生命創造と愛と友情をテーマに、ミュージカル「フランケンシュタイン」製作発表

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

2017年1〜2月に上演されるミュージカル「フランケンシュタイン」の製作発表が行われました。韓国で創作されたミュージカルが、日本人キャストで日本初演されます。製作発表には、主演の中川晃教さんと柿澤勇人さん(ダブルキャスト)、加藤和樹さんと小西遼生さん(ダブルキャスト)、音月桂さん、鈴木壮麻さん、相島一之さん、濱田めぐみさん、潤色・演出の板垣恭一さんが出席して、行われました。

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

ゴシックロマンの名作が、大胆なストーリー解釈と、流麗でメロディアスな音楽でリマジネーションされ、メインキャスト全員が一人二役を演じるトリッキーな演劇的作劇も相まって韓国でロングラン大ヒットを記録したグランドミュージカル。人類の生命創造への飽くなき探求と、愛と友情をテーマに、壮大なスケールと溢れるスピード感で展開する衝撃のストーリーを描きます。

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

「ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見」より=撮影・岩村美佳

製作発表では、科学者ビクター・フランケンシュタインを演じる中川さんと柿澤さんが、ミュージカルナンバー「偉大なる生命創造の歴史が始まる」を披露しました。楽曲の素晴らしさと、すでに役に入り込んだようなおふたりの歌に鳥肌が立つ程。作品への期待がいっそう高まりました。

<ミュージカル『フランケンシュタイン』>
【東京公演】2017/1/8(日) ~ 2017/1/29(日) 日生劇場
【大阪公演】2017/2/2(木) ~ 2017/2/5(日) 梅田芸術劇場メインホール
【福岡公演】2017/2/10(金) ~ 2017/2/12(日) キャナルシティ劇場
【愛知公演】2017/2/17(金) ~ 2017/2/18(土) 愛知県芸術劇場大ホール

<『フランケンシュタイン』関係サイト>
日生劇場 http://www.tohostage.com/frankenstein/index.html
梅田芸術劇場 http://www.umegei.com/schedule/565/index.html
キャナルシティ劇場 http://canalcity.co.jp/news/event/1249
愛知県芸術劇場大ホール http://search-event.aac.pref.aichi.jp/p/event_month_kouen.php

中川晃教 関連記事:

⇒すべて見る

アイデアニュース記事・最新5本:
中川晃教 ⇒すべて見る

※アイデアニュースでは、「ミュージカル『フランケンシュタイン』」に出演する柿澤勇人さんへの独自インタビュー取材も実施しました。柿澤さんインタビュー掲載は少し先になりますが、ご期待ください。

<ここからアイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分です> 中川さん、柿澤さん、加藤さん、小西さんのコメントの一部と、出演者の表情をとらえた多数の写真で作成したフォトギャラリーを掲載しています。

■中川晃教さん:愛するものをただ愛し続けたい感情は、歌い続けることに命をかける精神と繋がる

壮大な音楽で素敵な物語です。同じアジアの隣国・韓国が作ったミュージカルであることも魅力的だと感じます。なぜ彼が人間を生き返らせようと思ったのかと考えると、自分にとって愛する仲間だったということに説得力を感じています。愛するものをただ愛し続けたいと思う感情は、どこか自分自身が歌い続けることに命をかけてきているという精神と少し繋がる部分があるかもしれないと思っています。

■柿澤勇人さん:前回作で右足を負傷し辛く悔しい。来年1月に元気な姿で皆さんに恩返ししたい

錚々たる尊敬する先輩方とこの場にいるだけで恐怖におののいています。中川さんの大ファンで、劇団四季時代、毎日のように歌を聞いて、憧れていました。今日のための歌稽古でご一緒しましたが、緊張して記憶がほとんどないんです。前回作(「ラディアント・ベイビー〜キース・ヘリングの生涯〜」)で右足を負傷し、大千秋楽まで役を全うすることができず、辛く悔しい経験をしました。多くの人に迷惑をかけ、支えられて、かろうじて歩くところまで回復しています。来年1月に元気な姿で皆さんに恩返ししたいと思っています。

■加藤和樹さん:韓国まで作品を見に行きました。気持ちの高ぶりを感じ、涙を流す自分がいました

この作品のお話を頂いて、韓国まで作品を見に行きました。言葉はもちろんわからないのですが、何とも言えない気持ちの高ぶりを感じ、自然に涙を流す自分がいました。愛と友情のビクターとアンリの関係性に、男が見ても惚れるというか、自分でも初めての感覚でした。この感覚に舞台上でなるんだと思い、さらに気持ちが高ぶりました。自分にとって高い壁になると思いますが、挑戦したいと思います。

■小西遼生さん:命を尊んで大切に扱うという思いで、あたりまえに強くならなければいけないんだと

この作品は命を扱っていますが、気持ちを強く持ち、命を尊んで大切に扱うという思いで、あたりまえに強くならなければいけないんだと思いました。音楽がとてつもなく壮大で、音楽に乗っている人の声や役柄は、ひとりひとり力強く、二役の振り幅が陰と陽の真逆のエネルギーだけれど核は同じと感じています。難しいけれどやりがいのある作品を大切に紡いでいきたいです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA