2022年2月11日(金)・12日(土)にコットンクラブで開催される、旬なミュージカル俳優によるライヴ・シリーズ『The Song of Stars』〜Live Entertainment from Musical〜に再び登場する、東山光明さんと藤岡正明さんのインタビュー、後編です。「下」では、今回のライブでの演奏が予定されているスティーヴィー・ワンダーの「Lately」をインタビュー中に藤岡さんが即興で演奏された様子、お二人が知り合ったきっかけのこと、お互いのお兄さまも交えてのエピソード、お客さまへの思いなどについて伺った内容などインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
(※このインタビューはリモートで実施しました)
――今回のライブは、どのような構成になりそうですか?
東山:前回も歌った「夢で逢えたら」は、歌おうと思っていますが、まだ決まってない事が多いですね。
藤岡:結構ね。
東山:あれは言っていいんじゃないの? スティーヴィー・ワンダーとか。
藤岡:スティーヴィーね。「Lately」という名曲なんですけど。
東山:そうそう。(藤岡さんがキーボードを鳴らし始める)今、弾き語ってくれるの? いいねいいね。
藤岡:(「Lately」を弾き語る藤岡さん。東山さんもハミングで参加)これを2人で。弾いたことないんですよ、今初めて弾きました。
東山:嘘!? スゴっ!(笑)。
藤岡:ホント、ホント。よく知ってる曲だからっていう。
東山:これは即決だよね。
藤岡:特にコロナ禍に入ってからは、劇場や会場、ライブハウスやホールに行くということが、お客さまにとっても本当に特別な時間になっている気がしています。例えば、僕が初めて「宝塚」を観に行ったときのように、本当に劇場に入った瞬間から夢の世界に入った感じといいますか。ショー・パフォーマンスやディズニーランドに行くとか、現実や普段の生活を忘れて入り込んでいける時間って、毎日できることではない特別なものだと思うんです。お客さまが存分に感じ取って楽しんで、「明日からまた頑張れるね」と帰っていただける時間にしていくためにも、「COTTON CLUB」という会場にも敬意を払って選曲したいと思います。ここならではの何かを、お客さまに感じ取って持って帰ってもらえるような色味を入れたいですね。今回も、120%の絶大なる信頼を置いているミュージシャンがしっかり結集しているんです。
東山:そうですよね。豪華。
藤岡:フルバンドで楽しんでいただこうと。
東山:しかも、そのバンドの皆さんが、笑いに対してのスキルがすごくて(笑)。タレント揃いなんです。
藤岡:僕が本当に長い時間、一緒に行動を共にして関係を作ってきた仲間です。みっちゃんも、僕のイベントに出てくれたときも含めて、しっかり彼らと交流を深めてくれているので、割と楽しい感じで、突っ込みも入れていく(笑)。
東山:リハーサルから、そういう部分が垣間見えて、楽しい時間です。
――お二人は、いつからのお知り合いですか?
東山:もう長いね、いつだろう…。
藤岡:僕の初舞台で、みっちゃんのお兄ちゃん(東山義久さん)と共演(『レ・ミゼラブル』2005年)させていただいたこともあって、それからまもなく知り合った感じですよね。
東山:そうだね。僕自身も「Honey L Days」でデビューしたのが2008年だから、知り合ったのはその前だよね。でもアーティスト同士で対バンとか、ライブを一緒にやったりしたのは、デビュー直後でもう15年前です。
藤岡:みっちゃんの「Honey L Days Presents」のライブ(Acoustic Live「First Letter」2009年)がShibuya O-WESTであって。その時、僕『ミス・サイゴン』の博多座公演中でしたが、わざわざそのためだけに帰ってきたんだもん。
東山:ああ!(笑)。
藤岡:2009年の頭ですね。そのとき楽屋が一緒だったんです。ハニエルの2人が、楽屋でスタッフの方から駄目出しみたいなことを言われていて駄目出しするやつ嫌いだなあって思って(笑)。
東山:その時、僕らが尖ってたんだよ(笑)。
藤岡:駄目出しって、一緒に作っていくんだったら全然OKだと思うんですよ。でもそこに関わらず、ライブ当日だけポンと来て、観た後に「ああいうのは駄目だよ」みたいなことを言うのなら「観に来んな!」とか当時思って。一緒にやってて「これはこうじゃないと駄目だよ、ああいうこと言っちゃ駄目だよ」って言うのならわかるけど。
東山:そういうのが垣間見えちゃったんだね。
藤岡:生ものだから。だって、そんなこと言ったら俺なんかもうツッコミだらけでしょう。
東山:(笑)。その頃のライブは、それこそお兄ちゃんがパーカッションとかやってなかった?
藤岡:そう、うちの兄が。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、お互いのお兄さまも交えてのエピソード、お客さまへの思いなどについて伺った内容などなどインタビュー後半の全文を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■藤岡:よっくんはすごく頼りになるけど、精神年齢はみっちゃんの方が高い東山兄弟
■東山:ハニエルの対バンに、藤岡さんのお兄さんがパーカッションで出てくれたことも
■東山:一番信頼の置ける藤岡くんとのライブ。毎回違う内容になると思うので楽しみに
■藤岡:絶対にその時にしか生まれない 「何か」 を、僕たちも強く期待しているライブ
<東山光明×藤岡正明『The Song of Stars』~Live Entertainment from Musical~produced by Envision Nextage>
【東京公演】2022年2月11日(金)~2月12日(土) COTTON CLUB
(東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F tel:03-3215-1555)
公演情報サイト(事務局限定アリーナテーブル席予約受付)
http://envision-nextage.jp/production/574/
公演情報サイト
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/mitsuaki-higashiyama-masaaki-fujioka/
COTTON CLUB公式サイト
http://www.cottonclubjapan.co.jp
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■藤岡:よっくんはすごく頼りになるけど、精神年齢はみっちゃんの方が高い東山兄弟
――藤岡さんのお兄さまですか?
東山:そうそう。
藤岡:よっくん(東山義久さん)じゃないですよ。そう言えば昔、よっくんが「DIAMOND☆DOGS」でピアノを弾かなきゃいけなくなって、「ピアノ、どうしたらええねん?」って、すごい相談を受けたことがある。
東山:(笑)。
藤岡:すごい一生懸命頑張って。でも、それ以降見てないってことは、多分もう二度とやらないって思ったんだなと思って。
――お二人がゲスト出演された、東山義久さんの20周年記念コンサート(2018年)で、確かピアノ演奏を…。
東山:そうだ、うちの兄貴、弾いてたじゃん「The Rose」(Bette Midler)を。
藤岡:あー! 弾いてた。
東山:弾いてたね。
藤岡:余談なんですけど、よっくんが「The Rose」のリハーサル終わった直後に、僕がピアノの方に行って「The Rose」を弾いたんですよ、わざと。ヤツの心を折ってやろうと思って。
東山:ひど…っ!(笑)。でもウケる。
藤岡:ひどいですよね(笑)。
東山:うちの兄貴とマサくんの絡みと、僕とマサくんの絡みは、また全然違うもんね。本当、見てて面白い。
藤岡:違いますね。例えば僕が東山家に入ったとしたら、末っ子になるじゃないですか。僕がわちゃわちゃ、なんか馬鹿なことを勝手に始めたとして、みっちゃんは受け止めてくれるお兄ちゃんで、よっくんはそれを見ながらも、受け止めてはくれないお兄ちゃん(笑)。
東山:本気で乗っかっちゃうんでしょうね。
藤岡:そう。本気で乗っかっちゃう。よっくんはすごく頼りになるけど、精神年齢はみっちゃんの方が高い。
■東山:ハニエルの対バンに、藤岡さんのお兄さんがパーカッションで出てくれたことも
東山:ははは!(笑)。でも、またこんな話になってるけど、あなたのライブであなたのお兄ちゃんがパーカッションやったって話ですよね。
藤岡:そうでしたね。うちの兄は一般の人なんですけど、当時はサポートでパーカッショニストとかもやっていたんです。
東山:でもそこから始まって、ハニエルとマサくんと絡みもあったり、ハニエルの対バンに、その後も何度か出たりしてくれたり、そういう絡みが多くて。
藤岡:そうですね。ハニエルのライブツアーに僕が参加させてもらった時、打ち上げで最後の最後まで残って付き合わされていたのが、みっちゃんだった。僕が「もっと飲みに行こうよ」って言って、最後の最後まで、朝方まで付き合ってくれて。
東山:そうそう。大阪でそういうのもあったね。
藤岡:僕ら本当にビックリ箱なので。僕は多分、何かをどんどん無責任に投下すると思うんですけど、みっちゃんが全部拾ってくれますから。
東山:本当にもうバクバクですけどね。いやでも本当楽しくやりましょう。ビックリ箱開けましょう!
■東山:一番信頼の置ける藤岡くんとのライブ。毎回違う内容になると思うので楽しみに
――普段のお二人が垣間見えるような、楽しいお話をありがとうございました。最後に、お客さまへメッセージをお願いします。
東山:何度も言っていますが、この格式ある「COTTON CLUB」で、僕が一番信頼の置ける藤岡正明くんとできるこのライブを、是非是非皆さまに観ていただきたいと思います。あのラグジュアリーな空間で、現実を忘れさせられるような、特別なライブ、特別な時間にしていきたいと本当に思っておりますので、僕自身も藤岡くんと二人で楽しみたいと思いますし、お客さまに本当に笑顔で帰ってもらえるような、そういう2日間、4回公演を目指しております。ほぼ同じセットリストですが、何が起きるかわからないビックリ箱なので、1回1回違う内容になると思います。ぜひそちらも楽しみにしていただきたいです。
■藤岡:絶対にその時にしか生まれない 「何か」 を、僕たちも強く期待しているライブ
藤岡:もう本当に話し尽くしたという感じではありますが、素敵で上質な音楽をお届けします。でもやはり生ものなので、絶対にその時にしか生まれない 「何か」 というものを、強く強く僕たちも期待してやっていきたいと思いますし、それが絶対に「できる」という確信があるから、光明くんとやるのが楽しいんです。お客さまにもそれを楽しんでいただきたいですし、一期一会の空間を提供できるという自信がありますので、是非どしどしお越しいただけたらと思います。
※今回開催される『The Song of Stars』コンサート当日に撮影された東山光明さんと藤岡正明さんのサイン入り写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは3月1日(火)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。
とても楽しいインタビューをありがとうございました。
知らなかった裏話もたくさん聞けて嬉しかったです。
ライブも目前に迫ってきました。さらに進化したステージ楽しみです。
楽しいインタビューをありがとうございました。コットンクラブ、前回のライブも本当に楽しくて時間が足りない!と思いました。今回もお二人ならではのコラボを楽しみにしています。
仕事仲間以上の仲の良さが伝わる楽しいインタビューをありがとうございました。おふたりのお兄さんとのエピソードも含め、とてもレアなお話を聞くことができました。藤岡さんの爆弾投下には大笑いしつつもハラハラしてしまうファンですが、それを楽しみつつ受け止めるみっちゃん…素敵です。おふたりのCotton Clubでのライブももうすぐ。どんなビックリ箱なのか…楽しみに参加します。