよね。

伊礼:それはあるね。

中川:それはわかりやすくいえば愛なんだけれど、もっといえば約3時間舞台の上で生きてきた僕達が、感動に繋がっていくラストナンバーが「Who Loves You」で、愛おしいと思ってしまう。こんなにダメなトミー。駆け足で走ってきたフランキー。途中で脱落してしまったけれど、一番センターに立ちたかったのに、そんなことをいうのもバカみたいだしといわなかったニック。彼が最後に、ポロっと吐く可愛らしさとか。ボブはひとりだけニュージャージー出身ではなくて、だから自分はどこにいても……という。3人と何か距離を感じながらも、プラスにしようとしていった彼がこのミュージカルを生んだんですよね。そういうある意味クレバーな部分。それがお客さんのなかでどう感動に繋がっていくのかは、これから再演で向き合って作っていくなかで、面白いなと思っているところです。ぜひそういうところまで感じて頂けたら嬉しいです。

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』稽古場より=撮影・岩村美佳

※中川晃教さんと伊礼彼方さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。この下の応募フォームからご応募ください。応募締め切りは10月6日(土)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

Follow me!

“「綺麗事ではないリアリティが感動に繋がる」、中川晃教・伊礼彼方対談(下)” への 5 件のフィードバック

  1. miki より:

    二人のそれぞれの考え方、作品に対する思い、お互いの事を深く語っているのが面白かったです。稽古中の記事なのでまだ役や作品を完成させていない頃のお話ですが、それがああいう風につながったのかと観劇後にこの記事を読むとまた違った面白さがありました。
    稽古中の写真が豊富なのも嬉しいです。

  2. Weeber より:

    何回か公演を拝見してからこの記事を読むと、すとんと納得できることがいっぱいです。
    四人のキャラクターがぴたっとはまって、物語にリアリティが感じられるブルーチーム。
    その背景にあるお稽古での姿勢などがこの記事から見えました。
    お二人の本音が伺える興味深い対談を有難うございました。

  3. KK より:

    この記事を読んでチームBLUEの初日を観て、改めてまた記事を読み返してみました。
    チームBLUE、特に伊礼トミーの芝居のリアリティーが凄く好きです!

    初日のご挨拶からも伝わって来ましたが、とにかく伊礼くんのトミー愛・ジャージーボーイズ愛が凄く溢れているな〜と感じました。
    フランキーとトミーの関係性にも繋がるお稽古からの過ごし方とか、実直で作品に賭ける情熱がしっかり舞台上のフランキーとトミーから感じられました。

    この様な記事を通して役者さんのバックボーンやお人柄や考えを知る事により、役者さんに興味を持ったり、より作品の世界観を楽しめます。

    これから両チームの進化&深化を観られることが楽しみでなりません。

  4. らん より:

    プライベートで交流しない、と言っていたことがお二人らしいな、と。SNSで食事に行ったり、互いの舞台を観たりした写真をUPしなくても別にいいんだよ、と。
    外向きに誉めあいばかりの記事は建前ばかりなのでで読み飛ばすが、これは自我が強い二人の本音が聞けてとても面白かった。

  5. リナ より:

    何やら言い合いながらも結局相思相愛なお二人のやりとり、読みながら笑ってしまいました!
    あんまり話さないし食事にも行かないのにここまで打ち解けたご様子なのは、稽古場で濃い時間を共に過ごされているからなのですね。
    実在する4人の生きてきた軌跡をキャストの皆さんが舞台の上で生きるということ、その重なりあった軌跡がラストナンバーに繋がる感動と、それを生み出したのがボブであることの意味を考えながら観劇したいと思いました。
    本日初日ですがまだ観に行けないので、何度も読み返しながら気持ちを上げて行きたいと思います!
    素晴らしい記事をありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA